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ニュース

なでしこジャパン、MS&ADカップ2023に向け仙台で再始動

2023年07月11日

なでしこジャパン、MS&ADカップ2023に向け仙台で再始動

なでしこジャパン(日本女子代表)は7月10日(月)、パナマ女子代表と対戦するMS&ADカップ2023に向け、仙台市内で活動を開始しました。

6月27日から7月6日まで行った高円宮記念JFA夢フィールドでのトレーニングキャンプを終え、その後3日間のオフを挟んで再集合したチームには、所属クラブでの試合を終えたFW浜野まいか選手が合流しました。午後に行われたトレーニングは、ランニングの要素を多く盛り込んだパス&コントロールや7対7にGKが加わった形式でのポゼッショントレーニング、またスローインからボールを動かしてのシュートなど、ボールを使いながら再度身体を起こすメニューをこなし、約90分にわたり汗を流しました。

またこの日はMS&ADカップ2023、そしてFIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023で登録する背番号が発表され、多くの選手がこれまで背負った番号を継続した中、6番をMF杉田妃和選手、10番を長野風花選手が付けるなど、一部の選手は新たな装いとなりました。練習後にメディア対応に応じた長野選手は「特別な番号を背負わせてもらっている以上はチームのために泥臭くプレーしたい」と意気込み、また所属クラブの本拠地である仙台での活動となる宮澤ひなた選手は、7という番号を「この番号がひなただよね、と言ってもらえるようにしたいですし、番号に恥じないプレーを見せたい」と思いを語りました。

チームは翌11日(火)に二部練習を予定し、14日(木)に迫るパナマ女子代表との一戦に向けて準備を進めていきます。

選手コメント

DF #4 熊谷紗希 選手(ASローマ/イタリア)
この3日間はとにかくゆっくりして、会いたい人に会って、すごく有意義に過ごしました。再集合してすぐ練習したのでまだゆっくりみんなと話す時間はないですが、3日間だと特に間が空いていないような再会に感じています。
(高校時代を過ごした仙台ですが)駅がすごく変わって迷いそうでしたが、街はどこを走っても見たことのある場所なので、そういう意味では帰ってきたなという、懐かしい気持ちです。とにかく自分の成長した姿を見せたいですし、あとはこれが泣いても笑ってもワールドカップ前の最後の試合なので、大会に向けて自分たちで勢いに乗れるように、初戦に向けて良い準備となるような試合にしたいです。初戦の相手はザンビアですが、ザンビアも直近で試合をしていますし、映像を見て色々な情報を持てているので、初戦に向けた準備として、100%に近い状態にパナマ戦を通じて持っていけたらと思います。

MF #7 宮澤ひなた 選手(マイナビ仙台レディース)
仙台は自分にとってホーム感がありますが、着ているユニフォームや付いているエンブレムが違うと、また違う心持ちがあります。このタイミングで仙台で試合ができるのは自分にとっても本当に嬉しいです。結果にこだわって良い状態でワールドカップに向かいたいです。自分はそんなに緊張するタイプではないので、どちらかというと楽しんでいけると思いますが。みんなそれぞれの緊張の持ち方があると思いますし、そういう意味ではいつも通りやれていると思います。
背番号に特にこだわりないですが、良い番号(7番)を付けられて嬉しいですし、この番号がひなただよねと言ってもらえるように、番号に恥じないプレーをしたいです。小学生の時に7番をつけていたり、兄も付けていた番号で、縁のある数字だなと感じています。仙台で一緒にプレーする(中島)依美さんがなでしこで付けていた番号でもあります。色々な意味のある番号ですが、重くなりすぎず自分らしくできればなと思います。

MF #10 長野風花 選手(リバプールFC/イングランド)
千葉でのトレーニングキャンプで10日間、しっかりみんなで高め合えたので、この3日間のオフはゆっくり休めました。
(背番号が10番に決まり)素晴らしい選手がこれまで付けてきた番号で、誰でも付ける経験ができることではないですし、特別な番号だと思っています。素晴らしい方々が付けてきましたが、自分のプレーをして日本を勝たせられるように、チームの勝利に私らしいプレーで貢献できればと思います。新しくこの番号を背負うので甘いプレーはできないと思っています。特別な番号を背負わせてもらっている以上はチームのために泥臭くプレーしたいです。私は例えばゴールのような目に見える結果、そういうプレーをバンバン見せられるような選手ではないですが、得点の起点を作ったり、最後の部分でDFラインと協力して点を取られないというような、目立たないですけど居てほしいところに居てくれたと味方から思われるようなプレーをしたいと思っています。地味でもそういうところで貢献したいです。

FW #22 千葉玲海菜 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
いよいよMS&ADカップ2023を経てワールドカップに向かっていくというところで、トレーニングキャンプというより大会に入っていく段階なので、気持ちがだいぶ上がってきているかなと感じています。千葉での10日間でコンディションを上げてきましたし、そこを落とさないように今日の練習もオフ明けにしては結構やったと思いますが、いい感触でできていると思います。トレーニングキャンプでの練習試合で自分も点を取れたのは本当に良かったですが、3バックもやるようになってからはまだまだ自分は歴が浅いので、もっと味方と合わせられるところはあると思いますし、そういう部分を詰めてやっていきたいです。

2023年7月14日(金) 19:05 キックオフ vs パナマ女子代表
会場:宮城県/ユアテックスタジアム仙台
大会情報はこちら

FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023

大会期間:2023年7月20日(木)~2023年8月20日(日)
グループステージ
第1戦 7月22日(土) 16:00(日本時間)vs ザンビア女子代表
第2戦 7月26日(水) 14:00(日本時間)vs コスタリカ女子代表
第3戦 7月31日(月) 16:00(日本時間)vs スペイン女子代表
大会情報はこちら

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