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自衛隊研修 ~JFAアカデミー福島ダイアリー~

2015年10月06日

自衛隊研修 ~JFAアカデミー福島ダイアリー~

10月6日(火)JFAアカデミー福島の高校1、2年生が御殿場市内にある陸上自衛隊滝ケ原駐屯地にて、
JFAアカデミー福島部隊研修を行いました。

午前中には、自衛隊の説明、規律訓練、駐屯地内見学を行い、昼食は自衛隊内での食堂でいただきました。
午後には装備品展示、体験搭乗をさせていただきました。

選手それぞれがこの研修を通して、様々なことを見たり聞いたり、体験することができました。
それぞれが感じたことをこれからのアカデミー生活に活かしていくことと思います。
また研修実施にご協力をしていただきました、駐屯地の皆様、市役所の皆様どうもありがとうございました。

選手の感想を紹介します。

JFAアカデミー福島 6期生(高校2年) 清水颯人

今回の自衛隊研修は人生で初めての経験で、学ぶことが盛りだくさんのプログラムでした。
この自衛隊研修では自衛隊を間近で感じることができ、過酷さ集中力、団結心などを学ぶことができました。
午前は基本的な行動から入り、敬礼や回れ右などをしました。正直あまくみていました。
敬礼ひとつとっても指の位置、角度など注意すべきことがたくさんありました。
このように、基本をしっかりやる。声をしっかりだす。
こういうことが命を守るというギリギリの状況で力を発揮する所以なのかなと思います。
また国を守るのはヘリでもなく戦車でもなく人だということに感銘を受けました。
そしてこのことを行動で示せるということに感動しました。
また自衛隊とサッカーは似ている部分が多く、装備品の手入れ、日々の生活の送り方、人間性など見習わなければいけない部分がたくさんありました。
「手入れをし続けると愛着がわく」私たちであったらボールや商売道具であるスパイクを大切にする、などほんとに根本的なことを再確認できました。
根本、基本、土台がしっかりすれば、おのずと結果はでてくるのかなと思います。
この機会にもう一度自分の生活を見直したいです。

さらに「人を笑顔にする」ということを自衛隊の皆さんは言っていて、私たちと接するときも偽りのない笑顔と厳しさで本当に尊敬できる人たちだと思いました。
自分もそうなりたいと素直に思い、自分もプロになって多くの人を笑顔にしたいです。

最後に今回のプログラムを企画してくださった佐野班長をはじめとする自衛隊の皆さんにもう一度感謝したいです。
ありがとうございました。

 

JFAアカデミー福島 7期生(高校1年) 八重樫 尋斗

今回の研修で感じたことは、自衛隊は国を守るという仕事なので常に緊張感をもって仕事をしていました。
でもOFFの場面では私たちにジョークを言って和ませたりしてくれました。
研修の最初に自衛隊とはというビデオを見ました。
その映像の中で私が最も感銘を受けた場面は、淡路大震災の時に自衛隊に救助された少年の言葉でした。
「あの隊員はなんでもできてスーパーマンみたいだった、ヒーローみたいだった。」この言葉です。
しかもこのことがきっかけで、この少年は人を助ける自衛隊員になりました。
私自身、東日本大震災を経験しました。
どんな苦しい状況の中でも自衛隊の方々は必死に救助活動をしてくれたことを知っています。
これこそが国を守る、人を助けるということだと思いました。

また基本教練として「休め、気をつけ、回れ右、二列横隊」などを学びました。
気をつけの練習をしているときにこうアドバイスをしていただきました。

「もっと胸を張れ。」この一言を聞いたときに私は自分が自衛隊員になったわけではありませんが、もしも私が自衛隊の隊員であるときにこの言葉を聞いていたならば、「もっとこの仕事に誇りを持て、もっとたくましくなれ、さもなければ国は守れない。」このように感じていると思いました。
このように短い間でしたが、人として強く持っておかねばならない、幹のようなものを学びました。
この経験はサッカーの中で苦しい時間帯に、仲間を助けるということにも共通することだと思うので、実践していきたいです。

JFAアカデミー福島選手管理兼総務 関輪 圭太

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