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2019年度第6回理事会を開催
2019年06月14日
日本サッカー協会(JFA)は6月13日(木)、東京・文京区のJFAハウスで第6回理事会を開催しました。
理事会では、第16回日本サッカー殿堂の対象者について協議され、日本代表チームの監督経験者である西野朗さんと岡田武史さん(現、今治.夢スポーツ代表取締役会長)、佐々木則夫さん(現、JFA理事)の3人を掲額することが決まりました。
3氏共に特別選考(推薦)による掲額で、今回は投票選考による対象者はいませんでした。
今回、殿堂入りが決まった西野さんは、U-23日本代表を率いて28年ぶりとなるオリンピック(アトランタ)に出場。Jリーグでは4チームの監督を歴任しました。ガンバ大阪時代にはアジア王者としてFIFAクラブワールドカップ2008に出場し、世界第3位に。2016年からはJFAの技術委員長を務めていましたが、昨年4月に急きょ、SAMURAI BLUE(日本代表)の監督に就き、FIFAワールドカップロシア大会では日本をベスト16に導きました。
岡田さんは1997年に日本代表コーチから監督に昇格し、悲願だったFIFAワールドカップ(フランス)の出場権を獲得。大会後はJクラブの監督を務め、2007年には再びSAMURAI BLUEを率いて2010年の南アフリカ大会で2大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たしました。2012年には中国スーパーリーグの杭州緑城を指揮。2016年にJFAの副会長に就任し、現在はシニアアドバイザーを務めています。
佐々木則夫さんは、2011年のFIFA女子ワールドカップでなでしこジャパンを初優勝に導き、同年のFIFA女子年間最優秀監督に輝きました。同ワールドカップに続き、2012年のロンドンオリンピックと2015年の女子ワールドカップと主要国際大会3大会でなでしこジャパンを決勝に導くなど、なでしこジャパンを世界の強豪に押し上げました。
この決定により、日本サッカー殿堂に掲額された総数は80人と2チームになりました。
掲額式は、JFAの創立記念日の9月10日(火)、JFAハウスで行われることになっています。
そのほか、田嶋幸三会長から6月3日(月)のFIFAカウンシルと同5日(水)に開催されたFIFA総会(いずれもパリ/フランスで開催)の決定事項について報告されました。
既に報道されている通り、2022年のFIFAワールドカップカタールは現行の32チームで行われることが決定。FIFAクラブワールドカップについては、2019年と2020年の2大会をカタールで開催することが正式に決まりました。2021年大会の開催国は、次のカウンシル(10月23・24日、中国/上海)でFIFAから推薦されることになっています。
また、総会ではFIFAの次期会長選挙が行われ、ジャンニ・インファンティーノ現会長が無投票で再選されました。任期は2023年までの4年間です。
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