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T Dreams-60が日本一に JFA 第24回全日本O-60サッカー大会

2024年06月11日

T Dreams-60が日本一に JFA 第24回全日本O-60サッカー大会

JFA 第24回全日本O-60サッカー大会は6月10日(月)に最終日を迎え、T Dreams-60(関東1/東京)が優勝を飾りました。

最終日は決勝ラウンドの準決勝から行われました。T Dreamsと埼玉シニア60(関東2/埼玉)の“関東勢対決”では、開始わずか30秒ほどでT Dreamsが先制点を奪取。その後もボールホルダーへの素早いチェックで埼玉の攻撃を分断すると、後半にはPKでさらに1点を追加し、2-0で決勝へと駒を進めました。

一方、静岡県選抜O-60(東海2/静岡)と兵庫県シニア60選抜(関西1/兵庫)の試合は、序盤から静岡が何度もチャンスをつくりましたが、11分に兵庫が先制点を奪います。ビハインドに立った静岡は諦めることなく攻撃を続けると、後半アディショナルタイム、CKからのこぼれ球を押し込んで同点に追いつきます。迎えたPK戦では両チームとも4人目までが成功しましたが、静岡の5人目が外し、兵庫の勝ち上がりが決まりました。

決勝戦の立ち上がりは、激しくもフェアな攻防が続き、見ごたえのある展開が続きます。しかし徐々にT Dreamsが押し込んでいくと、前半アディショナルタイムには右からのクロスボールを受けた岡本嘉章選手が左足で蹴り込み、T Dreamsの1点リードで前半を折り返します。

後半は兵庫が中盤を支配し、相手ゴールに迫る回数が増えていきます。しかしT Dreamsはこれをしのぐと、後半12分には前線の選手たちの連係プレーから追加点を奪取。試合終了間際には岡本選手のアシストからダメ押しゴールが生まれ、3日間の熱闘を勝ち抜いたT DreamsがO-60世代の日本一に輝きました。

いずれの試合も、ファウルがあった際には互いに声をかけ合ったり、試合終了時に握手で健闘をたたえ合ったりと、フェアプレー精神にあふれていました。

選手コメント

名取篤 選手(T Dreams-60)
何十年ぶりかの全国大会で、久々にいろいろな人と会って高校時代の懐かしい話ができて、楽しかったです。数年前にこのチームに入り、皆さんの純粋で熱い気持ちに影響を受け、自分にも火がつきました。チームの雰囲気が非常に良いので、下を向かずにプレーできましたし、素晴らしいピッチでプレーできて本当に幸せです。普段は子どもたちにサッカーを教える立場なので、今回の経験を基にサッカーの楽しさを伝えていきたいです。

金澤真吾 選手(T Dreams-60)
アクの強いチームをまとめるのが大変でしたし、(試合に)出ていない選手のことを考えるといろいろ複雑な感情があったので、今は優勝してホッとしています。私は普段は教員を務めており、19年間、高校で女子サッカーを指導していたのですが、異動を機にシニアサッカーに今まで以上に真剣に取り組むようになりました。シニアサッカーに集中できる環境を神様が与えてくれたと思っています。僕にとっては永遠の青春ですね。

歓峯慎仁 選手(兵庫県シニア60選抜)
決勝は完敗でした。T Dreamsさんは高校時代から一緒にやっていらっしゃる方が中心のようですし、中盤をかなり支配されました。悔しさは当然ありますが、準優勝も素晴らしい成績なので、そこはうれしく思っています。優勝することを来年の目標にして、この場に戻ってきたいと思っています。懐かしいメンバーとピッチで会うこともありますし、試合が終われば相手や味方関係なく懇親できるのがシニアサッカーのいいところですね。

森田洋正 選手(埼玉シニア60)
負けてしまうとやはり達成感、満足感はないですし、「もっとできたのにな」と思いますが、何歳になってもこういう気持ちになれるのがサッカーの魅力ですし、まだまだやらなくてはいけないなと感じました。地元に帰ったら少しゆっくりして、またトレーニングして向上したいと思います。全国大会に出られたことはすごく幸せでしたが、チャンスをもらえたにも関わらず頂点に立てなかったので、もう一度頑張ります。

大会期間:2024年6月8日(土)~6月10日(月)
会場:秋田県/仁賀保グリーンフィールド、TDK秋田総合スポーツセンター、にかほ市象潟グラウンド
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