JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 71大会ぶり関西勢決勝制し、ヴィッセル神戸が2度目の戴冠 宇佐美選手不在のガンバ大阪、決定機を生かせず惜敗 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会

ニュース

71大会ぶり関西勢決勝制し、ヴィッセル神戸が2度目の戴冠 宇佐美選手不在のガンバ大阪、決定機を生かせず惜敗 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会

2024年11月24日

71大会ぶり関西勢決勝制し、ヴィッセル神戸が2度目の戴冠 宇佐美選手不在のガンバ大阪、決定機を生かせず惜敗 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会

71大会ぶりに関西勢対決となった決勝を制したのはヴィッセル神戸でした。
後半19分、瞬く間に1点を奪って5大会ぶり2度目の戴冠。強豪へと駆け上がるクラブの勢いに加え、確かな地力と勝負強さを感じさせる勝利を収めました。

序盤に攻勢に出たのはガンバ大阪でした。ダワン選手のヘディングシュートに肝を冷やす場面もありましたが、高強度のプレスを続けて無失点で乗り切ります。やや押され気味の戦局を一変させたのは、GK前川黛也選手のロングボールからの鮮やかな攻撃でした。佐々木大樹選手が競って大迫勇也選手から右の武藤嘉紀選手へとつなぎ、シュート性のボールがこぼれたところに詰めたのが宮代大聖選手。「あそこにポジションを取れたのが結果的に良かった」と納得の表情でした。

日本代表で活躍した30歳を越す重厚な面々だけでなく、今大会は20代半ばの佐々木選手や宮代選手がゴールという目に見える結果で大貢献。現役時代に、消滅前最後の横浜フリューゲルスを天皇杯優勝へ導く決勝ゴールを挙げた吉田孝行監督は「チーム力で勝ってきた」と、チームの成長に実感を込めました。

ガンバ大阪は1点を追う後半30分にもダワン選手がヘディングの決定機で、わずかに枠を外しました。決勝2日前の練習で右太もも裏に肉離れを負ったエース宇佐美貴史選手の不在が、やはり響きました。前回に天皇杯で頂点に立って以来9年ぶりのタイトルには届かず、ポヤトス監督は好機を生かせなかった悔しさをにじませながら「選手は気持ちを高めて戦ってくれた。戦いぶりには誇りを持っている」と語りました。

監督・選手コメント

ダニエル・ポヤトス 監督(ガンバ大阪)
ファンの皆さんにタイトルを届けられなかった悔しさでいっぱいです。前半はガンバの方が素晴らしく、神戸を上回っていたと思いますし、それだけに決定機でしっかりと決めておきたかったです。(決勝で敗れて)悔しい気持ちですが、ここまでサンフレッチェ広島や横浜F・マリノスを含めて難しい相手に対してしっかり勝ち上がってきましたし、今大会はガンバにとって素晴らしい大会でした。(決勝戦は)後で落ち着いて振り返りたいと思います。

ダワン 選手(ガンバ大阪)
言葉で多くを語ることは難しいですが、僕たちは良いサッカーをしたと思います。僕自身にも得点を決めるチャンスがありましたが、その中でチャンスを生かし切れず、ゴールを取って、チームの勝利に貢献することができませんでした。チームのことをコメントするとすれば、チーム全員を誇りに思います。今年のチームは新しい一面というか、今までと違ったサッカーを見せられました。

吉田孝行 監督(ヴィッセル神戸)
結果が一番大事だと思っていたので、勝利を挙げ、タイトルを獲得することができて本当に良かったです。前半からお互いに固いゲームになって、相手に流れがいく時間もありました。その中で、ハーフタイムに「自分たちらしく、我慢強くプレーしていればチャンスは必ずくる」と伝えました。後半はそういう展開になったと思いますし、試合の締め方にしてもチーム全員で共有することができました。

大迫勇也 選手(ヴィッセル神戸)
チーム全員で獲得したタイトルだと思います。(決勝点は)素晴らしいゴールでした。全員がゴールに向かうことができ、良いプレーでしたし、良いゴールだったと思います。僕は怪我をしていたので、コンディションも良くありませんでしたが、しっかりと80分過ぎまでプレーすることができました。チームが勝てたことが何よりうれしいですし、勝てて良かったと思います。

【1回戦】5月25日(土)、26日(日)[予備日:5月29日(水)]
【2回戦】6月12日(水)[予備日:6月19日(水)]
【3回戦】7月10日(水)[予備日:7月17日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月21日(水)[予備日:8月28日(水)]
【準々決勝】9月11日(水)、18日(水)、25日(水)
【準決勝】10月27日(日)
【決勝】11月23日(土)

大会情報はこちら

特別協賛
  • 株式会社SCOグループ SCO GROUP
JFA OFFICIAL
TOP PARTNER
キリンホールディングス株式会社
JFA OFFICIAL
SUPPLIER
アディダス ジャパン株式会社
JFA COMPETITION PARTNER
  • 株式会社モルテン
  • ニチバン株式会社
  • トヨタ自動車株式会社
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー