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SAMURAI BLUE、ベトナムとの8強対決へ調整~AFCアジアカップUAE2019(1/5~2/1)~
2019年01月23日
AFCアジアカップUAE 2019で8強に進出したSAMURAI BLUE(日本代表)は1月22日(火)、サウジアラビアとのラウンド16から一夜明けてシャルジャ市内で練習し、2日後に迎える準々決勝のベトナム戦へ調整を行いました。
前日のサウジアラビア戦に先発したMF原口元気選手(ハノーファー96)や代表初ゴールであの試合唯一の得点を決めたDF冨安健洋選手(シントトロイデンVV)らは、ホテルでリカバリーに努め、交代出場したMF伊東純也選手(柏レイソル)やDF塩谷司選手(アルアイン)、FW北川航也選手(清水エスパルス)と出場機会のなかった選手たちは、乾いた強い陽射しの下、昼前からグラウンドで汗を流しました。
ランニングやリフティングで体をほぐすと、ボール回しではタッチ数制限を設けてポイント制で競い合うなど、リラクゼーションの要素も取り入れながら行い、選手たちは歓声を挙げながらボールを追っていました。
その後は狭いエリアで攻撃の組み立てパターンの確認やシュート練習を行い、4対4でフリーマン1人とGKを付けて対人練習を実施。ここでもタッチ数に制限を設けながら、狭いエリアで素早い攻守の切り替えやパスワークなどを意識して取り組みました。
これまで別メニュー調整が続いていたGK東口順昭選手(ガンバ大阪)も全体練習に合流し、左右へジャンプしてのセービングやシュートブロックなどの基本練習をはじめ、前述の4対4の対人練習にもフル参戦しました。
全体練習の後には、ポジションごとに各自がパート練習を実施。MF乾貴士選手(レアル・ベティス)や北川選手らはシュート練習を行い、塩谷選手はキックの感触を確かめるようにプレースキックを繰り返し、伊東選手はサイドを攻め上がってクロスボールを入れていました。また、FW大迫勇也選手(ベルダー・ブレーメン)は強度の高いダッシュを繰り返していました。
チームは練習後にホテルで昼食を摂り、午後、次の試合開催地であるドバイへ陸路で入りました。
23日(水)にはベトナム戦の試合会場であるアルマクトームスタジアムを訪れてピッチチェックを実施。芝生の養生のために同スタジアムでの公式練習ができないため、その後、ドバイ市内のグラウンドで最終調整を行います。
ベトナムはグループステージをイラン、イラクに次いで1勝2敗の3位で突破。ラウンド16では準々決勝と同じアルマクトゥームスタジアムでヨルダンと延長1-1の後にPK戦で競り勝っての8強進出です。
また、大会はこの日までにラウンド16の対戦が終了。ベスト8進出チームが出揃い、組み合わせが決まりました。24日(木)の日本対ベトナム戦以外は、中国対イラン(現地時間24日、アブダビ)、オーストラリア対UAE(現地時間25日、アルアイン)、韓国対カタール(現地時間25日、アブダビ)となりました。
選手コメント
GK #1 東口順昭 選手(ガンバ大阪)
もっと上げて行かなくてはならないところもありますが、このままやっていきたいと思います。チームに迷惑をかけているので、もう一回しっかりプレーでチームに貢献できるようにしていきたいです。ベトナムはここまで勝っていますし、勢いはあるようですし、国自体もとても盛り上がっているみたいなので、その勢いを持って臨んでくるのではないかと思います。
DF #3 室屋成 選手(FC東京)
グループステージから難しい試合が多かったですし、一発勝負で何が起こるか分かりません。ベトナム戦も警戒しないといけないですし、気を抜いたら一発行かれると思うので、本当に気をつけないといけないと思います。チャンスがあれば期待に応えたいですし、そういう準備は、サウジアラビア戦に出ていない選手全員ができています。こういう大会では出ていない選手が大事になるので、しっかり次の準備をしたいです。個人的には純粋にこうしてここにいられることがすごく幸せだと思えているので、すごくいい心状態だと思います。
DF #4 佐々木翔 選手(サンフレッチェ広島)
サウジアラビアにチームとして1点守り切って勝てたのはいいことですし、全員でハードワークして勝利を掴めたのは今後につながるのではないかと思います。次の起用を決めるのは監督なので、僕らはいつ選ばれてもいいように、チョイスしてもらえるように、いい準備をしたいと思います。
DF #18 塩谷司 選手(アルアイン)
昨日の試合は、内容として良かったとは言えない中で勝ち切れたのは、チームとして本当に大きいと思いますし、勝ちにこだわることが大事だと思います。次のベトナムは、ここ数年ですごく力を付けてきた国だと思いますし、ここまで残っているのはまぐれや運ではなくて実力。それだけ力のあるチームだと思います。相手に対して受け身にならないように、相手に合わせるのではなくて、自分たちからしっかりアクションを起こして、高い運動量をもって、球際など基本のところでしっかり負けないことが大事だと思います。
MF #7 柴崎岳 選手(ヘタフェCF)
サウジアラビア戦はチームの戦い方としてはブレていなかったですし、誰か一人がはみ出すこともありませんでした。チームが試合を通して1つの生き物のような感覚で、意思統一ができたのは収穫でした。もう1テンポ加えていたら、前線の選手を活かすことができたかなと思います。カウンターは決めるチャンスがかなりあったのに、そこを仕留め切れなかったのは課題です。
MF #10 乾貴士 選手(レアル・ベティス)
サウジアラビア戦は出ている 選手はみんな我慢強く戦いましたし、ゲーム内容はいいとは言い切れないですが、1発勝負のノックアウトステージで日本がこういう勝ち方をできたというのは、日本が成長した部分だと思います。ああいう展開で負けるのを何度も見てきたので、勝てるのはすごいなと思いました。自分自身もいい刺激を受けているので、チームとして良かったと思います。この前の試合では良くなかったですが、80分使ってもらえて、試合勘や体力的なところもあれでだいぶ取り戻せました。また使ってもらえれば、そこで結果で返したいと思います。
FW #11 北川航也 選手(清水エスパルス)
ベトナムも多分粘り強い戦いをしてくると思いますし、簡単な戦いではないのは間違いありません。相手が前から来たらそのギャップが生まれてくると思いますし、その裏を取れればと思います。相手のDFラインを引っ張り出すことができれば、自分たちの時間がつくれます。もっとボールに関わる時間を増やさないといけないですし、存在感を出せることが必要になると思います。
スケジュール
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東口順昭 選手(ガンバ大阪)インタビュー
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北川航也 選手(清水エスパルス)インタビュー
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大迫勇也 選手(ベルダー・ブレーメン/ドイツ)インタビュー
AFCアジアカップUAE2019
大会期間:2019/1/5(土)~2019/2/1(金)
ノックアウトステージ 準々決勝:
2019/1/24(木) 22:00キックオフ(日本時間)
vs ベトナム代表
地上波放送:テレビ朝日系列にて生中継 予定
BS放送:NHKBS1にて生中継 予定
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