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ミャンマー女子代表が静岡県でトレーニングキャンプを実施

2016年06月01日

ミャンマー女子代表が静岡県でトレーニングキャンプを実施

今年7月にミャンマーで開催されるASEAN女子サッカー選手権に臨むミャンマー女子代表が5月6日(金)から26日(木)の20日間、静岡県御殿場市で大会に向けたトレーニングキャンプを実施し、同じく御殿場でトレーニングキャンプを行っていたチャイニーズ・タイペイ女子代表などと5試合のトレーニングマッチを行いました。(試合結果は下記参照)

また、チャイニーズ・タイペイ女子代表の柳楽雅幸監督や鈴木大地GKコーチとの懇親会や世界文化遺産の忍野八海への観光やそば打ち体験など、トレーニング以外にも充実した時間を過ごしました。

5/11(水) vs 神奈川大学女子サッカー部 △ 1-1(0-0)
5/16(月) vs チャイニーズ・タイペイ女子代表 ● 0-2(0-1)
5/18(水) vs 静岡産業大学女子サッカー部 ● 0-2(0-1)
5/23(月) vs ジェフユナイテッド市原・千葉レディース ●0-2 (0-1)
5/24(火) vs 星槎国際高校湘南女子サッカー部 △1-1(1-0)

監督コメント

Roger Reijners 監督
今回のキャンプの目的は、今年7月にミャンマーで開催されるASEAN女子サッカー選手権で結果を残すために良い準備をすることでした。ミャンマー国内では女子サッカーチームが少なく、代表での活動がメインとなります。そのため、昨年は公式試合、練習試合をあわせて年間15試合ほどしかなく、試合経験が非常に少なかったです。そういった環境で普段プレーをしている選手にとって、今回のキャンプは試合経験を積めたので非常に有意義なキャンプとなりました。トレーニングマッチの結果は3敗2分と残念でしたが、それ以上に良い環境での練習やレベルの高いチームとのトレーニングマッチは選手にとって本当に大きな刺激になりました。今後もまたこの様な機会を選手に与えていきたいと思います。

アシスタントコーチコメント

Aung Naing アシスタントコーチ
ミャンマー国内のトレーニング施設と比べて、時之栖が圧倒的に環境面で素晴らしいと思いました。天然芝の状態も良く、宿舎は自然に囲まれサッカーだけに集中しやすい環境になっていました。またスタッフの皆様には、選手にストレスなくキャンプに集中できるようサポートいただき感謝しております。約20日間の滞在期間中に5チームとトレーニングマッチを行ないましたが、日本の選手は足元の技術が非常に高く本当に素晴らしかったです。選手にとって、普段対戦できないチーム・選手とプレーすることは良い影響を与えると思いますし、また良い経験になったはずです。

選手コメント

Wai Wai Aung 選手(キャプテン)
5試合のトレーニングマッチに挑みましたが、全体的に日本の選手の技術の高さ、ボール扱いの上手さに驚きました。ジェフユナイテッドのトレーニンググラウンドで小学生年代の選手の練習を見る機会がありました。幼いころから指導を受けているので、基礎がしっかりしていて、日本の特徴でもある技術力がつくのかと感心すると同時に羨ましく思いました。ミャンマーにはクラブやチームも少ないため、技術的・戦術的なことはほぼ代表で学びました。普段とは違うサッカーを見ることができて非常に良い経験になりました。また機会があれば是非日本に来たいです。

Khin Marlar Tun 選手
今回、初来日だったのですべてが新鮮でした。その中でもサッカーの施設・環境が非常に充実していることに感動しました。整った天然芝をはじめ、食事やスタッフの方の心遣いなど、サッカーだけに集中できる環境がありました。また天候にも恵まれ、ミャンマーほど暑くもないので調整するには完璧な環境だったと思います。サッカーに関しては、日本のチームの組織的な動きや個人技のレベルの高さなど学ぶべきことがたくさんあり、良い経験になりました。本当にありがとうございました。

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