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JFAなでしこひろば 大分スポーツリハビリテーションセンター(大分県)で開催
2017年07月14日
「大分スポーツリハビリテーションセンター」が主催する「JFAなでしこひろば」が7月9日(日)、大分県大分市で開催されました。6月に新規認定団体となった大分スポーツリハビリテーションセンターは、今回が第1回の開催となりました。参加した12名は全員が女性で、7歳から最年長の51歳の方まで、幅広い層の方が集まりました。
冒頭では、横井雄弥代表が「JFAなでしこひろば」をなぜ開催するのか、どういった目的で行うのかを参加者に話しました。その後、大分県の女子サッカー普及コーディネーターを務める、元大分トリニータの高松大樹氏から挨拶と熱中症に対する講義が10分ほど行われ、選手自身での体調管理を促しました。
実際にボールを使用する前にはウォーミングアップとして、リズムトレーニングの「リズム・ジャンプ」を音楽を流しながら実施。保護者にも一緒に参加していただき、楽しんでいる様子が見られました。その後はアイスブレイク(ボール取り)、基本練習(パス、ドリブル)などを行い、チームや個人で楽しみながら競争しあい、盛り上がりを見せました。最後は2チームに分かれてのミニゲームを実施し、高松コーディネーターも参加。元日本代表と試合ができることで子どもたちのモチベーションも高く、2人や3人で囲んで積極的にボールを取りにいっていました。
開催終了後には「次回も参加したい」との声が多く聞かれました。社会人の方からは「子どもたちにサッカーを教えるのが楽しかった」と、未経験者だけでなく経験者からもポジティブな意見が届いていました。
主催者コメント
横井雄弥 大分スポーツリハビリテーションセンター代表
大分県では初となる「なでしこひろば」の開催となりました。広報から開催まで不安もありましたが、多くの協力者のおかげで無事に開催できたことにホッとしています。終了後は「楽しかった」「次回も参加したい」「女性だけでサッカーをすることが少なかったので良い経験でした」などの声が聞かれ、開催できたことを嬉しく思いました。募集に関しては、近隣施設や市内の小中学校へのポスター配布、SNSでの拡散を実施しましたが定員までの応募とは至らず、特にサッカー未経験者の方が気軽に参加できる場所として、どのようにアプローチしていくかが今後の課題だと感じました。今回の初開催で参加してくれた子ども達や保護者の口コミ、地元テレビ局や新聞に取り上げられたことによる宣伝効果にも期待しつつ、継続して開催を行っていきたいと思います。
参加者コメント
中村実結 さん
普段からサッカーをやっていますが、チームではやったことのない練習ができて楽しかったです。サッカーで早い動きをしなければいけないので、少しでも早く動けるようにいっぱい練習したいと思いました。また、将来の夢はサッカー選手になることなので、左足も使えるようにならなければいけないと思いました。両足とも使えるような選手になれるように頑張りたいです。
JFAなでしこひろば
女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。