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第17回全日本女子ユースサッカー選手権大会 大会が開幕し、1回戦8試合を行う
2014年01月04日
第17回全日本女子ユースサッカー選手権大会の1回戦が1月3日に行われ、16チームが激突しました。1・2回戦の試合時間は80分(40分ハーフ)、決着がつかない場合は延長戦なしのPK戦で勝敗を決します。
前回覇者の日テレ・メニーナ(関東1/東京)は備後府中TAM-S(中国/広島)と対戦。開始5分に籾木結花選手の先制点で口火を切ると、その後も攻撃の手を緩めず25得点を挙げて快勝し、4連覇へ大きな弾みをつけました。MITO EIKO FC 茨城レディース(関東4/茨城)と楠クラブレディース(東海/三重)の一戦は、15歳以下の選手構成ながら楠クラブが落ち着いた試合運びを見せて前半に先制しましたが、MITOが後半に逆転。最後まで粘る楠クラブを3-1で下し、初出場にして初白星を飾りました。
益城ルネサンス熊本フットボールクラブ(九州1/熊本)とアルビレックス新潟レディースU-18(北信越/新潟)は互いに一歩も譲らず、0-0のままPK戦へ。2本を止めるGK高橋智子選手の活躍もあり、A新潟がPKを3-2で制して1回戦を突破しました。
前回2位で悔し涙をのんだジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東2/千葉)は、ANCLASユース(九州2/福岡)に11-1で勝利を収め、念願の初優勝へ一歩前進しました。同じく前回3位の浦和レッズレディースユース(関東3/埼玉)もトレーフルFC fille(四国/愛媛)に21-0で勝利し、第13回大会(2009年度)以来となる優勝を目指します。
その他、ノルディーア北海道(北海道)はFC BLOOM(東北/福島)を8-1で破って2回戦に進出。初出場の河内SCジュベニール(関東6/栃木)とSOCIOS. FC(関東5/東京)は、それぞれFC VICTORIES(関西1/兵庫)、プラセル神戸(関西2/兵庫)に敗れ、大会を後にしました。
1月4日の2回戦は、日テレとMITO、A新潟とFC VICTORIES、浦和とプラセル神戸、ノルディーア北海道とジェフLが準決勝進出を懸けて対戦します。
勝利チーム監督コメント
諸岡信敬 監督(MITO EIKO FC 茨城レディース)
創立2年目で初出場となります。私たちはなでしこリーグ参入を目指しているので、選手には全国大会の雰囲気やレベルの高さを体感してもらい、それを力にしてほしいと思っています。そして、大会をできるだけ楽しんでほしい。試合は先制される展開となりましたが、ハーフタイムには点を取るためにどうしたら良いかを考えてプレーしようと選手に伝えました。次は日テレ・メニーナとの対戦ですが気持ちで負けずに戦います。
佐野佑樹 監督(アルビレックス新潟レディースU-18)
強い気持ちを持って最後まで諦めずに戦った結果が勝利につながりました。皇后杯の決勝戦、トップチームの戦いをゴール裏で応援した選手たちは良い刺激をもらい、「今度は自分たちだ」という意気込みで臨んでいます。見ている人を感動させられるサッカーをずっと目標にしてきたので、気持ちで負けない戦いをして、まずはベスト4を目指します。その中で優勝を目指せればと考えています。選手には持てる力を100%出して戦ってほしいと思います。
小林美由紀 監督(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)
前回の準優勝を気負わず、まずは目の前の試合に集中しようと選手に伝えて試合に入りました。いつも初戦で良いリズムをつかめないのがチームの悪いところで、今大会も最後までリズムをつかみ切れませんでした。ゴールを狙う意識は強かったのですが、相手のゴール前での守備も堅く立ち上がりは苦戦しました。その中で選手はよくやってくれたと思います。もっとプレーの精度を上げて、チームの目標である優勝を目指します。
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