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都道府県サッカー協会取り組み紹介‐審判委員会の取り組み(沖縄県サッカー協会)
2016年02月22日
各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」「障がい者サッカー」の13テーマの下、紹介しています。全国各地でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続き、審判委員会の取り組みをご紹介いたします。
※以下の寄稿記事は、JFAnews2016年1月情報号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。
審判委員会の取り組み~沖縄県サッカー協会
国吉勝也 審判委員会 委員長
「新たな力の台頭の兆し~沖縄県女子審判員の現状」
私が沖縄県サッカー協会の審判委員長に就任して5年がたちました。この間、1級審判員・1級インストラクターの誕生と2級審判員の増加を目標に掲げ、さまざまな施策に取り組んできました。多くのサッカー関係者、サッカーファミリーの協力があり、一定の成果を挙げることができていると考えています。
沖縄県は全国と比較して、女子およびユース年代の審判員の登録数が多い一方で、上級ライセンス保持者が少ない状況にありました。こうした課題を克服すべく、数年前から、将来的に上級を目指す人材を5~10人程度に絞り込み、ユース審判員や女子審判員の育成と強化に向けて積極的に取り組んできました。その甲斐もあり、自らの意思で上級ライセンスを目指すユース審判員、女子審判員が増えていることを実感しています。
特に女子審判員は近年、2級審判員を4人(進学のため2人は他県で活動中)、3級審判員を5人輩出しており、徐々にではありますが、審判員の養成に力を入れてきた成果が表れ始めています。沖縄県唯一の女子1級ライセンスを持つ桑原里佳子審判員が長年にわたって活躍していますが、彼女に続く人材を送り出すことができました。
今後の課題としては、ユース、女子審判員の育成カリキュラムを完成させ、指導の方向性をより明確にしていくことが挙げられます。
沖縄県においてどのように審判員を育てていくか、それをテーマに皆で話し合い、カリキュラムの改善を図っていかなければならないと考えています。一人でも多くの2級審判員、1級審判員を輩出できるよう、育成現場の環境改善に力を注いでいきたいと思います。
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