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SAMURAI BLUE、乾選手と塩谷選手合流で23人揃って練習~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2019年01月07日
AFCアジアカップ2019 UAEの初戦へ向けて調整中のSAMURAI BLUE(日本代表)は1月6日(日)、アブダビ市内で非公開練習を行い、追加招集されたMF乾貴士選手(レアル・ベティス)とDF塩谷司選手(アルアイン)が合流して、ようやくチーム23人全員が揃いました。
涼しさを感じる夕方から始まった練習冒頭で、負傷で離脱したMF中島翔哉選手(ポルティモネンセSC)とMF守田英正選手(川崎フロンターレ)に代わって急遽追加招集された乾選手と塩谷選手が紹介されてチームメイトに挨拶をすると、メンバーから笑顔がこぼれ、拍手が起こっていました。
この日、1時間半を超えた練習は冒頭15分以外を非公開で実施。公開された冒頭部分ではジョギングや、細かいステップワークなどアジリティを高める練習で体をほぐし、2人一組でキックやパス交換、ボールを競い合うデュエルの動きなどを行いました。その後は、9日(水)のトルクメニスタンとの初戦へ向けて、非公開にして戦術の確認などに時間を割きました。
練習には、右臀部打撲の影響で別調整が続いていたFW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)、発熱でUAE入りが遅れて別調整だったMF遠藤航選手(シントトロイデンVV)、所属クラブでの試合の疲労回復のために4日の到着後に休養していたDF吉田麻也選手(サウサンプトン)とFW武藤嘉紀選手(ニューカッスル・ユナイテッド)も参加しました。
乾選手は昨年夏の2018 FIFAワールドカップロシア大会以来の代表復帰で、ロシアでは大会直前に約半年ぶりに招集されながらも2ゴールの活躍で日本のベスト16入りに貢献しました。乾選手は、「戻りたいという思いはすごくあった。こういう形でもチャンスだと思う。みんなで優勝を勝ち取りたい」と話し、「一番はチームのためにやることとチームが勝つこと。それをしっかり表現できるようにやっていきたい」と語りました。
一方、塩谷選手は2015年以来の代表での活動になりますが、森保一監督は前所属のサンフレッチェ広島時代の指揮官です。アルアインでは先月のFIFAクラブワールドカップをはじめ、年末28日まで行われていた公式戦にも出場していました。
「まさか呼ばれるとは思っていなかったので、ちょっとびっくりした」という塩谷選手は、「代表は長い間呼ばれていなかったが、UAEに来た時からこの大会に出るのが目標だった。日本代表が優勝するために自分にできることをしたい。前回大会は試合に出られなかったので、今回は何か残せるようにしたい」と話しました。
また、今回のチームメンバーについては「一緒にやったことがある選手や、初対面でもプレーを見たことがある選手たちばかり。特長は分かっている。初戦へ最高の準備をしていく」と力強く語りました。
大会は前日5日に開幕。2大会ぶり大会史上最多5回目の優勝を目指す日本はグループFで9日のトルクメニスタン、13日(日)にオマーンとアブダビで対戦し、グループステージ最終戦はアルアインに移って17日(木)にウズベキスタンと対戦します。
大会2日目のこの日は、グループAのインドがタイを4-1で下し、グループBではシリアがパレスチナと0-0で引き分け、オーストラリアがヨルダンに0-1で敗れる波乱がありました。
各グループ上位2チームと3位の中から上位4チームがノックアウトステージに進出できます。決勝は2月1日(金)にアブダビで開催されます。
選手コメント
GK #1 東口順昭 選手(ガンバ大阪)
みんな和やかにやっていますし、誰が出ても結果が残せるような雰囲気づくりはできていると思います。グループステージは初戦がすごく大事です。対日本となったら相手はしっかり守ってくると思うので、難しくなってきます。細心の注意を持って試合に入っていかなければと思っています。
DF #18 塩谷司 選手(アルアイン)
まさか呼ばれると思っていなかったので、招集の電話が来たときには何かここでのことで聞きたいことがあるのかと思いました。代表はずっと自分の中で目標の一つとしてあったので、追加でも呼ばれたことは自分にとって一つ前進だと思います。練習は楽しくできました。日本にいた時よりもすごくタフになって、精神的に成長できていると思っているので、こういう素晴らしい舞台を与えてもらえてありがたいですし、ここでどれだけ今の自分の姿を表現できるかは自分にとって一つの課題でもあると思っています。
MF #6 遠藤航 選手(シントトロイデンVV)
試合も年末までやっていましたし、そんなにコンディションが落ちているとは思いません。ゲーム形式のトレーニングなどですぐに戻ると思います。みんなコンディションをしっかり上げていくところで、自分もここから上げて、初戦へ向けて準備します。チームとしては良い準備ができていると思います。怪我で離脱者が出たりしましたが、ボランチもやれる選手がいるので、心配せずにチームとして戦っていければと思います。
MF #10 乾貴士 選手(レアル・ベティス)
コンディションは練習もずっとやっていたので全く問題ありません。すごく楽しそうにみんながやっていたのでうらやましいなという感じで見ていましし、戻りたいという思いがすごくありました。自分の良いところを出してチームの役に立てるようにして、みんなで優勝を勝ち取りたいと思います。ロシア大会の思い出話とかもあり、みんなでワイワイやっています。あの時のようなパフォーマンスを出していければ一番いいですし、出していけるように、まずは初戦へ向けていつチャンスが来てもいいようにやっていきます。
FW #13 武藤嘉紀 選手(ニューカッスル・ユナイテッド)
チーム事情もあって代表に行きたくても行けなかったこともありましたが、ベテランと若手が融合して素晴らしいサッカーができてきていると思うので、そこに自分がすんなりと入れるようにイメージを持っていました。若手が躍動していますが、僕らも躍動しなくてはいけないですし、経験をしっかりと活かして、結果を出すことや若手のサポートはしていかなくてはいけないと思っています。クラブでは出ればやれている自信はありますし、リバプールもマンUも怖い相手はいないです。
スケジュール
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塩谷司 選手(アルアイン/UAE)インタビュー
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乾貴士 選手(レアル・ベティス/スペイン)インタビュー
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武藤嘉紀 選手(1.FSVマインツ05/ドイツ)インタビュー
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
グループステージ:
2019/1/9(水) 20:00キックオフ(日本時間)
vs トルクメニスタン代表
2019/1/13(日) 22:30キックオフ(日本時間)
vs オマーン代表
2019/1/17(木) 22:30キックオフ(日本時間)
vs ウズベキスタン代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定
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