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ニュース

香川選手、長谷部選手らSAMURAI BLUEに合流

2016年10月04日

香川選手、長谷部選手らSAMURAI BLUEに合流

2018年のFIFAワールドカップアジア最終予選第3戦のイラク代表戦と第4戦のオーストラリア代表戦に臨むSAMURAI BLUE(日本代表)は10月3日(月)、MF香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)やMF長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)ら8選手が埼玉県内での練習に合流しました。

所属クラブの試合日程の都合で合宿に一日遅れで合流したメンバーは他にMF原口元気選手(ヘルタ・ベルリン)、DF酒井高徳選手(ハンブルガーSV)、DF太田宏介選手(フィテッセ)、FW浅野拓磨選手(VfBシュツットガルト)、GK川島永嗣選手(FCメス)とMF山口蛍選手(セレッソ大阪)。小雨が降る中、練習では試合や移動での疲労を考慮して、初日から参加しているメンバーとは別メニューで、ランニングやボール回し、体幹トレーニングなど軽めの内容で調整しました。

一方、国内組を中心に初日から参加しているグループは、5人1組でパススピードやタッチ数を制限して速い切り替えを意識した対人練習を行い、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が見守る中、ミニゴールを4つ置いて5対5のミニゲームで汗を流しました。

また、GK陣は小型ネットを使って近距離で跳ね返るボールや、視界を遮るスクリーン越しに出てくるボールをキャッチングし、ディフレクションなどへの反応アップを意識した動きをチェック。さらに、テニスボールとサッカーボールでのシュートを交互に受けて、セービングの精度アップにも取り組みました。

全体練習後にはMF清武弘嗣選手(セビージャ)がハリルホジッチ監督とマンツーマンでシュート練習、DF植田直通選手(鹿島アントラーズ)が手倉森誠コーチとヘディングでのクリア練習などに取り組んでいました。

日本は先月の第1戦でアラブ首長国連邦(UAE)に敗れて黒星スタートとなり、2戦を終えて現在1勝1敗でグループBの3位に付けています。

ハリルホジッチ監督からチームを精神的に支える役を期待されて6月以来の代表合流となったGK川島選手は、「いま大切なのはチームが自信を持って、一人一人が輝きを取り戻して戦うこと。もう一度、チーム全体が生き生きとプレーできるように押し上げていきたい」と語りました。

長谷部選手も「彼(川島選手)がいることでチームがピリっとする。存在感は日本代表の中ですごく大きい」と期待を寄せています。また、イラクについて「リオ(オリンピック)でプレーした選手が入って若返っていて、かなりハードワークする。後半に入って先制点を獲れなくても焦らず、じっくりやることが必要」と話しました。

FW本田圭佑選手(ACミラン)ら残る海外組のメンバーは4日(火)に合流する予定です。

選手コメント

MF 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト)
クラブで試合に出ているに越したことはないですが、監督から信頼されている選手が選ばれていて、応えることは選ばれた選手の使命です。ピッチの上でみんなで結果を出したいですし、自分たちの価値を証明しないといけないと思っています。イラクはオーストラリア戦とサウジアラビア戦で別のチームでしたし、前回日本と対戦した時とは違うチームになっているという印象です。いい守備をしていたのでそのやり方で来る可能性も、後がないので前に出てくる可能性もあります。両方を準備して、我慢しながら最後は仕留めたいと考えています。

GK 川島永嗣 選手(FCメス)
代表に呼ばれていなくても、日本代表のことは日本人として応援しています。最終予選の大きさや持つ意味も経験していますし、選手の痛みも背負うものの大きさも分かるので、初戦の結果はいろいろな意味でショックでした。前々回以前の厳しい最終予選を経験している選手はあまりいませんが、最終予選では自分たちで乗り越えていかなくてはならない試合が続きます。取り戻すにはまずこの2試合でどれだけ結果にこだわってやれるかだと思うので、そこに集中していきたいです。川口(能活)選手や楢崎(正剛)選手という偉大な先輩たちを見てきています。先人に学んで自分自身も学び続けてやっていきたいと思います。

MF 香川真司 選手(ボルシア・ドルトムント)
最終予選は(初戦で)厳しい試合を肌で感じて改めてタフだと感じていますし、以前経験はしていても、また違ったものがあります。厳しいスタートになりましたが、次の試合でしっかり結果を残して次につなげたいです。クラブで試合に出られない状況は今までも多々あったので、乗り越えていけばいいだけの話です。こういう環境で自分を証明してチームを勝たせていくことが求められているので、それにしっかり勝ちたいと思っています。代表チームはワールドカップに行かないといけない存在です。そのためにしっかりやりたい。相手云々ではなく、自分たち次第だと思っています。

DF 酒井高徳 選手(ハンブルガーSV)
この2試合は、このグループの中での一つの山場になってくるのは間違いないと思っています。ホームで2連敗は絶対にできません。イラクはコンパクトに守備をやり続けることができる非常に良いチームで、その結果がオリンピックにも出ているかと思います。簡単にはいかないと思いますが、ホームの利を使いながら良いコンディションで臨みたい。100%のコンディションを整えることが、しっかり戦えるかのポイントになってくると思っています。初戦を良い流れで行くことができれば、2戦目も絶対に良い戦いができると思うので、そういう気持ちで臨みたいです。

JFA-TV

  • 長谷部誠 選手(アイントラハト・フランクフルト)インタビュー

  • 川島永嗣 選手(FCメス)インタビュー

  • 香川真司 選手(ボルシア・ドルトムント)インタビュー

スケジュール

10月2日(日) 17:30 トレーニング ※一般公開(埼玉スタジアムサブグラウンド)
10月3日(月) 17:30 トレーニング ※一般公開(埼玉スタジアムサブグラウンド)
10月4日(火) PM トレーニング ※一般非公開
10月5日(水) TBC 公式練習 ※一般非公開
10月6日(木) 19:35 アジア最終予選(Road to Russia)
vs  イラク代表(埼玉スタジアム2002)
10月7日(金) 11:00 トレーニング ※一般公開(浦和駒場スタジアム)
10月8日(土) PM トレーニング ※一般公開未定
10月9日(日) PM トレーニング ※一般非公開
10月10日(月) TBC 公式練習 ※一般非公開
10月11日(火) 20:00 アジア最終予選(Road to Russia)
vs  オーストラリア代表(Docklands Stadium)

※時間は全て現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

アジア最終予選(Road to Russia)

2016年10月6日(木) 19:35キックオフ(予定)
埼玉スタジアム2○○2
SAMURAI BLUE(日本代表)vs イラク代表
大会情報はこちら

2016年10月11日(火) 20:00(日本時間 18:00)キックオフ(予定) 
ドックランズスタジアム(オーストラリア/メルボルン)
オーストラリア代表 vs SAMURAI BLUE(日本代表)
大会情報はこちら

 

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