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「JFA小学校体育サポート研修会」 2024年度の実施校の募集を開始
2024年03月25日
日本サッカー協会(JFA)は、「JFA小学校体育サポート研修会」の2024年度の実施校の募集を開始しました。
校内や地区の体育授業に関わる研修会・研究会として活用していただける本研修会は、体育授業を行う教員を支援する目的で2014年から実施しており、「新学習指導要領」に沿った内容となっています。
特に体育や運動の苦手な先生に受けていただきたい研修会で、「体育の授業でやったスポーツが楽しかった」と子どもたちが実感できるよう、まずは先生方ご自身にサッカーの楽しさを知っていただき、「これならできる」と手ごたえを感じていただける内容となっています。外部コーチによるサッカーの授業ではなく、教育の専門職である教員自身によるサッカー(ボール運動およびゴール型)の授業実践にJFAは大きな期待を持っています。
本研修会の実施をご希望の場合は、指定の申込フォームからお申込みをお願いします。
実施いただいた小学校には、体育の授業等で使用できるソフトスポンジボール10球(モルテン社製)とテキスト2冊を贈呈します。
※研究会等、複数の小学校から教員が集まるかたちで実施する場合は、参加者全員にテキストを贈呈します。
JFA小学校体育サポート研修会「サッカー(ボール運動・ゴール型)の授業づくり」概要
主催
公益財団法人日本サッカー協会
後援
スポーツ庁
内容
実技60分:小学校体育の全学年に対応した実技の内容となります。45分の授業でウォーミングアップから活動1、活動2、ゲームまで4段階の流れをつくることをベースにノウハウをご紹介します。
講義30分:実際の授業を計画・研究するうえでのポイントや単元の狙い、領域目標や児童の発育発達に則したプログラムの考え方をお伝えします。
講師派遣
JFA小学校体育サポート研修会 担当講師(原則として現役小学校教員)
※講師にかかる費用はすべてJFA負担
贈呈品
ソフトスポンジボール4号球(モルテン社製)10球とテキスト「新・サッカー指導の教科書(東洋館出版)」2冊
※研究会等、複数の小学校から教員が集まるかたちで実施する場合は、参加者全員にテキストを贈呈します。
対象期間
2025年3月31日(月)まで
実施条件
・参加者:小学校現職教員 12名以上30名以下(上限人数は応相談)
・会場:体育館と教室等講義ができる会場
・情報公開:研修会の写真や参加者のコメントを一部JFA公式SNSに掲載
・アンケート回答:研修会実施後の体育授業の変化・影響に関するアンケート回答
申込方法
実施希望日の1ヶ月前までに、指定の申込フォームからお申込みください
申込フォーム:https://forms.gle/NR1EHuBkkPFBmPhV8
JFAの学校体育への取り組み~背景~
・2014年、「小学校体育サポートプロジェクト」を発足
・2014年6月、『サッカー指導の教科書』を発刊(2019年に改訂版『新・サッカー指導の教科書』を発行)。「サッカー授業の進め方がわからない」という教員の声や意見を受け、年代ごとの授業の展開を具体的に提示。
・2014年、体育の授業を苦手とする先生へのサポートとして、「小学校体育サポート研修会」をスタート。文京区のJFAハウスなどで希望者を対象に開催してきた。
・上記を中学校に広げるべく、2021年12月に「中学校体育サポート研修会」をJFA夢フィールド(千葉)で初開催
・2022年1月、『中学校体育 サッカー指導の教科書』を刊行
・2022年、JFAの登録制度改革に連動して「サッカー、スポーツへの入口を広げる」ことを目的に、小学校体育への取り組みも強化。JFA小学校体育サポート研修会 担当講師を小学校に派遣して研修会を開催する。
※体育の授業は学習指導要領にその目標や内容が定められている。学校体育では1958年からサッカーは必須だったが、2008年に学習指導要領が全面的に改訂された。ボール運動はゴール型、ネット型、ベースボール型に分類され、ゴール型はサッカー、ハンドボール、タグラグビーなど複数種目から選択する形となっている。
研修会の詳細
https://www.jfa.jp/coach/physical_training_club_activity/dispatch_instructor.html