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ベスト8が決定! 第25回全日本大学女子サッカー選手権大会

2016年12月27日

ベスト8が決定! 第25回全日本大学女子サッカー選手権大会

第25回全日本大学女子サッカー選手権大会の2回戦が12月26日(月)、三木総合防災公園(兵庫県三木市)で行われ、ベスト8が決定しました。

ピックアップマッチ1

東京国際大学 1-4(前半1-2、後半0-2)静岡産業大学

関東第6代表の東京国際大学と東海第1代表の静岡産業大学との対戦。試合開始序盤から一進一退の攻防が続きます。静岡産業大学は堀江美月選手を起点に攻撃を展開。16分に堀江選手が味方からのヘディングでボールを受けるとうまく体を入れてターン、迷わず右足を振ると40m程のロングシュートが相手GKの頭上を越えネットを揺らします。続く30分には、城下千夏選手のクロスを相手DFがクリアミス。そこを田中綾香選手が逃さず決めます。しかし、すぐに東京国際大学が反撃。サイドを起点とした攻撃から相手ゴールに迫ります。31分に庄優奈選手と大久保萌選手のワンツーで相手を崩し、最後は庄選手がゴール左隅に落ち着いて決め、2-1で前半を折り返します。

55分、静岡産業大学の右サイド川崎芽生選手の縦パスから城下選手がクロスを上げると、ゴール中央で待ち構えていた堀江選手がヘディングで決めます。その後試合は膠着状態が続き、両チームともなかなかシュートまで持ち込めませんでしたが、83分に相手DFの横パスを静岡産業大学の田中綾香選手が奪い、GKとの1対1を確実に決め、4-1で試合終了。静岡産業大学が準々決勝へ駒を進めました。

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ピックアップマッチ2

姫路獨協大学 1-1(前半0-0、後半1-1)、PK2-4 神奈川大学

初戦で持ち前の攻撃力が爆発した神奈川大学と今大会の初戦となる関西第2代表の姫路獨協大学の対戦。前半は両チームとも集中した立ち上がりとなりました。特に中盤での守備意識が高く、どちらも効果的なパスを出させない展開が続きました。25分を過ぎると両チームともゴール前に攻め入る場面が見られましたが、決定的なチャンスにはつながらず0-0のスコアレスで前半が終了しました。

後半の立ち上がり、神奈川大学は田中萌選手を起点とした攻撃でペースをつかみ、瀧澤莉央選手のミドルシュートなどでチャンスを作りますが、姫路獨協大学のGK辻美穂選手を中心とした硬い守備で、得点を許しません。67分、姫路獨協大学の新村有紀選手のミドルシュートがクロスバーを叩き、攻撃の主導権を取り戻すと、70分、左サイドから八木ゆりあ選手がゴール前に上げたクロスのこぼれ球を素早く反応した多田彩華選手がミドルシュートを決めて、姫路獨協大学が先制します。劣勢となった神奈川大学でしたが、77分、相手ディフェンスの一瞬の隙をついたスルーパスに瀧澤選手が抜け出し、GKとの一対一を冷静に決めて同点とします。その後も勢いに乗る神奈川大学でしたが、追加点を挙げることができず後半が終了。今大会初のPK戦となりました。PK戦では、神奈川大学のGK平木麻裕選手が鋭い反応で2本目、3本目と連続ストップ。4-2で神奈川大学が勝利し、準々決勝に進出しました。

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ピックアップマッチ3

早稲田大学4-0(前半1-0、後半3-0)帝京平成大学

1回戦でインカレ初勝利を挙げた帝京平成大学と前年度覇者の早稲田大学との対戦は、関東対決となりました。立ち上がりは早稲田大学が攻撃に出ますが、帝京平成大学も臆せず立ち向かい大竹麻友選手を軸にカウンターを仕掛けます。ゲームが動いたのは34分、フリーキックから河野朱里選手がヘディングで押し込み、早稲田大学が先制します。その後も早稲田大学の波状攻撃が続きますが、帝京平成大学も集中した守備でしのぎ、1-0のままハーフタイムを迎えます。

後半に入ると、早稲田大学が更に攻勢を強めます。49分には右サイドを突破した中村みづき選手からの折り返しに、途中出場の大井美波選手が合わせて2点目を奪います。続く55分には中田有紀選手がミドルシュートで追加点を決めます。63分には大井美波選手が左サイドからカットインし、この試合2点目となるファインゴールを奪います。その後も早稲田大学は多彩な攻撃を展開し、帝京平成大学も最後まであきらめずゴールを目指すもののスコアは動かず、早稲田大学が4-0の貫禄勝ちを収めました。

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その他の試合結果

日本体育大学2-1(前半1-0、後半1-1)環太平洋大学短期大学部
東洋大学2-0(前半0-0、後半2-0)徳山大学
武蔵丘短期大学1-0(前半0-0、後半1-0)四国大学
愛知東邦大学0-8(前半0-3、後半0-5)大阪体育大学
新潟医療福祉大学7-2(前半3-1、後半4-1)追手門学院大学

選手コメント

堀江美月 選手(静岡産業大学)
今日の試合は初戦ということもあり緊張もありましたが、いつもよりいい雰囲気の中で試合をすることができました。自分自身も得点を決めることができたのでよかったです。それぞれが強い気持ちをもち、4年生と長くサッカーをするためにも、産大らしいサッカーをして全員で勝ちにいきます。応援よろしくお願いします。

山喜莉乃 選手(神奈川大学)
今日は厳しい試合になることが分かっていた中で、勝つことができて良かったです。立ち上がりは、相手の迫力におされてしまいましたが、体を張ったプレーで無失点に抑えることができました。後半は、相手に先制され厳しい状況の中でも私たちらしく笑顔でプレーし、同点ゴールを決めることができました。PK戦は、チーム全体が良い雰囲気で楽しめていたと思います。苦しい状況の中でも勝ちきることができたのは、応援の後押しがあったからです。応援の声で諦めずに最後まで戦うことができました。本当に感謝しています。次の試合もチーム一丸となって私たちらしく勝ちにいきます。

平國瑞希 選手(早稲田大学)
相手は一回戦大量得点で勝ち上がって来たチームということで勢いがあり、スピードを活かした攻撃で危ない場面もありましたが、勝ちきれたことが良かったと思います。後半は自分たちのサッカーをすることができ、またベンチからの声が私たちの背中を押してくれました。色んな人たちの思いを背負ってしっかりとプレーで体現し、次の試合も勝ちたいと思います。

当日の試合速報は全日本大学女子サッカー連盟公式Twitter(@_juwfa)で行います。

また、公式Facebook、公式 Instagram(@_juwfa)にて最新情報を配信しております。

第25回全日本大学女子サッカー選手権大会

2016年12月24日(土)~2017年1月15日(日)

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