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中国サッカー協会指導者がJリーグを視察
2014年11月10日
中国サッカー協会の指導者が、9月15日から約3週間、JリーグのクラブやS級ライセンス講習会を視察するため来日しました。
滞在期間中は、Jリーグの3つのクラブ、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、浦和レッズのクラブハウスを訪問し、各クラブの概要や強化方針についての説明を受けるとともに、トップチームのトレーニングを視察しました。また、週末の試合を観戦し、Jリーグの試合運営などを視察しました。その他にも、S級コーチ養成講習会にオブザーバーとして参加し、日本の指導者と交流を深めました。
今回の研修視察は、国際交流基金からの助成で実現した長期研修プログラムです。国際交流基金は、世界各国において文化芸術や日本研究、知的交流など様々な国際文化交流事業を実施・支援しています。今年3月に開催したJFA Women's International Coaching Course 2014や9月に行われた中国サッカー協会指導者の女子サッカー視察も助成を受けています。中国サッカー協会は今後、11月にユース育成視察グループ、12月に指導者養成コース視察グループの来日を予定しています。
コメント
中国サッカー協会視察団団長 Zeng Min 氏
今回の視察プログラムは、複数のJクラブの視察が組まれていたため、日本のプロサッカーについてより深く理解することが出来ました。今後もこのような貴重な機会を増やしていき、両国の関係を深め、アジア各国のサッカー発展に貢献できればと思っています。日本のプロサッカーを学ぶ機会をいただき、関係者の皆様に心より感謝いたします。
中国サッカー協会視察団メンバー Xu Tao 氏
日本のサッカーは、常に目標に向かって進んでおり、特に日本ではサッカーが生活の一部、文化の一部となっていると感じました。また、Jリーグは世界の中で、最もクリーンなリーグの一つだと思っています。今後の日本サッカーの更なる発展を期待しています。