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J1・J2担当審判員研修会を開催
2019年10月02日
J1・J2担当審判員研修会が9月21日(土)・22日(日)・23日(月・祝)の3日間に分散開催されました。
JFAハウスで行われた研修会には計104名の審判員が参加し、下記の講義が行われました。
①重要な場面での主審と副審の協力
②「トピックス」規則の改正及び追加指示
参加者コメント
上田益也 1級審判員(愛知県)
今回は「重要な場面での主審と副審の協力」というテーマで研修を行いました。試合中の審判員間のコミュニケーションの手順やタイミングをグループディスカッション形式で話し合い、正しい判定につながるよう意思統一を図ることができました。主審と副審が正しくプレーを見極め、正確な情報を素早く共有することがポイントとなるため、見極めの難しい事象ほど、良い協力関係を発揮できるよう意見交換を行いました。
また、競技規則が8月から改正されたため、重要項目の該当シーンを映像で振り返り、統一した基準で判定できるよう再確認しました。
リーグ戦終盤はより大きなプレッシャーの中で正しい判定が求められます。自分の判定に勇気と自信をもって競技者やチームから信頼されるレフェリングができるよう、最後まで集中力を保ってゲームを担当していきます。
中澤涼 1級審判員(三重県)
今回の研修会は「価値を加えることで潜在能力を発揮する」そして、リーグ終盤になり難しい状況や局面が予測される中であっても、「プレッシャーのもとでも強くあれ」というテーマのもとで始まりました。
「重要な場面での主審と副審の協力」について講義・ディスカッションが行われ、副審として、「いつ・どのタイミングで・どのような方法を用いて」主審に伝える(サポートする)のか、また判定をする中で「副審としての警告音を鳴らして」準備し、状況を確認し・伝えて「審判チームとして効果的」に働くことを再確認しました。そして自分の能力を信じ、なにか起きそうなサインを見逃さず、気付きを持ち、重要な決定には「勇気」と「信念」を持って判定することを大切であると学びました。チームワークは主審・副審・第4審判員それぞれが持っている情報を審判チームとして「伝え・共有し・助け合うこと」でより良い判定・判断ができると感じました。
リーグも終盤になり非常に厳しい試合が続きますが、審判チームとしてしっかり準備し、高い集中力・強い信念・勇気・そして自信を持って今後の試合に向けて全力で取り組んでいきたいと思います。