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2022年度フットサル2級・女子2級審判員強化研修会を実施
2022年01月19日
例年全日本U15フットサル選手権大会に合わせて本研修会を行っておりましたが、本年度より大会前後のオンライン研修会を行うこととし、以下の日程で開催しました。各地域からフットサル2級審判員を派遣いただきました。
12月21日(火)事前研修会@オンライン
・試合に備えて
・テーマ「チームワーク/協力/助け合い」
・健康管理/トレーニング
・大会要項確認
1月8日(土)~1月10日(月・祝)
・プラクティカルトレーニング
ウォーミングアップの方法/ポジショニング
JFA 第25回全日本U15フットサル選手権大会/JFA 第10回全日本U15女子フットサル選手権大会にて実践
・1次ラウンド、決勝ラウンド(準決勝)
1月15日(土)振り返り研修会@オンライン
・事前準備および実践における各テーマに対する取り組みについてのフィードバック
インストラクターコメント
櫻田雅裕 フットサル1級インストラクター(千葉県)
新型コロナウイルス感染拡大防止も踏まえて、本研修会の事前研修と振り返りをWEBにて開催し、実践を大会にて実施することとなりました。事前研修を実施することにより、各自の意識の向上や大会までに準備する期間を設けることで、受講生がより積極的に取り組む姿勢が見られ、事前研修の効果も見られました。
大会直前から環境が変化し、厳しい環境へと移りつつありますが、細心の注意を払い、健康と安全を確保して、今回得たことを活かして活動が継続できるよう取り組んで頂きたいと願っています。今後もさらに良い環境を探りながら、全体がより良い方向へ向かえるよう試行して取り組んでいきたいと考えています。
参加者コメント
高橋凛平 フットサル2級審判員(関東/東京都)
今回の研修会では、事前研修、実地研修、事後研修の3回に分け、対面形式とオンライン形式を組み合わせた時代の流れに沿った形で行われました。
本研修会のテーマは、①「自分の能力を発揮できるポジショニングを続ける」、②「チームワーク向上を目指して」の2つでした。
事前研修では、チームワークについて、「良いチームワークを発揮するために情報共有やコミュニケーションだけでなく、各々の審判員を理解することも大切である」という言葉が印象に残りました。
実地研修では、事前研修で学んだことを意識して取り組み、毎試合、インストラクターの方と振り返りを行い、トライを続けました。特に本研修会のテーマの①「自分の能力を発揮できるポジショニングを続ける」の末尾に「続ける」とあるように1度だけでなく、継続することを意識してほしいとインストラクターの方々からご指導いただきました。大会初日はうまくいかない部分もありましたが、最終日には継続して適切なポジショニングと良いチームワークを発揮することができました。本研修会では、自分と同年代の参加者が多く、他地域の同年代の審判員と交流を深める貴重な機会となったとともにこれから切磋琢磨していく審判員に出会え、良い刺激となりました。
本研修会で学んだことを地域に還元すると共に、自らも学んだことを継続して行い、より上のステージで活躍できるように努めてまいります。
最後に本研修会、本大会にご尽力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
増田圭佑 フットサル2級審判員(東海/三重県)
JFA 全日本U-15フットサル選手権大会(男女)では全国から各地域の審判員が集まる2級審判員強化研修会が2年ぶりに開催されました。大会前には、オンライン研修会も開催され、インストラクターから①自身の能力を発揮できるポジショニングを続ける②チームワークの向上を目指して、という2つのテーマを示していただき、大会に参加させていただきました。テーマ①自身の能力を発揮できるポジショニングを続ける、では、事前研修会での映像分析や大会前日のプラクティカルトレーニングで、審判団の視野分担や主審と第2審判のポジションチェンジ等について共有し大会に挑みました。試合中は常に説得力のあるポジショニングを確保し判定をし続ける必要がありますが、実際の試合では当初、状況に合ったポジショニングを予測し行動する難しさに直面しました。しかし、研修生同士で会話することで、視野分担が明確になり余裕のあるポジショニングが生まれたことにより正確な判定ができたシーンもありました。常に状況に合ったポジショニングを続けることで自分自身とパートナーとの能力を発揮できることにも繋がると身をもって感じました。テーマ②チームワークの向上を目指して、では、チームワークを高めるため、⑴ビジョンの共有⑵役割設定⑶コミュニケーション円滑化⑷情報共有の4点を学びました。どんなタイミングで、誰が、どのように伝えて援助するかなどを参加審判員と共有することでチームワークの向上を図る良い機会となり大会や試合を通じてチームワークが向上していきました。これからも審判チームのより良い協力を目指して、研鑽を積みながら実践してまいります。今回の9名の研修生とは、日を追うごとに相互理解が深まり良い判定ができました。常に切磋琢磨しながらも、共に学ぶ仲間としてより良い関係を築くことができたと感じております。また、大会終了後の事後研修会も開催され、示されたテーマに対して実践できたことや課題点も明確になりました。今回学んだ内容を活動する地域に持ち帰り、他の審判と共有することでフットサルの向上につなげていきたいです。最後に、コロナ禍の中、本大会を開催いただいた、日本サッカー協会並びに三重県サッカー協会の皆様、本研修をご準備いただいた日本サッカー協会審判部、インストラクターの皆様、共に活動した審判員の方々をはじめとした関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
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