JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > なでしこジャパン 現実的なプレーで戦える集団に

ニュース

なでしこジャパン 現実的なプレーで戦える集団に

2021年03月30日

なでしこジャパン 現実的なプレーで戦える集団に

17日(水)から始まったなでしこジャパンのトレーニングキャンプも残すところ3日となった29日(月)、前日の荒天から回復し、一層強さを増した陽射しの下でトレーニングを行いました。

期間中にご協力いただいた鹿屋体育大学サッカー部とのトレーニングマッチを翌日に控えたこの日は、自分たちのパスサッカーをベースに据えつつも、対戦相手のスピードやパワーに対してどうプレーするのか、「現実的なプレーをしてほしい」(高倉麻子監督)と要求します。実戦を前にコーチ陣の指導にも熱が入り、「人任せにしたらだめ、ミスになるよ!」「前へのエネルギーを持って!」「主体性を持って!」と大部由美コーチや大橋昭好GKコーチが声を上げてトレーニングを締めます。

今回のキャンプで高倉監督が多く指摘するのが、状況に応じた柔軟で適切な判断、そして実行です。この日の最後のトレーニングでは、5対5のグリッドを作り、その両サイド外にはフリーの選手を配置。フリーの選手は攻撃に関わりながら主に最後のクロスを上げる役割ですが、グリッド内の人数が変わらなければ外のフリーの選手がグリッド内に侵入してゴールを目指すことができるというルールを設定しました。つまり、外の選手が入れば他の選手が外に出なければならず、予測に基づく状況判断と、味方の動きに呼応した連係・連動が瞬時に求められるトレーニングです。クロスを上げるという仕事にこだわりすぎて、目の前に空いているスペースや相手の守備の乱れを見逃す場面もある中、より好条件のプレーを選択できるようにトレーニングを通じて促し続けました。

なでしこジャパンのトレーニングキャンプは31日に終了します。

選手コメント

DF 北村菜々美 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
約2週間のキャンプも終盤で、最終日に向けて疲労が溜まってきているところもありますが、毎日の練習で積み重ねられているものがあるので、トレーニングマッチですべて出せるように頑張りたいです。これまでのトレーニングで紅白戦やゲームもやってきましたが、自分の持ち味であるスピードを生かしたサイドからの攻撃参加があまりできていないと感じているので、トレーニングマッチではたくさん走って長所でアピールしていきたいと思います。クロスの対応についてトレーニングの最後に守備陣で話して、その場面になった際には自分がどこに戻るべきなのか、どこまで絞るのかなども確認できました。プロの世界でサッカーをしたいというのが小さい頃からの夢で、女子サッカーがプロ化するとなったらやはりプロチームでやりたいということで移籍を決めました。移籍当初は所属チームに代表選手が多いこともあって代表の活動に参加しているような感覚でしたが、チームに慣れてから代表に呼ばれると逆に所属チームでサッカーをしているような感覚にもなり、そうした部分で環境の変化に伴う気持ちの変化は実感しました。

FW 浜田遥 選手(マイナビ仙台レディース)
FWとしてはゴールを奪うことが一番大きな役割なので、今日のトレーニングでもなるべく前を向いてゴールを奪うことを意識して取り組みました。自分は特に前を向くことやターンが苦手で、コーチ陣からは積極的にボールを受けて前を向くように言われています。まずは得点を奪うことが一番ですが、背後を狙うことも監督から言われている部分です。そこが自分の一番の特徴で、ここ数日の練習で裏の取り方も学べたので、試合で実践できたらと思っています。これまでは自分のタイミングで動き続けながらパスを受けることが多かったのですが、今回のキャンプでは、相手が自分から目線を外した瞬間に動いたり、大きく逆に動いて相手の視野から消えてから受けたりとチャレンジしているのですが、まだタイミングがすぐにはつかめず、何回か繰り返す中で成功するときもあります。まずは明日のトレーニングマッチで、今回学んできたことを実践して得点を奪いたいです。代表メンバーには自分が持っていないいいものをたくさん持っている選手が多くいるので、練習の映像も何回も見返して勉強させてもらっています。上手く相手の逆を取れてボールを受けられた瞬間は本当にフリーな状態で受けられるので、「あ、これか!」と実感することができています。明日のトレーニングマッチではその気付きの回数を増やせるように頑張りたいと思います。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー