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2016年度JFA第9回理事会を開催
2016年09月15日
日本サッカー協会(JFA)は本日(9月15日)、理事会を開催しました。
本理事会では、ナショナルコーチングスタッフについて協議され、リオデジャネイロオリンピックで日本代表チームを率いた手倉森誠氏がSAMURAI BLUE(日本代表)のコーチに、同じくオリンピック代表のコンディショニングコーチを務めていた早川直樹氏がSAMURAI BLUEのコンディショニングコーチに復帰することが決まりました。
手倉森コーチは、2014年にU-21日本代表監督に就任し、SAMURAI BLUEのコーチも兼務してきましたが、オリンピックを終え、今後はSAMURAI BLUEのチーム強化に注力することとなります。
また、チリサッカー連盟から「第15回フットボールトーナメント “COPA UC” U-17」に招待されたことを受け、今年度の新規事業としてU-16日本代表のチリ遠征を実施することも決まりました。
U-16日本代表は、FIFA U-17ワールドカップ2017(インド)出場を懸けて明日(9月16日)、AFC U-16選手権の初戦に臨みます。ワールドカップ出場を決め、12月のこの国際親善試合でさらなる成長を遂げることが期待されます。
“COPA UC”は12月12日から20日、チリのサンチアゴで開催され、U-16日本代表、U-16メキシコ代表、U-17チリ代表、U-17パラグアイ代表、U-17エクアドル代表、U-17ペルー代表など全8チームが参加することになっています。
8月24日にイタリア中部で発生した大地震に際し、イタリアサッカー連盟に復興支援として2万USドルを寄付することも承認されました。
このほか、熊本地震の義援金として31,483,949円を熊本県に寄付したことも報告されました。田嶋幸三 JFA会長が9月8日に熊本県庁を訪問し、蒲島郁夫県知事に渡したこの義援金は、5月6日から6月20日の期間に開設した「熊本地震義援金口座」に振り込まれた寄付金と各地で実施した募金活動による寄付、SAMURAI BLUEやなでしこジャパンの選手の協力を得て行ったチャリティーオークションの売上、5月11日の「MS&ADカップ2016 ~九州 熊本震災復興支援チャリティーマッチ がんばるばい熊本~」(佐賀)の収益などによるものです。内訳につきましては、本理事会の資料をご覧ください。
この他にも、熊本地震の被災地である益城町、嘉島町、南阿蘇村、西原村の4町村の14の小学校5年生を対象にJFAこころのプロジェクト「夢の教室」を実施することも報告されました。被災地の子どもたちのこころの回復支援を目的に、サッカーを含むさまざまな競技の選手、OB/OGが「夢先生」として派遣されます。
アジア貢献活動の一環として行っている指導者派遣についても協議され、ブータンサッカー連盟に埴田淳氏が同代表チームのGKコーチとして、柳楽雅幸氏がチャイニーズ・タイペイの女子代表監督に、鈴木大地氏が同じくチャイニーズ・タイペイ女子代表のGKコーチとして派遣されることが決まりました。9月15日現在、JFAから海外に派遣している指導者は20人となりました。
このほか、12月に今年もユニクロサッカーキッズinシンガポールを開催することが承認されました。シンガポールでの開催は2014年、15年に引き続き、3度目となります。
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