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岩手県大船渡市で「笑顔の教室」を実施
2016年12月27日

12月6日(火)、岩手県大船渡市立大船渡中学校2年3組の生徒を対象に「スポーツこころのプロジェクト笑顔の教室」を実施しました。
「スポーツこころのプロジェクト」とは、 日本のスポーツ界が一丸となって、東日本大震災で被災した「すべての」子どもたちの、「こころの回復」を応援するため、2011年9月よりJFAこころのプロジェクトをベースにスタートした活動です。
今回夢先生を務めたのは、プロ野球・埼玉西武ライオンズの菊池雄星選手。

「ゲームの時間」では、冒頭に野球部の生徒とキャッチボールをし、その後は、生徒全員と一緒に色々なゲームに挑戦しました。最初は失敗を繰り返したゲームも、皆で作戦を立てることで成功することができました。
「トークの時間」では、菊池選手が中学生時代の話を中心に、どの様にプロ野球選手を目指し、夢を叶えることが出来たかを話しました。そして、「人生に波はあるが、それは仕方のないこと。でも、振り返ると全てが必要な経験で無駄なことは一つもなかった。今それを笑い話で話せるのはその時に諦めなかったから。皆も自分の好きなことを夢にして追いかけていってほしい」とメッセージを伝えました。

大船渡中学校 2学年 学年主任 田畑周哉 先生
この度、地元出身のトップアスリートである菊池雄星選手の授業を受ける機会をいただきましたことに感謝いたします。初めのうちは選手の登場に緊張した生徒たちも、ともに「ゲームの時間」を過ごす中で、選手の温かい人柄とふれ合い、少しずつ笑顔になっていきました。場所を移しての「トークの時間」においては、自分の中学・高校時代を振り返りながら、学習することの重要性や夢をもって努力していくことの大切さを語りかけていただき、生徒たちも話の中にどんどん引きこまれていきました。今回の貴重な体験は生徒の未来に大きな影響を及ぼすものとなることを確信いたしました。大変ありがとうございました。
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