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U-20日本代表候補、2日間のショートキャンプを実施
2023年04月05日
FIFA U-20ワールドカップに向けて強化を続けるU-20日本代表は、4月3日(月)から4日(火)にかけて高円宮記念JFA夢フィールドで2日間のトレーニングキャンプを行いました。
所属クラブで出場時間の短い選手やFIFA U-20ワールドカップに向けて最後のアピールをしたい選手が14名集まりました。2日目には、関東大学選抜(2003-2004年生まれ)を相手に45分×2本の練習試合を実施。交代自由のルールを設け、U-20日本代表候補はGK2名、フィールドプレーヤー12名の全選手が出場しました。
前半は主導権を握りながら積極的に攻撃を仕掛け、24分にはMF笠柳翼選手(V・ファーレン長崎)の早いパスに反応したMF松村晃助選手(法政大)がクロスを上げ、FW千葉寛汰選手(徳島ヴォルティス)がヘディングで合わせて先制します。43分にも、千葉選手が相手ディフェンスに倒されて得たFKから千葉選手が再び決め、2-0で試合を折り返します。しかし後半、選手をがらっと入れ替えた関東大学選抜に対して、「相手の圧力に負け、苦しい試合展開にしてしまった」と選手たちが振り返ったようにリズムを掴めず、71分、92分と立て続けに失点。最後はPK戦を経て辛くも勝利で締めくくりました。
FIFA U-20ワールドカップ2023は、開催地がインドネシアから変更となることが発表されましたが、開幕は5月20日(土)に予定されています。残り1ヶ月半。4月下旬にも再びショートキャンプを行う予定です。
監督・選手コメント
冨樫剛一 U-20日本代表監督
所属チームでの出場時間が短い選手もいましたので、90分で運動量や思考力が下がって苦しくなったときに誰がどうリーダーシップを出すか、ピッチ上で何を見せてくれるかを意識して見ていました。今回は招集人数もあえて多くしていませんので、そのなかで試合中にポジションや配置を変えるトライも行い、いいところ、改善点、両方が出たキャンプだったと思います。
MF 保田堅心 選手(大分トリニータ)
FIFA U-20ワールドカップ開幕まで残り1ヶ月と迫っていて、みんながこのキャンプの目的をわかっていますし、サバイバル、バチバチとした雰囲気がありました。この1、2年間、チームとして大会を目標に掲げてやってきましたし、ワールドカップに出たい意識があります。(メンバーに選ばれるために)AFC U20アジアカップからの成長やレベルアップを見せないといけないと思っています。残りの1ヶ月で、できる最大限のことをしたいです。
FW 千葉寛汰 選手(徳島ヴォルティス)
テンポよくプレーし、相手の背後を狙おうという意図で、前半は自分たちのやりたいサッカーができましたし、自分自身も2得点を決めることができました。1点目は(松村選手が)あそこしかないというところにボールを入れてくれました。(ワールドカップに向けて)徳島で試合に出ないことには話にならないので、まずはしっかりスタメンで出ることを目指します。
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