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S級コーチ養成講習会2020 Module5・最終試験 受講者レポート Vol.15

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2020年12月25日

S級コーチ養成講習会2020 Module5・最終試験 受講者レポート Vol.15

8月29日からスタートし、約3か月半の期間をオンライン講習と集合講習を繰り返しながら実施してきた今年度のS級コーチ養成講習会も最終試験を迎えました。
今回もSmartAmp法検査で全員の陰性を確認した後、清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で開催しました。
最終試験という緊張感あふれる雰囲気の中、9月からサポートしていただいた明海大学の選手に少しでも上手になって欲しいという願いも込め、仲間に見守られながら一人ずつ指導実践を行っていきました。

コロナ禍にあり前例のない講習会開催にあたり、関係各所の深いご理解とご協力をいただきながら、1人の感染者を出すこともなく最終試験を終えることができました。改めて心より御礼申し上げます。

Module5・最終試験

期間:12月14日(月)~12月17日(木)

12月14日(月) 検査、ガイダンス、コンディションチェックゲーム
12月15日(火) 指導実践
12月16日(水) 指導実践
12月17日(木) 閉講式、個人面談

2021年度のS級コーチ養成講習会は4月開講予定です。

受講者レポート

亘崇詞 監督(岡山湯郷Belle)
2020年12月14日夢フィ-ルドにて検査を行いJ-STEPへと移動。午後からガイダンスが行われ、最終試験が始まりました。これまで学んできたことをそれぞれが出し切り、遂に閉講式を迎える事になりました。春から始まるはずだったこの講習会は、新型コロナウイルスの影響で延期となりました。思い起こせば特別で内容の濃い時間でした。このような中、開講していただけるのか?不安を感じながらの日々でした。世の中の状況はさらに悪化し国内のサッカー環境がストップしてしまいました。本当に講義ができるのか?さらに不安を感じましたが、多くの方のご尽力のおかげで8月に講習会がスタートしました。

初めて集まった時は、やっと会えた。遂に始まるんだという思いでした。例年とは違い、オンライン上での講習が増えいつもとは違う難しさも感じましたが、海外から講義を行ってもらうなど多くのプラス要素もあり、毎日が発見でした。オンライン上での表現の仕方、相手に分かりやすく伝える方法など、サッカー界だけでなくこれからの社会でも応用ができることも多く学ぶことができました。講師の方々にも例年とは違った授業に多くの工夫をして頂きました。

SmartAmp法検査の実施や、指導実践を行うたびに用具の消毒をしていただき、想像以上の仕事量だったと思います。例年より多くの助けがあってこそ実施できた今回の講習会で、ご協力いただいた全ての方々に感謝をいたします。自分自身の力の無さを感じましたが、この場に来ることがなければ気づかなかった多くの学びがありました。勇気を持って意見をくれた仲間たちから色々なサッカー感を吸収させていただきました。グループで同じ目標に向かって進むとき、良いアイデアやパワーが生まれることを改めて感じました。心から講習に参加できて良かったと思っています。

そして、参加者・協力をしてくれた全員がコロナウイルスに感染せず、ケガで欠けることなく終われたことにホッとしております。閉講式で言われた「S級ライセンスを取得することがゴールではなく、ここからがスタートだ」という言葉を胸に今後も指導者としての自覚と責任を持ち、学び続けようと強く思いました。そして日本サッカー界の発展に少しでも力になれる存在になっていきたいと思います。

インストラクターの皆さん、講師、講習スタッフの方々、大変な状況の中、講習会を開催してくれて本当にありがとうございました。また大変な中、走り続けてくれた選手・補助学生、改めて関わってくれた全ての皆さんに感謝いたします。当たり前のことが当たり前でないと実感した2020年。この経験は貴重な財産となりました。そして改めてサッカーに出会えたことに感謝です。本当にありがとうございました。

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