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ツネログコラム#11「サッカーを通じたSDGsへの取り組み」

2025年07月28日

ツネログコラム#11「サッカーを通じたSDGsへの取り組み」

皆さん、こんにちは。

国際連合が提唱する「Football for the Goals (FFTG)」 イニシアチブに公式メンバーとして日本サッカー協会(JFA)が参画することとなり、6月9日に大阪万博で行われたその発表イベントに出席しました。

2022年に発表されたFFTGは世界的に影響力のあるサッカーのカを通じてSDGsの認知度を高め、サッカー界における行動を変革し、目標達成に向けた行動や実践の促進、持続可能性、人権、気候変動対策などの推進を目的に設立されたプラットフォームになります。

JFAは2021年より社会貢献やSDGsの活動として「アスパス!」を行っています。たとえば人権であればリスペクトや子どもたちが安心、安全に競技を楽しめるセーフガーディング、環境であれば熱中症防止の啓発を含めた気候変動への対策、地域であれば防災、減災に対するこれまでの取り組みなど、それらをさらに一段階引き上げていく。そしてSDGs 17の目標を2030年までに達成する動きを加速させていきたいと考えています。国連との方向性は合致しており、サッカーをツールとして社会貢献ができることをもっと多くの方々に知っていただけたらという思いです。

5月末にドイツのヘルツォーゲンアウラハにあるアディダスグローバル本社を訪問した際に、彼らは単なる社会貢献としてではなく「Through sport, we have the power to change lives. (スポーツを通して、私たちには人々の人生を変える力がある。)」というブランドの信念を貫くために、自社の成長戦略の一環としてサステナビリティを位置づけ、さまざまなパートナーと共に取り組んでいるという話を聞きました。

SDGs、サステナビリティは時代の要請であり、コミットしていくことは当然です。さらにその先に「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」というJFAの理念を推進していくために、サッカーファミリーの皆さん、パートナー企業の皆さんと一緒に歩んでいきたいとの思いがあり、私が会長職に就任した際、すぐにサステナビリティの部署を立ち上げました。一人ひとりが関心を持ち、自分ごとにしてもらえるきっかけをつくるとともに、「アスパス!」で掲げる環境、人権、健康、教育、地域という5つの分野にしっかりと注力していきたいと考えています。

先日、Jリーグ特任理事でサステナビリティ領域を担当する夫馬賢治さんによる職員対象のオンライン講演がありました。最後にそれぞれ興味のあるテーマごとに分かれ「JFAができること」についてグループワークのディスカッションを行いました。私も参加しましたが、皆さんにより見識を深めてもらい、活発な議論を通してより自分ごととして捉えてもらえる有意義な時間になったのではないかなと感じました。

47都道府県サッカー協会をはじめ、全国の皆さんとも共有しながらサッカーを通じて、SDGs、サステナビリティの意識を一層高めていきたいと思っています。

2025年7月

公益財団法人日本サッカー協会 会長
宮本 恒靖

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