JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 指導者 > フィジカルフィットネス TOP > 最新ニュース一覧 > フィジカルフィットネスリフレッシュ研修会実施レポート ~U-15、U-18年代の選手のための筋力トレーニング~

ニュース

フィジカルフィットネスリフレッシュ研修会実施レポート ~U-15、U-18年代の選手のための筋力トレーニング~

2022年11月07日

フィジカルフィットネスリフレッシュ研修会実施レポート ~U-15、U-18年代の選手のための筋力トレーニング~

JFAフィジカルフィットネスプロジェクトは、10月30日(日)に高円宮記念JFA夢フィールドで、指導者を対象としたU-15、U-18年代の選手のための筋力トレーニングに関するリフレッシュ研修会を行いました。

講義では、育成年代で行うべき筋力トレーニングに関する基礎知識を学び、日常のトレーニングに活かせる映像などを視聴しました。またペアワークなどを通し活発な意見交換や質疑応答が行われました。

実技では、ケガを予防するためのムーブメントプレパレーションを正しく行うための実践、また自体重で行える筋力トレーニングを中心に、体幹、上半身、下半身それぞれについて実演を行いました。

受講者コメント

富樫弘人 さん
“なぜ筋力トレーニングが必要か?”という問いかけから始まった本研修会でしたが、サッカー競技におけるパフォーマンスの向上はもちろん、プレー中のコンタクトに負けない体づくりやケガの予防を図るためにもやはり欠かすことができないものであると確認できました。
実技に関しては、トレーニングの基本的な方法を講師の先生方から提示していただき、その後様々な年代の指導をされている参加者の皆さんと“さらにこんな工夫ができるのでは”とディスカッションを行いました。議論を通し様々な視点や考え方を共有できたことも本研修会の魅力と考えます。
最後にJFA夢フィールドという素晴らしい会場で研修を行えたことに対し、協会・講師の皆様に深く感謝します。ありがとうございました。

加藤義明 さん(翔凜高校)
講義では筋力トレーニングの目的として、①ケガの予防、②パフォーマンスの向上、③当たり負けない体作りが挙げられ、それぞれについて説明がありました。特に当たり負けない体作りとして、U-13からトップカテゴリーまでの各年代のBMIの現状と今後の目標値について説明があり、私が指導している選手の具体的な目標体重設定につながる内容で、非常に参考になりました。また筋力トレーニングの内容として、動きづくり、スタミナづくり、パワーづくり等を、伸長発育速度の時期の違いからどのように組み立てるかの考え方を学びました。
実技ではコアトレーニングや自体重等のトレーニングと、ムーブメントプレパレーションについて、パフォーマンス向上と関連づけながら学べました。トップレベルで指導している講師による指導のポイントや選手への伝え方は、とても良い気付きとなりました。
今回、U-18、U-15年代の選手のための筋力トレーニングということで、普段指導するなかで疑問を感じる点もあり、大変興味があり研修会に参加しましたが、講義・実技ともに受講者の質問にも講師の経験を踏まえて回答してくださり、大変学びの多い研修会となりました。ありがとうございました。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー