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第2回J3担当審判員研修会を開催
2019年10月23日
第2回J3担当審判員研修会を10月14日(月・祝)にJFAハウスにて開催しました。
主な研修内容は下記の通りです。
・競技規則の改正について
・協力と責任
インストラクターコメント
扇谷健司 インストラクター
J3担当審判員研修会を10月14日JFAハウスで開催し、主審、副審総勢30名が参加しました。
今回のテーマは「2019/2020 競技規則-解釈に関する重要な説明」と「協力と責任」で、グループディスカッションを中心に行いました。
「競技規則の説明」については、チーム役員への懲戒罰や交代の手順、ドロップボールでの再開についてなど、7月の改正で改めて説明が必要な部分を中心に理解を深めてもらいました。
「協力と責任」については、実際のJ3の試合の映像を中心に、その場面での主審としての責任はなにか?副審としての責任はなにか?についてグループディスカッションを行いました。
J3リーグも残り8節となりました。選手やチーム、サポーターの方々が満足するような判定、パフォーマンスを審判チームとして提供しつつ、審判員自身も悔いなくシーズンが終了できるよう最後まで力を発揮してもらいたいと思います。
参加者コメント
田中玲匡 1級審判員(新潟県)
今回はJ3担当審判員でシーズン終盤の残り8節に向けて「協力と責任」というテーマで研修会が行われました。
今シーズンに起きた事象から「良かった点、改善点、主審として、副審として」といった観点からディスカッション形式で意見を出し合い、意思統一を図ることができました。それぞれの状況で主審として副審がどこをみているのか、どこが見辛いのかを理解することができました。色々な状況がある中で最も重要なことは、主審の方が近くにいるから、副審の方が近くにいるからと責任転嫁をするのではなく、主審と副審がそれぞれで責任をもって判断、判定をして情報を伝えることが大切だと感じました。また、情報を共有して正しい判定に導けるようにしていきたいです。
シーズン終盤で難しい状況が続くと思いますが、担当した試合ではより一層の責任を持って試合に臨みたいと思います。
坂本晋悟 1級審判員(富山県)
今回は「競技規則の改正」と「協力と責任」というテーマで研修を行いました。
まず「競技規則の改正」のテーマでは、改正後の2ヶ月間で実際に起こった該当事象の映像を見て、判定基準の統一を改めて確認しました。
次に「協力と責任」のテーマでは、難しい判定が求められるシーンの映像を見て、ディスカッションしました。審判チームとして協力すること、主審・副審がそれぞれの責任を果たすことにより、良い判定につながることになると感じました。また主審側・副審側のそれぞれの意見を出し合い議論したことにより、お互いにサポートしなければならないシーン、副審が主導権を持って判断しなければならないシーンがより明確になりました。
リーグ戦も終盤になり、これまで以上に難しくプレッシャーのかかる状況が予想されますが、担当する試合では副審としての責任を果たし、審判団としてより良い判定となるよう取り組んでいきます。