大会要項
趣旨
公益財団法人日本サッカー協会(以下「本協会」という)は、日本国内における女子のサッカー技術の向上と健全な心身の育成を図り、広く女子サッカーの普及振興に寄与することを目的とし、中学1年生以上の登録選手を対象とした国内で最も権威のある単独チームの大会として実施する。
名称
第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
主催
公益財団法人日本サッカー協会
主管
一般社団法人 宮城県サッカー協会、公益社団法人 栃木県サッカー協会
公益社団法人 千葉県サッカー協会、公益財団法人 東京都サッカー協会
一般社団法人 長野県サッカー協会、一般社団法人 新潟県サッカー協会
一般財団法人 静岡県サッカー協会、一般社団法人 三重県サッカー協会
一般社団法人 兵庫県サッカー協会、公益財団法人 広島県サッカー協会
一般社団法人 香川県サッカー協会
後援
千葉市、千葉市教育委員会、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社
協賛
JFA Youth & Development Official Partner
株式会社ナイキジャパン
JFA Youth & Development Official Supporter
ニチバン株式会社、株式会社 明治
JFA Youth & Development Official Provider
株式会社モルテン
開催日
【1回戦】2016年10月22日(土)、23日(日)
【2回戦】2016年10月29日(土)、30日(日)
【3回戦】2016年11月3日(木・祝)、5日(土)、6日(日)
【準々決勝】2016年12月17日(土)
【準決勝】2016年12月23日(金・祝)
【決勝】2016年12月25日(日)
会場
【1回戦】
栃木県グリーンスタジアム(栃木県宇都宮市)
藤枝市民グラウンドサッカー場(静岡県藤枝市)
四日市中央緑地公園陸上競技場(三重県四日市市)
五色台運動公園「アスパ五色」(兵庫県洲本市)
【2回戦】
佐久総合運動公園陸上競技場(長野県佐久市)
新発田市五十公野公園陸上競技場(新潟県新発田市)
上野運動公園競技場(三重県伊賀市)
三木総合防災公園陸上競技場(兵庫県三木市)
【3回戦】
藤枝総合運動公園サッカー場(静岡県藤枝市)
コカ・コーラウエスト広島スタジアム(広島県広島市)
【準々決勝】
ユアテックスタジアム仙台(宮城県仙台市)
Pikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)(香川県丸亀市)
【準決勝】
味の素フィールド西が丘(東京都北区)
【決勝】
フクダ電子アリーナ(千葉県千葉市)
組合せ
本協会において抽選を行い決定する。
参加資格
- (1) 本協会に「女子」の種別で登録した加盟登録チームであること。
- (2) 2004年(平成16年)4月1日以前に生まれた女子選手であり、2016年10月12日(水)までに本協会に登録(追加登録も含む)されていること。小学生は出場できない。また、中学生以下の選手だけの大会参加申込は不可とする。
- (3) クラブ申請制度の適用: 本協会により「クラブ申請」を承認された「クラブ」に所属するチームについては、同一「クラブ」内のチームから移籍すること無く、上記(1)のチームで参加することができる。この場合、同一「クラブ」内のチームであれば、複数のチームから選手を参加させることも可能とする。なお、選手は、上記(2)を満たしていること。選手が所属するチームの種別・種別区分は問わない。但し、本大会の予選を通して、選手は他のチームで参加(参加申込)していないこと。
- (4) 外国籍選手:5名まで登録でき、1試合3名まで出場できる。
- (5) 移籍選手:本大会の予選を通して、選手は他のチームで参加(参加申込)していないこと。
参加チームとその数
参加チームは、次の次号により選出された48チームとする。
北海道:2チーム、東北:2チーム、関東:7チーム、北信越:3チーム、東海:5チーム、
関西:3チーム、中国:2チーム、四国:1チーム、九州:3チーム、
なでしこリーグ1部:10チーム、なでしこリーグ2部:10チーム
競技方法
48チームによるノックアウト方式(3位決定戦は行わない)
競技規則
大会実施年度の本協会「サッカー競技規則」による。
競技会規定
以下の項目については本大会の規定を定める。
- (1) 競技のフィールド
フィールド表面は平坦で常緑な天然芝であり、ピッチサイズは原則105m×68mであること。 - (2) ボール
試合球はモルテン社製ボール『皇后杯試合球(品番:F5E5001)』とする。
マルチボールシステムを採用する。 - (3) 競技者の数
① 競技者の数:11名
② 交代要員の数:5名以内
③ 交代を行うことができる数:3名以内
④ ピッチ上でプレーできる外国籍選手の数:3名以内 - (4) 役員の数
テクニカルエリアに入ることができる役員の数:6名以内 - (5) テクニカルエリア:設置する
- (6) 競技者の用具
① ユニフォーム
- a. 本協会のユニフォーム規程(2016年4月1日施行)に基づいたユニフォームを使用しなければならない。ただし、今回の規程で追加・変更となった内容のうち、以下は2019年3月31日まで旧規程による運用を許容する。
第5条〔ユニフォームへの表示〕※該当のみ抜粋
・GKグローブ・キャップへのチーム識別標章・選手番号・選手名の表示
・両肩・両脇・両袖口・両腰脇・両裾に表示できる製造メーカーロゴマークの幅(10cmから8cmに変更)
・同一の製造メーカーロゴを帯状に配置する場合のロゴマーク間の距離 - b. Jクラブ傘下のチームについては、公益財団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のユニフォーム要項に認められたユニフォームであれば使用を認められる。また、一般社団法人日本女子サッカーリーグ加盟チーム又はその傘下のチームについては、日本女子サッカーリーグのユニフォーム要項に認められたユニフォームであれば使用を認められる。ただし一部でも仕様が異なる場合は認められない。この際、シャツの色彩が審判員が通常着用する黒色と明確に判別し得ない場合、審判員用のカラーシャツを複数色、チームで準備出来る場合のみ使用を認められる。
- c. ユニフォーム(シャツ・ショーツ・ストッキング)については、正の他に副として、正と色彩が異なり判別しやすいユニフォームを参加申込書(WEB登録)の際に記載し、各試合に必ず携行すること(FP・GK用共)。本協会に登録されたものを原則とする。
- d. シャツの前面・背面に参加申込の際に登録した選手番号を付けること。ショーツの選手番号についてはつけることが望ましい。
- e. ユニフォームの色、選手番号の参加申込締切日以後の変更は認めない。
- f. ユニフォームへの広告表示については本協会「ユニフォーム規程」に基づき承認された場合のみこれを認める。
- g. ストッキング(ソックス)の上にテープを巻く場合、そのテープ等の色はストッキング(ソックス)の色と同じものに限る。
- a. 本協会のユニフォーム規程(2016年4月1日施行)に基づいたユニフォームを使用しなければならない。ただし、今回の規程で追加・変更となった内容のうち、以下は2019年3月31日まで旧規程による運用を許容する。
- (7) 試合時間
- ① 試合時間は90分(前後半各45分)とする。
ハーフタイムのインターバル(前半終了から後半開始まで):原則15分間
- ② 試合の勝者を決定する方法(試合時間内で勝敗が決しない場合)
・1回戦~準々決勝:30分(前・後半15分)の延長戦を行い、なお決しない場合はPK方式により勝者を決定する。
・準決勝以降 :30分(前・後半15分)の延長戦を行い、なお決しない場合はPK方式により勝者を決定する。
・延長戦に入る前のインターバル:5分間
・PK方式に入る前のインターバル:1分間 - ③ アディショナルタイムの表示:行う
- ① 試合時間は90分(前後半各45分)とする。
- (8) その他
① 第4の審判員の任命:行う
② 負傷者の対応:主審が認めた場合のみ、最大2名ピッチへの入場を許可される
表彰
- (1) 優勝・準優勝チームに表彰状、メダル、チーム強化費を授与する。3位チームにチーム強化費を授与する。
優勝チームには皇后杯・優勝杯を授与し、次回までこれを保持せしめる。 - (2) フェアプレー精神の育成・向上のため、フェアプレー賞を本協会選考基準に従い選考しトロフィーおよび副賞を授与する。フェアプレー賞はチーム単位とし、ベスト4に進出したチームの中から選考される。
その他
大会要項に規定されていない事項については女子大会部会において協議の上決定する。