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第10回全国ビーチサッカー大会 後藤崇介選手が3連覇へ意気込み
2015年09月10日
第10回全国ビーチサッカー大会が、9月11日(金)に兵庫県明石市大蔵海岸を舞台に開幕します。ここでは前回、前々回大会の覇者・東京レキオスBSのメンバーで、日本代表でも活躍する後藤崇介選手に大会とビーチサッカーの魅力を語っていただきます。
取材協力○東京レキオスBS
選手インタビュー 後藤崇介 選手(東京レキオスBS)
――後藤選手にとって、全国ビーチサッカー大会はどんな位置付けですか。
後藤 ビーチサッカーと初めて出会った特別な大会です。2005年、当時はJAPANビーチサッカーチャンピオンシップの名称だった大会に「砂浜の妖精ミッフィーと愉快な仲間たち」というチームの一員として出場したのですが、準決勝まで勝ち進んでしまった。僕自身、後方からのボールをワンタッチで浮かして相手をかわし、GKが出てきたところをもう一回リフティングでかわしてシュートを決めるなど、とにかく楽しかったことを鮮明に覚えています。
――ビーチサッカーの魅力を教えてください。
後藤 まずはゴールがたくさん入るところ。オーバーヘッドキックやジャンピングボレーをはじめアクロバティックなシュートが当然のように入るところも、魅力だと思います。観客席と選手との距離が近い分、一つ一つのプレーや息遣いに迫力を感じられ、DJが流す音楽によって、会場の一体感も生まれます。本当に楽しいですし、会場に来たらより一層、面白さが分かります。絶対に損はさせません。
――全国ビーチサッカー大会は、今回で10回目を迎えます。
後藤 JFAをはじめとする関係者の方々には、毎年大会を支えてくださり、感謝しかありません。ただ、個人的には随分年を取ったなとゾッとします(笑)。でも、いつ出場しても全国ビーチサッカー大会の雰囲気が大好きです。選手や観客はもちろん、運営に携わる方や審判員の方も含め、ビーチサッカー界には家族のような一体感があるんです。
大会のレベルも上がっています。第1回や第2回大会はただ砂の上でサッカーしている感覚だったけれど、最近はビーチサッカーに特化したチームが増え、競技性が高くなっていると感じます。駆け引きが面白くなったと同時に、勝つことが難しくなってきている。かつては決勝に行くのが当然だったけれど、今大会は1次ラウンドからタフな戦いが続くでしょうし、順当に勝ち進めば、例年は決勝で戦っているソーマプライア沖縄と準決勝で対戦することになります。
――勝つことが難しくなる分、やりがいもあるのでは。
後藤 東京レキオスBSは本気で3連覇を狙っているので、対戦相手には「手加減してね」と伝えたいです(笑)。真面目な話、大会では自分たちだけでなく相手と良い試合をつくりあげ、その上で結果も求めたい。競技人口を増やすには、初めてビーチサッカーを見る方に楽しんでもらわないといけないし、長い目で見たとき、互いの長所を出すような試合をすることが一番のPRだと思っています。
このページをご覧の皆さん、ぜひ第10回全国ビーチサッカー大会に足を運んでください。会場に来られない場合は必ず動画をチェックして、「面白いな」と思ったら、また別の大会を見に来てください。絶対に満足してもらえると思います。
第10回全国ビーチサッカー大会
2015年9月11日(金)~13日(日)
兵庫県/明石市大蔵海岸
プレゼントキャンペーン実施決定!
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