JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 最新ニュース一覧 > 第11回全国ビーチサッカー大会 沖縄宜野湾市で開幕!

ニュース

第11回全国ビーチサッカー大会 沖縄宜野湾市で開幕!

2016年10月15日

第11回全国ビーチサッカー大会 沖縄宜野湾市で開幕!

10月14日(金)、第11回全国ビーチサッカー大会が沖縄県宜野湾市で開幕し、1次ラウンドの第1節と第2節が開催されました。午前は時折り雨が降る中で、午後は土砂降りの雨の下での戦いとなりました。

グループAでは開催地代表で昨年3位のソーマプライア沖縄と高知大学体育会サッカー部(四国/高知)が第1節で対戦。経験豊富なソーマプライアは、開始5分、GKからのスローで速攻を仕掛け、最後は斉藤巧選手が決めました。高知大学も各選手がプレスをかけ、ゴール前では体を張って守りますが、一歩及ばず。ソーマプライアがエースのヴィクトル・ユーリ・ワタリ選手の4ゴールなどで初戦に6-1で勝利。ソーマプライアは続くレーヴェ横浜(関東3/神奈川)との第2節を2-1でものにし、グループA首位に立っています。

ビーチサッカー日本代表選手を擁するアヴェルダージ熊本BS(九州1/熊本)とフュージョン(北信越/新潟)が入ったグループBでは、初戦で熊本に0-3で敗れた青森スタリオンズ(東北2/青森)が第2節で強豪のフュージョンに挑みました。青森は、ビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ選手や後藤崇介選手、FIFA ビーチサッカーワールドカップ ポルトガル 2015でMVPに輝いているタヒチ代表のエマニュ・タイアルイ選手など、世界トップレベルの選手を相手に差を見せつけられ0-10で完敗。一方のフュージョンは2戦2勝で合計15点を挙げて暫定1位に。熊本も2勝(計9点)で2位につけています。

グループCでは、バモス・ア・ラ・カーサ(関東1/千葉)とベル・エキップ(中国2/岡山)が第2節で対戦。序盤はベル・エキップがリードしましたが、大きな声援で後押しを受けるバモスがセットプレーから得点を重ね、6-3の逆転勝利を収めています。ビーチサッカー日本代表の赤熊卓弥選手と大場崇晃選手がプレーするドルソーレ北九州(九州3/福岡)は、初戦に3-1で勝利すると、2戦目はラコンティスタ(北海道)に12-0で大勝し、首位を走っています。

グループDでは、第2節にアヴァンチ大阪(関西/大阪)と昨年準優勝の東京レキオスBS(関東2/東京)が対戦。第1節を勝利で飾った両者が熱戦を繰り広げました。1-1で迎えた最終ピリオド、29分に山内悠誠選手の得点で東京が勝ち越し、さらにPKのチャンスを得ます。しかし、大阪のGK墨谷雄輔選手がこれを阻止すると、30分に澤田宗平選手が同点弾を決めて振り出しに戻します。東京は32分、當間正人選手がチームに3度目のリードをもたらす1点を記録、直後には鈴木将人選手がPKを沈め、4-2とリードを広げます。この後、大阪の反撃を1点に抑えた東京が決勝ラウンド進出に近づきました。

会場では、ビーチサッカー日本代表のマルセロ・メンデス監督や、日本サッカー協会フットサル委員長の北澤豪氏をはじめとするビーチサッカー関係者が、年に一度の全国大会で交流する姿が見られました。10月15日(土)は午前に1次ラウンド最終節が行われ、決勝ラウンドに進出する8チームが決まり、午後に準々決勝が行われます。

選手コメント

斉藤巧 選手(ソーマプライア沖縄)
第1節はチームで取り組んできた戦術に自信があったので、いつもどおり落ち着いて試合に入ることができました。得点の場面も、練習どおりでした。相手のプレッシャーが早かったので戦いにくさはありましたが、そこも戦術でいなせたと思います。13年、14年は準優勝、昨年は3位に終わりました。今年は地元・沖縄での開催なので、日本一に輝きたいという思いが今まで以上に強いです。チームから日本代表選手が多く選出されることで刺激を受けています。今大会に優勝すれば、自然と代表(招集)もついてくると思うので、結果を残したいです。

小川大輔 選手(レーヴェ横浜)
レーヴェ横浜は、小さいころから一緒にサッカーをやってきた仲間と結成したチームです。4年連続で関東の代表決定戦で負けた後、ようやく今回、初の全国大会出場が叶いました。沖縄での目標は、まずはベスト4に残ることと、楽しむことです。初戦は3点を奪った後に逆転されましたが、その後、引き締め直して勝つことができました。決勝点の場面は時間がなかったので無我夢中でゴール前に飛び込みました。課題も多く見つかったので、修正して次に臨みたいです。

森俊 選手(青森スタリオンズ)
第2節の相手(フュージョン)は世界で戦っている選手たちなので、自分たちが青森でやってきた力をどれだけ出せるかという思いで挑みました。スピードや技術など、規格外の力を持った選手に苦しめられたと同時に、楽しかったです。オズ選手は上背も横幅もあるので、こちらがオーバーヘッドキックを狙っても全然越えられませんし、足が伸びてきました。世界基準の選手と対戦した今回の経験を忘れず、次に生かせるようにしたいです。

小林剛 選手(アヴァンチ大阪)
(第2節の試合を振り返って)第2ピリオドまではプランどおりだったのですが、自分たちのミスから崩れたところもあったので、もったいないゲームでした。明日の試合に勝たないと次はないので、すぐに切り替えて修正して、次の一戦に集中したいです。風が強く、攻撃しづらい部分はありましたが、それは相手も同じだと思います。もともとサッカー選手だった自分としては、地面が硬い分、しっかりと踏ん張ってシュートを打つことができました。

JFA-TV

グループA

グループB

グループC

グループD

第11回 全国ビーチサッカー大会

2016年10月14日(金)~16日(日)
沖縄県/宜野湾市トロピカルビーチ

大会情報はこちら

アーカイブ
大会・試合
NEWS メニュー

過去の大会はこちら

  • 独立行政法人日本スポーツ振興センター
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー