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日本サッカー協会が AFC DREAM ASIA AWARDSでInspiring Member Association カテゴリーのゴールドを受賞
2019年11月22日
日本サッカー協会(JFA)は、2019年10月30日にクアラルンプール(マレーシア)のAFCハウスで開催されたAFC DREAM ASIA AWARDS 2019において、Inspiring Member Association カテゴリーのゴールドを受賞しました。
AFC DREAM ASIA AWARDSはサッカーを通じた社会貢献活動を表彰するもので、今年度、日本からはJFAのほか、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)がNGOカテゴリーのゴールドを受賞しています。二つのゴールド受賞はAFCに加盟する46協会のうち日本だけです。
AFC DREAM ASIA AWARD 2019受賞
サッカーを通して社会貢献を行うAFC加盟団体の表彰には3つのカテゴリーが設けられています。
Inspiring Member Association
ゴールド:日本サッカー協会
シルバー:中国サッカー協会
ブロンズ:マレーシアサッカー協会
Developing Member Association
ゴールド:ミャンマーサッカー連盟
シルバー:香港サッカー協会
ブロンズ:バングラデシュサッカー連盟
Aspiring Member Association
ゴールド:グアムサッカー協会
シルバー:パレスチナサッカー協会
ブロンズ:モンゴルサッカー連盟
JFA受賞コメント
松田薫二 JFA技術部グラスルーツ推進グループ グループ長/JIFF専務理事
ゴールドの受賞は、JFAが国内外で行った活動が最も社会に貢献していると評価されたもので、とても誇りに思います。
ノミネートした活動は、サッカーを通じた復興支援「DREAM福島アクションプラン」、暴力や暴言、ハラスメントのない健全なサッカー環境を実現させるための「JFAサッカーファミリー安全保護宣言」、天然芝のグラウンドを広げる「グリーンプロジェクト」、子どもたちに笑顔を届ける「JFAキリン・ビッグ・スマイルフィード」、夢を持つ素晴らしさを伝える「JFAこころのプロジェクト」、体育の授業を支援する「学校体育サポート」、「女子サッカーの普及活動」、貧困家庭の子どもたちに食品等を届ける「こども宅食」への協力など、全部で13の活動です。これらの活動は、日本各地の多くの人々の献身的な努力によって支えられています。この賞は活動に関わられた全ての方々へ授与されたものだと思いますので、皆さんと喜びを分かち合いたいと思います。
JFAに対するAFCのコメント(一部抜粋)
「国連グローバル・コンパクト」に登録された世界で最初のスポーツ統括団体として、JFAは三つの柱―すべての人のためのスポーツであること、青少年の育成を通じてその可能性を最大化すること、そして人々のより良い生活と地域社会を構築すること―を軸に社会貢献に取り組んでいます。ASEAN諸国とのサッカー交流プロジェクトやJFAこころのプロジェクト、そして「DREAM福島アクションプラン」での被災地への継続的な復興支援等は地域社会に寄り添ったもので、JFAが行っている活動のごく一部に過ぎません。サッカーを通じたこれらの魅力的な活動によって、JFAはアジア連盟の会員に真のインスピレーションを与えています。
AFC DREAM ASIA AWARDS
AFC DREAM ASIA AWARDSは、AFC(アジアサッカー連盟)が年に一度開催している表彰式で、サッカーを通じた社会貢献活動を行う組織や個人を表彰するもの。
【参考】AFC公式サイト:AFC Dream Asia Awards winners announced in Member Associations categories