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小学校体育サポート研修会 開催レポート(2023年3月3日)
2023年03月03日
日本サッカー協会(JFA)では、小学校の新学習指導要領に沿った体育授業実施をサポートする研修会を「小学校体育サポート研修会」と呼び、2014年から開催しています。
スポーツの楽しさに出合い、生涯にわたってスポーツやサッカーに親しみ続ける人を増やしていきたいとJFAは考えています。学校体育は、その入口ともなる非常に大事な場です。「小学校体育授業サポート研修会」は、特に体育や運動の苦手な先生に受けていただきたい研修会です。外部コーチによるサッカーの授業ではなく、教育の専門職である教員自身によるサッカー(ボール運動及びゴール型)の授業実践にJFAは大きな期待を持っています。「体育の授業でやったスポーツが楽しかった」と子どもたちが実感できるよう、まず先生方ご自身に、サッカーの楽しさについて「これならできる」と研修会で手ごたえを感じていただいています。
今回は、2月に各地で開催された「小学校体育サポート研修会」について、各学校等からいただいた写真・コメントをご紹介します。
2月10日(金) 伊勢原市立石田小学校(神奈川県) 19名受講
受講者コメント
澁木由美 さん
寒い日だったのに運動量も多く、とても体が温まりました。子どもにもこれくらい運動させたいです。すぐにマネして実践できるものばかりでした。とても楽しかったです。講師の方が小学校の先生ということで、同じ目線でのお話がわかりやすかったです。準備や片付けも参考になりました。
奥田拓 さん
体育や体を動かすことがもともと好きですが、考えながら楽しく動くことができました。いっしょに参加していた先生たちもとても楽しそうで、今日の内容をマネしながら授業に生かせば、体育の指導に不安のある先生も自信が持てると思いました。早く子どもたちと体育がしたくなりました。
2月13日(月) 深川市立一已小学校(北海道) 12名受講
受講者コメント
村山尚子 さん
体を動かすことを先にして、その後に講義を聞いたことで「そういうことか!!」と納得しました。実技では自然と声が出たりして(ひさしぶりにこういう実技研をしたこともあり)、あっという間の時間でした。やったことを「よく見ていてくれて、みんなに共有してくれる」「ほめてくれる」というのがすごくうれしかったです。自分も改めてやらないと!と思いました。
大野寛文 さん
運動量と対話量を確保したいと思いつつ、自分の授業では、活動が多いが話していない、話したが活動が少ない、ということが多かったので、サッカーに関わらず、体つくり運動などでも取り入れたいと思いました。
コーディネーショントレーニングとつながる、友だちと関わりながら運動することが印象に残りました。他のスポーツにも応用できると思います。とても楽しく取り組めて、子どもたちにも同じように体育を楽しんでもらえるようにしていきたいと思いました。
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JFAでは小学校や小学校教員を対象とした研修会・研究会に「小学校体育サポート研修会」の講師を派遣しています。実施希望は随時受け付けていますので、詳しくは以下をご覧ください。
※小学校体育サポート研修会
https://www.jfa.jp/coach/physical_training
_club_activity/dispatch_instructor.html
※「新・サッカー指導の教科書」
https://www.toyokan.co.jp/products/3651