SAMURAI BLUE（日本代表）は10月4日(水)、2日後に控えたキリンチャレンジカップ2017のニュージーランド代表戦に向けて、試合会場の愛知県・豊田スタジアムで練習を行ないました。

約2時間の練習では、ランニングや体操などで体をほぐした後、前日に引き続いて冒頭15分以外を非公開にして調整。紅白戦などで戦術の確認に入念に取り組みました。

左太もも裏に張りを覚えているFW原口元気選手（ヘルタ・ベルリン）は、この日はホテルで別調整となりました。

6日(金)のニュージーランド代表戦は、日本が8月末に2018 FIFAワールドカップロシア大会への出場を決めて以降初めての国際親善試合で、本大会のメンバー選考とチーム強化を進める機会です。10日(火)には、神奈川県・日産スタジアムでハイチ代表と対戦します。

FW久保裕也選手（KAAヘント）は、「ワールドカップへ向けての競争で、個人のアピールの場と感じている。目に見える結果をしっかり残せれば」と話しています。

DF槙野智章選手（浦和レッズ）は、「自分にしかないものを出していかないといけない」と話し、今回背番号17を付けることになったMF小林祐希選手（SCヘーレンフェーン）も、「俺は俺らしくやりたい」と意気込んでいます。

今回対戦するニュージーランドは、通算3度目となるワールドカップ出場をかけて、オセアニア地区予選を首位で勝ち抜き、11月に行われる南米5位チームとの大陸間プレーオフへ進出しています。

今回の来日メンバーには、6月のFIFAコンフェデレーションズカップのメキシコ戦で先制点を奪った長身FWクリス・ウッド選手（バーンリー/イングランド）や、小林選手とクラブで同僚のMFマルコ・ロハス選手やウェストハム所属DFウィンストン・リード選手を擁し、このほか、オーストラリアや北米でプレーする選手らで構成されています。

日本代表対ニュージーランド代表戦は6日(金)、19:20キックオフの予定です。

選手コメント

GK #1 川島永嗣 選手（FCメス）
本大会への競争に勝っていかないといけないという気持ちでいますし、一人の選手として監督にアピールしていくしかありません。それはみんな一緒です。でもそういう一人ひとりの気持ちが今の日本代表を強くしていくし、新しい歴史やページを作っていく糧になると思っています。僕の中では常に日本代表がどうすれば勝てるのか、強くなっていけるのかが大切です。自分はこれまでのGKの人たちをまだ超えられていない。今やっと、自分が出会った頃の楢崎（正剛）さんに近づけたかなと思うぐらいなので、まだまだ成長していかなければならないと思っています。

DF #6 遠藤航 選手（浦和レッズ）
ワールドカップのメンバーに入れるか入れないかという状態の中で、まずはクラブで高いクオリティのプレーを見せ続けなければいけないことは、もちろん理解しています。本大会ではフィジカル的な強さでもJリーグとは全く違うと思うので、そういう部分での成長もしていなければいけないと感じています。

DF #20 槙野智章 選手（浦和レッズ）
この合宿での選手のモチベーションと雰囲気は、かなり変わってきていると思います。相手FWのキーとなる選手を押さえる強さなど、他のセンターバックの3選手にはないものを出していかないと、真ん中でのポジション争いにも勝てないですし、最終メンバー23人にも入れません。自分が試合に出ることはもちろんですが、出ない時にチームでどうあるかということも考えてやっていくことが大事だと思っています。

MF #17 小林祐希 選手（SCヘーレンフェーン）
しっかり誰がどこにいるかを把握して、チームメイトの息遣いを見ながらプレーできれば最高です。みんなが動くスペースを消さないように、ボールを持っていない時に、あまり動き過ぎない方がいいかなと考えています。みんなが動いている時に自分が止まれば勝手にマークは外れますし、周りも活きるかなと思います。

FW #11 久保裕也 選手（KAAヘント）
試合に出してもらえたらゴールを狙いにいきたいですし、ゴールに絡む姿勢は見せたいです。監督が言うことを聞きながら、自分たちの良さも出して行けたら一番いいと思います。本大会まではチームで消費する時間が一番長いと思うので、そこでの結果がすべてだと思っています。

FW #15 大迫勇也 選手（1.FCケルン）
僕自身を含めて、みんなが試されている立場だと思います。だから本当に責任あるプレーが求められていると思いますし、それをピッチの上で表現しないとなりません。まずはゴールです。ゴールに向かう、ゴールを狙うということを示していかないといけないと考えています。

JFA-TV

スケジュール

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2017/10/6(金)　19:20 キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE vs ニュージーランド代表
愛知／豊田スタジアム
テレビ放送：日本テレビ系にて全国生放送

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2017/10/10(火)　19:30 キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE vs ハイチ代表
神奈川／日産スタジアム
テレビ放送：TBS系列にて全国生放送

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10/10(火)　キリンチャレンジカップ2017　神奈川／日産スタジアム

2017/10/10(火) 19:30 キックオフ(予定)　神奈川／日産スタジアム
SAMURAI BLUE(日本代表) vs ハイチ代表

10/22(日)　MS&ADカップ2017　長野/長野Uスタジアム

2017/10/22(日)　16:30キックオフ(予定)
なでしこジャパン(日本女子代表）vs　スイス女子代表
長野/長野Uスタジアム