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第16回日本サッカー殿堂 掲額者決定のお知らせ
2019年06月14日
日本サッカー協会は、第16回日本サッカー殿堂に、西野朗氏、岡田武史氏、佐々木則夫氏の3名(特別選考)を掲額することを決定しました。
これにより、日本サッカー殿堂(日本サッカーミュージアム内地下1階)に掲額された方々の総数は、今回の3名を加え80名と2チームとなります。
特別選考(3名)
西野 朗(にしの あきら)1955年4月7日、埼玉県生まれ
1994年よりオリンピックを目指す日本代表監督就任し、28年ぶりとなるオリンピック本大会の出場を果たす。1996年アトランタオリンピックではグループリーグでブラジルを破る“マイアミの奇跡”を起こした。J1リーグでは4クラブのトップチーム監督を歴任し、通算勝利数270勝の歴代1位。2002年からガンバ大阪を率い、2008年のAFCチャンピオンズリーグで優勝。アジア王者として出場したFIFAクラブワールドカップでは3位となった。2016年にJFA技術委員長に就任。FIFAワールドカップロシア2018では、大会2カ月前に急きょ日本代表監督に就き、グループリーグを勝ち抜いて日本サッカー史上3度目のベスト16に進出した。2000年、2005年にJリーグ最優秀監督賞、2008年にAFC最優秀監督賞を受賞。
岡田 武史(おかだ たけし)1956年8月25日、大阪府生まれ
1997年日本代表コーチのときに加茂周監督の後を引き継ぎ、日本代表をFIFAワールドカップ(フランス)初出場に導いた。その後、J2のコンサドーレ札幌の監督としてJ1昇格、横浜F・マリノスをJ1優勝へ導くなど指導者としての手腕を発揮。2007年には再び日本代表監督に就任した。監督として2回目の挑戦となった2010 FIFAワールドカップ南アフリカではグループリーグを突破し、2002年大会に次ぐベスト16を果たす。同年のAFC最優秀監督賞を受賞した。2012年には中国スーパーリーグの杭州緑城を指揮。2014年には地域リーグのFC今治のオーナーとなり、運営会社の株式会社今治夢スポーツの代表取締役会長を務める。また、JFAでは理事、副会長を歴任し、2018年にシニア・アドバイザーに就任した。
佐々木則夫(ささき のりお)1958年5月24日、山形県生まれ
2007年になでしこジャパン(日本女子代表)の監督に就任。2008年の東アジア女子選手権(現、EAFF E-1サッカー選手権決勝大会)で日本女子代表史上初のタイトルを獲得。同年の北京オリンピックでは準決勝に進出し、初の世界大会4位。2011年のFIFA女子ワールドカップ(ドイツ)ではなでしこジャパンを世界一に導き、なでしこジャパンとして国民栄誉賞と紫綬褒章の栄誉に浴した。同年、同氏はまた、文部科学省スポーツ功労賞等を受賞。2011年度のFIFAバロンドールでは、女子年間最優秀監督賞を受賞した。2012年のロンドンオリンピックでは、日本サッカー界初の銀メダルを獲得し、連覇を目指した2015年FIFA女子ワールドカップでもチームをファイナリストに導き、なでしこジャパンを世界の強豪国へと育て上げた。
今後のスケジュール
日本サッカー殿堂掲額式典 9月10日(火)
JFAハウス 日本サッカーミュージアム内ヴァーチャルスタジアム