ニュース
FIFAU-20ワールドカップポーランド2019に向けて、ポーランド・スペイン遠征を開始 ~U-20日本代表~
2019年03月21日
FIFA U-20ワールドカップポーランド2019本番に向けたU-20日本代表の最後の海外遠征が始まりました。先月ポーランドで組み合わせ抽選会が行われ、その結果日本はグループBに入り、U-20南米選手権優勝のエクアドル、U-20北中米選手権準優勝のメキシコ、U-19欧州選手権準優勝のイタリアと対戦します。素晴らしい対戦相手と公式戦が戦えるチャンスです。いよいよ世界への挑戦が始まります。
今回の遠征はポーランド協会の招待を受け、ワールドカップ開催国のポーランドと対戦します。有料試合かつTV放送も予定されており、日本にとって絶好のシミュレーション試合となります。また、ワールドカップ出場国が10カ国も集まり強化試合を進めているスペインへ移動し、U-20南米選手権準優勝のアルゼンチン、U-20北中米選手権優勝のアメリカ代表と対戦します。どのチームも本番に向けて準備を進めており、強豪チームとの試合を重ねることでチーム力の強化を図ります。今回、同期間にAFCU-23選手権タイ2020予選も開催されており、U-20日本代表選手も4名が選出。上のカテゴリーへステップアップを目指すU-20日本代表選手にとっても大いに刺激になっています。
チームは17日(日)、各所属チームでの試合後に成田近郊ホテルに集合し、翌日18日(月)成田空港を出発。乗り換えなど含め移動約24時間をかけて、遠征先であるポーランドのウッチへ到着しました。ウッチは首都ワルシャワから約2時間、FIFA U-20ワールドカップでは地元ポーランドが使用し、開幕戦・決勝戦の会場になります。
翌日19日(火)午前中は、全員でグラウンドへ向かい、時差調整と共に柔軟なストレッチとランニングで移動の疲れが残る体を解しました。午後のトレーニング前に、全体でチームミーティングを実施。これまでの活動の振り返りを映像にて確認し、現時点で何が課題で、何が向上していっているか、この2ヶ月でさらにレベルを向上させて、この遠征のテーマ「さらに強く、速く、正確に!」を改めてチームとして共有しました。選手のコンディションにばらつきがある為、一部の選手はホテル内でのトレーニング、その他の選手は午後もグラウンドでトレーニングを行いました。ポーランドは最高気温8℃、最低0℃と日本と比べて非常に寒い環境ですが、選手は寒さに負けず初日から何度も走り込み、気合の入ったプレーを見せます。
翌20日(水)2部トレーニングを行いました。午前中は攻撃面、午後はセットプレー中心のメニューを行い、21日(木)、遠征の初戦で地元ポーランドと対戦します。
選手コメント
DF 中村拓海 選手(FC東京)
U-19日本代表ブラジル遠征以來、U-20日本代表に選ばれたことはとても嬉しく思います。招集されたことに満足せず、結果を出せるように必死に頑張ります。ポーランドは今の日本より肌寒く感じます。ただし、トレーニングは監督やコーチからの要求に皆が応えようとしていて良い感じでできていると思います。この遠征では、世界の相手にどれだけ自分のストロングポイントが通用するのか、アシストや得点で結果を残してワールドカップのメンバーに食い込めるようにアピールしていきたいです。
DF 角田涼太朗 選手(筑波大学)
今回U-20 日本代表に選出され嬉しく思うとともに、多くの方々に感謝の気持ちを感じています。ポーランドはとても賑やかで欧州を感じる街並みです、日本よりも気温が低く少し戸惑いもありますが、徐々に身体も慣れ、トレーニングの質も上がってきているように感じます。今回の遠征に集中し、精一杯自分のプレーを出すことができればと思っています。明日は地元ポーランドとの試合ですが、ワールドカップ開催地での試合なので、素晴らしいシミュレーションですし、良い経験を楽しみながら、チームとして結果が出せるように頑張りたいと思います。
MF 滝裕太 選手(清水エスパルス)
今回のU-20日本代表に選出されて大変嬉しく思います。ポーランドは日本に比べて気温が低くかなり寒いですが、皆とコミュニケーションを取りながら濃いトレーニングをすることができていると思います。まだまだ連携などはうまく行かないところもあるかと思いますが、明日のポーランドとの試合では、いつも以上にコミュニケーションを取って、勝ってスペインに行けるようにしたいです。個人としては、AFC選手権で悔しい思いをしたので、その思いを果たす為にも、ポーランドで開催されるワールドカップのメンバーに選ばれるように充実した遠征にしたいと思います。
MF 鈴木冬一 選手(湘南ベルマーレ)
U-20日本代表に招集されて嬉しく思うのと同時に、所属チームで発揮している自分のプレーを活かしたいです。久々に日本代表に招集されて、やはりメンバー全員の質が高く、良いトレーニングできていると思います。チームが目指す日本のサッカーを存分に表現したいです。U-17ワールドカップでの経験や所属チームでの経験は必ず活かせると思います。チームとして勝利、そして個人としては結果にこだわってやっていきたいです。
FW 櫻川ソロモン 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉U-18)
U-20日本代表という高いレベルでプレーできるチャンスを貰ったことにとても感謝しています。この機会を無駄にしないように、そしてまたこのような機会を掴めるように頑張りたいと思います。ポーランドは気温が低くて少し心配なところがありましたが、徐々に慣れてきて清々しくも感じます。2日間のトレーニングを終えて、高いレベルでやれていることをとても楽しんでいます。この遠征では、目に見える結果を出したいです。そしてワールドカップは自分にとって近い目標でもあるので、その舞台に立てるように全力でやりきりたいと思います。明日の試合含めこの3戦はワールドカップにも繋がると思いますので、しっかり結果を出せるように頑張りたいと思います。
スケジュール
3月19日(火) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
3月20日(水) | AM/PM | トレーニング |
3月21日(木・祝) | 17:00 | 国際親善試合 vs.U-20ポーランド代表 (Stadion Widzew) |
3月23日(土) | 19:00 | 国際親善試合 vs.U-20アルゼンチン代表 (Pinatar Arena) |
3月24日(日) | TBC | トレーニング |
3月25日(月) | 12:00 | 国際親善試合 vs.U-20アメリカ代表 (Pinatar Arena) |
※時間は全て現地時間となります。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
国際親善試合 ~ヨーロッパ遠征~
期間:2019年3月18日(月)~2019年3月27日(水)
関連ニュース
最新ニュース
- リスペクト・フェアプレー 2024/10/30 安全は最優先事項 ~いつも心にリスペクト Vol.137~
- グラスルーツ 2024/10/30 第22回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権開幕!
- 大会・試合 2024/10/30 キックオフ時間、会場変更のお知らせ 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024
- JFA 2024/10/30 AFCアニュアルアワード2023 JFAが年間最優秀協会賞(プラチナム)大岩剛監督が年間最優秀監督賞、清家貴子選手が女子年間最優秀選手賞 波多野祐一レフェリーが審判特別賞を受賞
- グラスルーツ 2024/10/29 パワーチェアーフットボール チャンピオンシップジャパン2024開催!