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【報告】2023年度審判インストラクタートレセン 8/19~29@東北FA
2023年08月31日
JFAでは、地域サッカー協会と連携して審判指導者の質の向上を目的とした事業を行っております。
今回は、東北サッカー協会審判委員会が行っている事業を紹介します。
概要
8月9日(水) Web
20:00~ | 東北審判トレセン(北東北)開催前事前研修 |
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8月19日(土) 青森県総合社会教育センター、青森山田高校グラウンド他
12:00~ | 東北審判トレセン(北東北)開講式 トレセンテーマ【判定に説得力を持たせるポジション(位置と角度)の追求】 |
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14:00~ | 青森ユース(U-18)サッカーフェステバル試合・審判実践 |
17:30~ | フィードバック・事象分析・全体共有 |
8月20日(日) カクヒロアスレチックスタジアム
9:00~ | 青森ユース(U-18)サッカーフェステバル試合・審判実践(3決・決勝) |
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12:30~ | フィードバック・事象分析・全体共有 |
14:00~ | 閉講式(次回開催への擦り合わせ) |
終了後 | インストラクターによる振り返り、評価の擦り合わせ |
運営者コメント
髙橋寿 イントレマネジャー/1級審判インストラクター(秋田県サッカー協会)
今年度より、数年前まで実施していた「審判トレセン」を復活し、審判員の指導実践をメインとした研修を実施しました。テーマは【判定に説得力を持たせるポジション(位置と角度)の追求】としました。目的は今後東北のトップリーグを担当する審判員の育成ですが、これまでインストラクターが受講してきたイントレのスキルを生かし、映像切り取りによる事象分析、チュータリング・ティーチングを取り入れたフィードバックの実践などを行いながら、審判員指導に重点を置いた研修を行いました。今年度は各県1回の持ち回りによる実施を計画していますが、プラクティカルトレーニングは必須で実施することとしており、インストラクターの自己研鑽も目的にしながら、上級を目指す審判員の育成・実践指導に重点を置いて指導力向上に努めてまいります。
川村聖一 北東北トレセンチーフ/1級審判インストラクター(青森県サッカー協会)
養成フェーズを受講した青森県FAの指導者を中心に、T2カテゴリーからT1カテゴリー(トップリーグ担当)の審判員を育成するため東北トレセンとして、審判員を育てるためには指導者も共に学ぶことを確認し、事前のweb研修と全国の強豪チームが集う青森ユースフェスティバルでの試合実践という研修ができたことは、コロナ禍で得た我々の強みでもありスケジュールも円滑に行えました。そして、審判員のために何ができたのかという点では、2日目は、2万人は集客できる素晴らしいスタジアムで実践できたこと。審判員の集合時の硬い表情とフィードバッグ後、課題はあったもののひとつの役割を達成し安堵した表情を比較すると逞しさを感じました。結びになりますが、努力は裏切らない。今後も繰り返しチャレンジすることで共に向上していきましょう。
受講者コメント
中山順哉 2級審判インストラクター(青森県サッカー協会)
コロナ感染症対応が移行してから自身最初の集合形式の研修会となりました。
北東北3県の若手審判員が集い行われた研修会は、①WEBでの事前研修会での自己紹介・研修テーマ及びタイムスケジュールの確認、②審判実技、③個別の映像分析・ふり返り、④全体研修会の内容で行われ、メインテーマに加え、各審判員個人の課題に対しても克服の端緒となった実りある研修会となりました。
これからの東北協会を牽引して行く若手審判員が、躍動する姿を目にし、自分自身も現状維持に満足することなくインストラクターとして活動することを再確認できた良い機会となりました。
最後に、今回の研修会に試合を提供してくださった大会関係者の皆様、研修会を設けてくださった方々に感謝申し上げます。
藤尾拓輝 2級審判員(岩手県サッカー協会)
「判定に説得力を持たせるポジション(位置と角度)の追求」をテーマに今回のトレセンに参加しました。しっかりテーマを意識して試合に臨むことで、争点への動き出しやプレーが見える角度を取りながら行うことができました。試合後のフィードバックでは、映像を見ながら良かった点や改善点などを分かりやすくご指導いただきとても勉強になりました。今後の試合でも、自分のテーマを持ちながら、審判員の皆さんと協力して試合で多くのことを経験して学んでいきたいと思います。今回トレセンに参加させていただきありがとうございました。