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JFAファミリーフットサルフェスティバル2009 with KIRIN スペシャルステージ in 宮城 7月26日にかんぽの宿 松島で開催

2009年07月31日

JFAファミリーフットサルフェスティバル2009 with KIRIN スペシャルステージ in 宮城 7月26日にかんぽの宿 松島で開催

 「JFAファミリーフットサルフェスティバル2009with KIRIN スペシャルステージ in みやぎ かんぽの宿松島」が7月26日、宮城・松島簡易保険保養センターアネックススポーツランドで開催された。地元・宮城をはじめ、青森、岩手、山形、福島から24チームが参加。試合やキリンフットサル教室などで、夏休みの1日を満喫した。

ファミリー賞

 ファミリー賞に輝いたFCタムラは、青森県・むつFCの、主に6年生のメンバーとその保護者たちで結成したチーム。6年生4人、5年生1人と代表者の石戸谷浩美さん(32)の6人編成の少人数だったが、全員がフル回転した。
 ほとんどが小学1年からの仲間で「学校は違いますが、ずっと一緒にやってきているので、気心は知れています」と石戸谷代表。しょっちゅうけんかをしているそうだが、ほめ合うことも忘れないとか。この大会に臨むに当たっては、3、4回合わせただけだった。「声を出して」「マークを外さずに」が合言葉で、強固なチームワークを武器に戦い抜いた。
 むつ市を車で出発したのは前日の午後8時。石戸谷克彦監督(34)の運転で、途中のサービスエリアで車中泊して、試合場に駆けつけた。強行日程だったが全員元気そのもので、成績は2勝1敗だった。
 この大会は勝敗は二の次で、いかに楽しんでプレーをしているかが、受賞の大きなポイント。FCタムラはそんなところが評価された。代表はキーパーとしてフル回転、常に笑顔が絶えなかった。「こんな賞をいただけるなんて本当にうれしい。みんなのおかげです」と喜んだ。
 主将の田村晟君(12)は「きょうはパスをもらう動きが鈍かった。得点できず残念です」と振り返った。他のメンバー全員が得点しただけにちょっぴり浮かない顔。石戸谷さんの長男・渓太君(11)は2得点と活躍。「いつもより良くなかった。将来はJリーガーになりたいです」と目を輝かせた。
 チームは表彰式が終わると早々に車に乗り込み、帰路についた。石戸谷監督は「これからまた6時間運転です」といいながらも満足そうだった。

フットサル賞

 福島県会津若松市にあるスポーツ少年団のメンバー、OB、保護者計14人で大挙して参加した。「みんなで楽しく、全員サッカー」がチームのモットー。人数は多いが「あくまでもこどもが中心です」と石原崇監督(32)は話す。
 前日は6年生の学年行事があったため、会場には2時間30分かけて当日入りした。少年団の練習は週5回ほどだが、フットサルの試合は久々だった。屋内の人工芝のコートということで最初は足が滑って戸惑っていたが、慣れてくると大いに楽しんでいた。
 「技術や勝敗は抜きにして、楽しくやりなさい。つまらない顔をしていたら試合に出さないぞ」という石原監督の檄(げき)に応えて、最後まで笑顔を忘れなかった。保護者たちも試合を楽しみ、3戦して1勝2分け。「まずまずの出来でした」(石原監督)と受賞を喜んだ。

フェスティバル賞

 岩手県宮古市にある山口小6年のサッカー仲間5人とその母親5人、父親1人で編成。この大会に合わせてチームを結成した。ほかのお父さんたちは車の運転などで協力している。チームの特徴は「小柄だけどスピードが身上」と信夫孝子代表(35)が話した。
 全員の息はピッタリで、子どもたちが母親をリードしている。この大会に備えての合同練習は1回だけ。試合には全員が出場して、心行くまで楽しんだ。「この大会は勝ち負けは別として、ファミリーで楽しみながらできるので最高です」と信夫代表。
 成績は1勝2敗。得点力不足が悩みで、3試合での得点は信夫亨太君(12)の挙げた1点だけ。「みんなでパスをつないで、決めることができました」。保護者たちは「小学校生活最後の夏休みのいい思い出になりました」と喜んだ。

 

キリンフットサル教室

 全試合終了後に、元フットサル日本代表でJFAアンバサダーの相根澄(さがね・きよし)さん(35)による「キリンフットサル教室」が行われた。約100人が参加。まずはコート内を走り、笛が1回鳴ったら近くの3人とハイタッチ、2回の場合はその場に座るなどと決めておいてスタート。集中力、理解力、対応力を養う練習で、内容を複雑にしていった。
 続いて「フットサルに大事なことは何」と質問を投げかけ、考えることの大事さと発言を促した。さらに、ボールをしっかりトラップすることの大事さを説き、お手本を見せた。試合形式でのミニゲームでは状況判断や考えることの大事さを教えた。最後は「失敗は恥ずかしいことではない。思い切りチャレンジして失敗してください。失敗が多い人ほどうまくなる」と締めくくり、約1時間の指導を終えた。

 

文・写真提供:日刊スポーツ

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