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U-14中国女子代表が大阪府堺市内にて強化合宿を実施
2019年07月17日
U-14中国女子代表が6月23日(日)から7月9日(火)まで、大阪府堺市内で強化合宿を行いました。
今回のキャンプは、この年代から多くの対外試合を行い経験を積ませることが目的です。滞在期間中に計5試合のトレーニングマッチを行いました。
トレーニングマッチの結果は以下の通りです。
6月26日(金) | vs INAC神戸U-15 (30分x3本)●1-2(0-0, 0-0, 1-2) |
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7月1日(月) | vs 大阪府セントラルトレーニングセンター女子U-12 (30分x3本)〇5-1(3-0, 0-1, 2-0) |
7月3日(水) | vs JFAアカデミー堺 (30分x3本)●3-6(1-1, 0-1, 2-4) |
7月5日(金) | vs セレッソ大阪堺ガールズU-15 (30分x3本)△2-2(0-1, 0-0, 2-1) |
7月8日(月) | vs 追手門学園高校女子サッカー部 (30分x3本)●0-2(0-1, 0-0, 0-1) |
また、期間中に大阪市内での買い物や観光を楽しむなど、ピッチ内外で充実した合宿となりました。
コーチ・選手コメント
XIE Han エグゼクティブコーチ
今回のキャンプでは、日本人選手の優れているところを改めて確認できました。
基礎技術の高さはもちろんですが、試合中の選手の気迫あふれるプレーには驚かされました。日本の選手は小柄で、私たちと比べると大きな差があるのにもかかわらず、当たり負けせず、選手自身で考え、行動することで常に試合を優位に進めることに努めていました。
宿泊施設と練習会場どちらも素晴らしく、滞在期間中とても快適に過ごせました。また日本でキャンプすることができるならば、ここでまたキャンプを行いたいと思います。
WANG Hong テクニカルコーチ
今回の合宿は、日本のチームと対戦し選手たちの視野を広げる為のいいきっかけとなりました。
対戦をした日本のチームは、どのチームも「とめる・蹴る・かわす」といった基礎技術や、一人一人の戦術理解度が非常に高く、また、状況に応じての試合の進め方がとても上手だと思いました。中国ではまだ、日本のように幼少期にサッカーを教える”町クラブ”のようなチームが少ないので、基礎技術の向上の為にもそういったところを改善しなければならないと思いました。
LIU Chen 選手(キャプテン)
私にとってこのキャンプが初めての海外遠征だったので、興奮もしていましたが、最初は少し不安でした。ですが、スタッフの人がとても優しく、笑顔で挨拶をしてくださり、毎日おいしい食事をすることができたのでとても安心できました。
日本に来る前から日本の選手たちは『最後まで諦めない』と聞いていましたが、実際に対戦をしてみてそれが本当のことだというのを実感しました。
このキャンプでの経験を活かして、今後も中国代表としてもっと上手にプレーしていきたいと思います。
ZHANG Hongpin 選手(ゲームキャプテン)
充実、快適な環境でキャンプをすることができとてもよかったです。その中でも一番よかったのはお風呂です。私たちはこのキャンプの4日前に中国各地から集まり知り合いましたが、日本に来てすぐのころはお互いをよく知りませんでした。
しかし、練習後や試合後にみんなでお風呂に入ることで、お互いをよく知ることができました。このことがチームプレーにもいい影響を与えたと思っています。
日本人選手は高い技術を持っているし、その技術の使い方が上手だと思いました。
攻撃面では、早いテンポでパス回しをする為なかなかボールを奪うことが出来ず、守備面では、全員が体を張ったディフェンスをし、組織的に動くのでなかなか点を奪うことが出来ませんでした。
この経験を活かして、今後のチーム強化、そして個人のレベルアップにつなげていきたいと思います。
AFC加盟協会の日本でのキャンプ受入れ
日本サッカー協会では、日本でのキャンプ実施の要請があった場合、トレーニングマッチのアレンジを含めた受け入れ手配全般をコーディネートし、各国協会のチーム強化をサポートしています。
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