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G大阪が3発完封 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025第4節

2025年04月28日

G大阪が3発完封 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025第4節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025は4月26日(土)と27日(日)に第4節を実施。OFA万博フットボールセンターグラウンドBではガンバ大阪ユース(大阪)とサンフレッチェ広島F.Cユース(広島)が対戦しました。

ピックアップマッチ

ガンバ大阪ユース 3-0(前半1-0、後半2-0) サンフレッチェ広島F.Cユース

序盤はサイドから突破を仕掛けた広島のペースで試合が進みましたが、G大阪の守備陣も隙を与えません。「しっかりブロックをつくりながらボールの出どころにはプレッシャーにいった。『甘さを見せるな』という監督の言葉を意識しながら全員で声を掛け合った」とMF山本天翔選手(#6)が話す通り、ゴール前に持ち込まれても守備陣を中心に粘り強く対応します。4分にはスローインの流れから広島のFW宗田椛生選手(#9)にシュートを打たれますが、体を張って防ぎ、得点を与えません。

G大阪は堅い守備でボールを奪うと、GK荒木瑠偉選手(#1)らがクサビのパスを送り、前線の選手のポストプレーから相手陣内に攻め込みます。10分にはファーストチャンスが訪れます。FW久永虎次郎選手(#23)のパスを受けたMF嶋岡陽大選手(#5)がゴール前にスルーパス。最後はタイミングよく走り込んだFW中積爲選手(#14)が冷静にゴールネットを揺らしました。

「開幕戦は自分がチャンスを決めることができず0-1で負けてしまった。第2節は勝ったけれど、自分が点を取れなかったことが本当に悔しかった。この試合で点を取って、ここから乗っていくという意欲が強かった」(中積選手)。エースの一撃で均衡を崩したG大阪は28分、広島の宗田選手にヘディングシュートを許しますが、GK荒木選手が落ち着いて防ぎ、1点リードで前半を折り返しました。

後半も序盤は広島のチャンスが続きましたが、G大阪の堅守は崩れません。55分、広島はCKからMF小林志紋選手(#10)がゴールを狙いますが、GK荒木選手の正面に。65分にはG大阪のゴール前でFKを獲得。小林選手が直接ゴールを狙いましたが、シュートは壁に阻まれました。

残り時間が15分を切ってからはG大阪が交代カードをフル活用し、攻撃を活性化させました。すると76分、山本選手が右サイドのスペースにパスを配給。途中出場のFW加藤倖太選手(#9)が走り込んでゴール前にパスを送り、中積選手が2点目をマークします。90+1分にはMF深江龍明選手(#34)の浮き球のパスに中積選手が反応。ヘディングでハットトリックを達成するとともに、G大阪に3-0の勝利をもたらしました。

監督・選手コメント

町中大輔 監督(ガンバ大阪ユース)
広島には優れた選手が多く、攻撃陣の能力も高い。自分たちはシュートを打っていましたが、相手にも打たれました。攻め合う試合展開で肝を冷やす場面もありましたが、ガンバは攻撃的なクラブなので、どんな点差でも、どんな相手にも攻撃的にいきたい。それが悪い方向に出るときもありますが、今回は良い方向に進みました。U-18プレミアリーグはどのチームもクオリティーが高いので、戦っていて楽しいですね。何とか残留したいです。

MF #6 山本天翔 選手(ガンバ大阪ユース)
守備の時間が長くなりましたが、全員でしっかり粘って耐えることができました。前線の選手が少ないチャンスを生かしてくれて、完封勝利で終えることができて良かったです。リーグはまだ始まったばかりで、自分たちの成績は2勝1敗(第3節は未消化)。ここから勝利を重ねていくしかありません。チームとしてはファイナルに進んで優勝するのが目標で、そのためには1試合1試合勝ちを積み重ねていかないといけないと考えています。

野田知 監督(サンフレッチェ広島F.Cユース)
前半は中盤のスペースが空いて、そこをうまく使われてしまいました。3バックの脇からのビルドアップがうまくいかなかったため、中盤やサイドにボールが入らず、苦しかったです。中盤の選手にボールが入って、サイドをうまく使いながら展開しているときは攻撃に出る回数も多かったのですが、シュートがGKの正面に飛ぶなど、フィニッシュの精度を欠きました。五分の試合展開になった中、最後のクオリティーの差が出ました。

MF #8 野口蓮斗 選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)
ここまで3試合は内容を伴う勝利があまりなかったのですが、今回の試合は、内容は悪くなかったけれど、負けてしまった。相手の堅守を前に、自分たちの攻撃が機能しませんでした。個人としても、相手のボランチに配球の質を見せられ、まだまだだと感じました。今年はチームの中心として圧倒的な存在になりたい。チームとしては、プレミアWESTで優勝して、ファイナルのチャンピオンになることが目標です。

その他の試合結果

EAST
青森山田高校 0-1(前半0-0、後半0-1) 鹿島アントラーズユース
浦和レッズユース 0-1(前半0-0、後半0-1) 川崎フロンターレU-18
流通経済大学付属柏高校 3-1(前半2-0、後半1-1) FC東京U-18
東京ヴェルディユース 2-1(前半0-1、後半2-0) 前橋育英高校
市立船橋高校 3-3(前半1-2、後半2-1) 横浜FCユース
柏レイソルU-18 0-0(前半0-0、後半0-0) 昌平高校

WEST
帝京長岡高校 1-2(前半0-0、後半1-2) アビスパ福岡U-18
東福岡高校 1-2(前半1-0、後半0-2) ファジアーノ岡山U-18
サガン鳥栖U-18 2-3(前半1-2、後半1-1) ヴィッセル神戸U-18
神村学園高等部 0-2(前半0-0、後半0-2) 静岡学園高校
大津高校 1-3(前半0-1、後半1-2) 名古屋グランパスU-18

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
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