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vol.005「サッカーの大会でのリスペクトキャンペーン EURO~FIFA U-20女子ワールドカップ2012」 リスペクトプロジェクトメンバー 今井純子

2012年06月26日

4年に一度のEUROが、ポーランドとウクライナで開催されています。日本にとっては夜中の試合になりつらいところですが、 睡眠不足になりながらもテレビでご覧になっている方も多いのではないでしょうか。
このメルマガが配信される頃には大詰め、準決勝と決勝を残すのみとなっています。
UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)も、ミッションステートメントとして“11Values”(11の価値基準)を掲げています。
その10番目がリスペクトです。詳細は、今後、FCのホームページの世界の仲間たちの項でご紹介していきます。
今回のEURO2012でも、リスペクトに関するキャンペーンを積極的に推進しています。サッカーの存在、社会に果たすべき役割がますます大きくなっていることの証です。キャンペーンには、大きく4つの取り組みがあります。

1)”Respect Diversity”多様性へのリスペクト(人種差別反対を中心にした取り組み)
2)“Respect FanCulture”ファンカルチャーへのリスペクト(8つの開催都市にファン大使館を置き、ファンの移動をサポート)
3)“Respect Inclusion”統合のリスペクト(誰もがサッカーを通して社会に同様に組み込まれることができると
いう取り組み。障害者の観戦のサポート、障害者スポーツのプログラム、将来に向けての基金の3つの柱から成る。UEFAは今大会1ゴールにつき?3000を寄附)
4)“Respect Your Health”健康へのリスペクト(子ども達と家族の健康促進。食生活、禁煙、身体活動の促進等。
スポーツのセッションと健康教育を合わせた活動を企画)です。

社会的に重要な幅の広いリスペクトの取り組みが、このEUROという注目度の高い大きな大会の機会を通してプロモーションされます。
日本でも、今年、FIFA U-20女子ワールドカップが開催されることになりました。ウズベキスタンで開催されることになっていましたが、今年に入り急きょ代替での開催が決定しました。
これをまたとない好機ととらえ、様々な面でレガシー、財産が後に残り育っていくよう、取り組んでいきたいと考えています。くしくも今年は、2002年FIFAワールドカップから10周年にあたります。
私達に普及、文化・社会面も含めた幅広い大きな財産を残したワールドカップを振り返りながら、10年後に日本で行うこととなった今大会を良い大会にしていきたいものです。
この大会でも、リスペクトもキャンペーンを行います。リスペクトFC Japanは、昨年9月3日、FIFAフェアプレーデイズの際にキックオフしました。
この大会中に、ちょうど一周年を迎えます。今年も同時期にFIFAフェアプレーデイズがあり、9月4日、大会の準決勝にて、リスペクト・フェアプレーのセレモニーが予定されています。
我々FCでも、この日にちなんで、イベントを計画しています。詳細は決まり次第お知らせいたします。もう一つ、準決勝に、リスペクトFCJapanのメンバー大集合を計画しています。国立競技場に集まり、私達が愛するサッカーというゲームを一緒に応援しませんか。
シンポジウムおよび大集合に関しては、詳細が決まり次第、FCのホームページおよびメールマガジンにてインフォメーションをさせていただきます。ぜひ、奮ってご参加いただければと思います。

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