今年度、8コースの開催を予定しているGK-C級コーチ養成講習会の担当インストラクターを対象に、実際のコースで行う実技・講義の内容を共有するインストラクター研修会を開催しました。昨年のコースで浮き彫りとなった問題点や、受講者にとってどのようなアプローチだと解り易いのかなど、前向きなディスカッションを通じてブラッシュアップを図りました。

インストラクターコメント

加藤好男 GKプロジェクトチーフ
5月6日(日)、7日(月)の2日間にわたり、2018年度JFAゴールキーパーC級コーチコース養成講習会に向けたインストラクター研修会を時之栖において開催しました。

2017年度より「トレセン認定制度」を実施して各地域における資格者コースの需要も高まって参りました。それに伴い、GK-C級につきましても、今年度より2コースを増やし、計8コースの開催となりました。インストラクターも各コース4名体制から2名体制へと移行するため、インストラクター1人にかかる責任と負担が増幅しました。そのような背景の中での研修会だけあってコース開催に伴う講義、実技内容の再履修、そして多くのディスカッションを重ねることで共有すべき様々な内容をブラッシュアップ出来ました。我々インストラクターも基準を統一してより質の高い講習会へと意識を高め環境整備をして参ります。

参加者コメント

小山健二 JFAインストラクター
今回の研修会で各地域のインストラクターの方々と実技・講義の共有や再確認を行いました。1泊2日の講習会でしたが、自分自身の課題も再確認でき短い期間でしたが非常に内容の濃い、そして素晴らしい講習会となりました。講習会で学んだことを自身が担当するコースで発信し、受講者の皆様に喜んで頂ける講習会にしていきたいと思います。

岡本理生 JFAインストラクター
GK-C級養成講習会での実技内容・講義内容を共有し、それに加え各代表活動報告等を聞くこともでき、大変有意義な時間を過ごすことができました。また、初めてサッカーをする選手、GKをする選手が指導対象に含まれるGK-C級ですが、その指導者に求められる資質や心構えを再確認することができました。この2日間を通して、GK指導の奥深さ、おもしろさ、そしてGK指導者の存在の大切さを改めて実感しました。そのことを今後、全国の指導者の方々と共有し、GKの育成に切磋琢磨していきたいと思います。

吉田明博 JFAインストラクター
GK-C級インストラクター研修会はインストラクターとしてのスキルのブラッシュアップの場として貴重な機会となっています。今回も多くのことを確認することができました。また、我々インストラクターも常に学び続ける姿勢を忘れないことと、受講生のために何ができるのかを常に考えて良い準備をしておくことが大切だと再認識することができました。今後もGK育成のために微力でありますが尽力していきたいと思います。