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2022/23シーズン 日本女子フットサルリーグ開幕前審判研修会実施レポート
2022年05月17日
5月7日(土)、8日(日)の2日間にわたり、高円宮記念JFA夢フィールドにて日本女子フットサルリーグ開幕前審判研修会を実施しました。オンラインを併用しながらも、2年ぶりに集合参加者を交えた形式での開催となった研修は、冒頭に扇谷健司審判委員長と4月より新法人となった(一社)日本フットサルトップリーグ小野寺隆彦専務理事の挨拶で始まり、その後、より説得あるコントロールを目指して判定に「自信」を持つことをテーマに、JFAフィジカルフィットネスプロジェクト中村大輔氏より「フットサルレフェリーに必要な体力要素とトレーニング」の講義、プラクティカルトレーニング等を実施しました。さらに2022/23シーズンのスタンダードの確認も行い、久々の集合研修を通して、お互いの顔を見ての会話がより理解を深めることを実感する時間となりました。
インストラクターコメント
町田正子 フットサル1級審判インストラクター(青森県)
今回、インストラクターの立場として初めて研修会に参加させていただきました。集合+webによる形での研修会となりましたが、webだけでは伝わりにくいニュアンスも、身振り手振りを交えながら講義することにより、参加者の反応を目だけではなく雰囲気で感じることができ、ダイレクトに思いを受け止めることができたと感じました。また、webでの参加者にも、集合した参加者と同様に思いを率直に述べられる、質問できる環境作りに工夫がなされたため、会場とwebが一体となった研修会になったと感じています。インストラクターとしては、まだまだ駆け出しの立場でありますので、こういった研修会を通し、審判員に寄り添いながら、指導者として導くべき部分はしっかりと見極め、共に成長していきたいと思います。そして、今回の研修を受けた審判員の、今シーズンの更なる活躍を期待しています。
参加者コメント
増田亜希 フットサル1級審判員(静岡県)
夢フィールドで開催された今回の研修会では、日本女子フットサルリーグ担当審判員の大部分が現地に集まり、2年ぶりの集合型研修会となりました。オンライン研修会ではなかなか経験できないプラクティカルトレーニングが1日目の午後のメイン研修となり、インカムを使用して複数の審判員が事象についてサポートし合うトレーニングなど、実戦を意識した研修を行いました。短い時間の中で起こる事象に対して正解を導き出せるように情報を伝えることの難しさや、実際の試合ではいつどこで何が起こるかわからない中で予測のアンテナをどう張っていくか考えさせられた1日となりました。他にも、フィジカルフィットネスプロジェクト中村氏による、持久力の観点からのフットサルレフェリーに必要な体力要素とトレーニング方法の講義では、トレーニングの原理・原則をわかりやすく教えていただき、その指標として心拍数の記録が活用できるのではないかと、今後のトレーニングが楽しみになるような内容でした。また、昨シーズンの映像を見ながら振り返りをし、意見交換を行ったり、今シーズンのスタンダードを学んだり、大変充実した2日間となりました。
開幕までの限られた時間、今シーズンのテーマである「自信」を持った判定、それが感じられる姿勢、そこに繋がるトレーニングの実施により、よい準備をしていきたいと思います。
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