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2023/24シーズンFリーグ開幕前研修会
2023年05月17日
2023年5月5日(金)~7日(日)の3日間、高円宮記念JFA夢フィールドにおいて、Fリーグ担当審判員のリーグ戦開幕前の研修会を実施しました。
研修会は、扇谷審判委員長の挨拶でスタートし、一般社団法人日本フットサルトップリーグ専務理事の小野寺隆彦氏からFリーグ2023/2024シーズンについての話がありました。
その後も、昨シーズンの振り返りや、レフェリングについての講義、レフェリングスタンダードの確認、などを行いました。
会場を夢フィールドのフットサルアリーナに移して、実技のプラクティカルトレーニングも実施しました。
指導者コメント
小崎知広 フットサル1級インストラクター(大阪府)
翌年にワールドカップを控えアジア予選も開催されるFリーグ17年目のシーズンが始まります。3年間のコロナ禍を経て、ようやくFリーグのある日常が戻ってきました。
担当審判員の皆さんと共に、より魅力的なフットサルを提供できるよう我々審判指導者も努めてまいります。レフェリーウェアをスポンサード頂くATHLETA様をはじめ、Fリーグ審判チームをサポート頂く全ての皆様に感謝いたします。
今シーズン1回目の研修会では「テクニカルエリアのマネジメント」「選手の安全を守ること」に注力することを確認・共有しました。
試合の公正・公平性を保証するには安全を脅かすプレーを排除する必要があり、そのために必要な考え方を確認・共有しました。併せて、リーグやチームの皆さんと協力し、競技規則に則ってテクニカルエリアの適切な管理に努める方針を確認しました。
これらは試合の流れをスムーズにし魅力あるフットサルを提供するための我々のチャレンジです。このリーグに関わる全ての方に競技規則への理解、選手の安全なプレー環境への配慮を深めて頂き、審判員の試合運営にご協力頂ければと思います。
株式会社ベアリッジ様にサポート頂くブリッジコム(音声コミュニケーションシステム)の有効な活用方法についても議論を深め実践するためのトレーニングを行いました。二人のレフェリーが笛を吹くフットサルのレフェリーシステムにおいて、審判チームが情報を共有し、相互をサポートするための音声情報は非常に重要です。システムのメリットを生かしデメリットを我々の工夫で解決することで、試合の円滑な進行に努めてまいります。日々の仕事や生活の中で懸命にコンディションを整えて頂く審判員の皆さんに少しでも役立てて頂きたく、栄養学についての学びの時間も設けました。
審判員の皆さんの献身的な努力と情熱に感謝すると共に、今シーズンのピッチ上での活躍を期待しています。また新たなシーズンがFリーグに関わる全ての人にとって素晴らしいものであることを願っております。
参加者コメント
野下隆志 フットサル1級審判員(大阪府)
昨年に引き続き、高円宮記念JFA夢フィールドという素晴らしい環境の中、3日間の研修会に参加させていただきました。まずは、今回の開催に向けてご尽力くださいました皆様に御礼申し上げます。
「日本のフットサルをより魅力あるものとするために強い意志を持って対応しよう」というテーマを基に開催された研修では、
試合をスムーズに運営するために欠かせないコミュニケーション技術(コミュニケーションシステムの活用・副審との協力)や、選手の安全を守るための審判員としての心構え(マネジメントの重要性)を、映像やプラクティックを通して深く学びました。
2023/2024シーズンのスタンダードの確認・共有も行い、開幕に向けて身の引き締まる思いでいっぱいです。
Fリーグ担当審判員としてより良いパフォーマンスを発揮できるよう、万全の準備で臨みたいと思います。
松田卓磨 フットサル1級審判員(千葉県)
Fリーグ担当審判員約40名が一堂に会した本研修会。2週間も経たないうちにリーグカップが開幕し、いよいよ2023/2024シーズンが始まるというタイミングで、各審判員が共通理解を持つ良い機会となりました。
私たちがこの3日間で学び、取り組んだことは全て、日本のフットサルをより魅力あるものにするためです。
試合に欠かせない存在で、トップリーグの選手として、いつも素晴らしいプレーを見せてくださる皆さんの安全を守り、その選手を支えるコーチングスタッフ、運営スタッフの皆さんからのご理解、ご協力を得ながら、ピッチ内だけでなく周辺の環境も整えます。
そのために、我々審判員は強い意志を持って対応し、これを”habit”にしていこう、と研修会中に何度も確認しました。
これらのアクションが、選手の皆さんがプレーに集中できる試合環境整備に繋がり、常日頃アリーナに足を運んでくださるフットサルファン、サポーターの皆様はもちろんのこと、初めて現地で、中継で、Fリーグを観てくださる皆様の心を揺さぶり、この競技の発展に繋がっていけば幸いです。
そして、リーグに関わる全員の協力で、日本全国のフットサルファミリーが増え、サッカーとともに、フットサル文化がこの国に根付いていくことを願ってやみません。
最後に、今研修を開催するにあたってご尽力いただきました、全ての皆様に御礼申し上げます。