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寄付月間2018がスタート。SAMURAI BLUE 槙野智章選手と原口元気選手からのメッセージやJFA川淵相談役の講演も~欲しい未来へ、寄付を贈ろう。~
2018年12月04日
日本サッカー協会(JFA)は、サッカーを通じた社会への貢献の一環として、社会課題解決に役立つ寄付文化を広げるために毎年12月に日本全国で行われる「寄付月間 Giving December ~欲しい未来へ、寄付を贈ろう。~」に賛同し、協力しています。
今年は、SAMURAI BLUE(日本代表)の槙野智章選手と原口元気選手から寄付を呼びかけるメッセージ動画を制作し、12月に行われる天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会や、皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグファイナル、JFA全日本U-12サッカー選手権大会等の会場で上映します。
また、寄付月間のスタートに合わせて11月30日には東京大学福武ホールで記念シンポジウムが行われ、JFAの川淵三郎相談役が「ボランティアと寄付」と題した基調講演を行いました。川淵相談役は、Jリーグが誕生した25年前に視察先のアメリカで広がっていたスポーツチャリティーイベントの現場で、「寄付をしてあげている」ではなく「寄付をさせていただきありがとう」と話す人がいて衝撃を受けたことや、Jリーグがさわやか福祉財団へ寄付をすることになったときのエピソード、さらに、個人としても毎年の誕生日にプレゼントをもらうのではなく、「ちょっと痛いと思う金額」を寄付するようにしているという「寄付のマイルール」について紹介しました。
今年は、全日本大学サッカー連盟が寄付月間の「リードパートナー」に加わり、大会の会場でゴール数などに応じた寄付を行うほか、日本障がい者サッカー連盟も誰でも気軽に参加できるイベントを企画するなど、サッカーファミリーの間でも寄付の大切さを考える取り組みが広がっています。
SAMURAI BLUE サッカー日本代表からのメッセージ
槙野智章 選手
「僕たちは災害が起きた時、一人のスポーツ選手として何ができるか、いつも考えています。東日本大震災の時、大阪でチャリティーマッチを行いました。たくさんの方々がスタジアムに駆けつけてくださり、被災地への熱い思いを託していただきました。そして今年、北海道でのキリンチャレンジカップの2日前に地震が起きました。改めて僕たちに何ができるか、強く思い直しました。現在、日本代表は『がんばろうニッポン』を合言葉に、チャリティーオークションを続けています。こうして集まったお金が少しでも、被害にあわれた地域の皆さんに役立てばと思っています。まだまだ、災害の影響を受けている地域はあります。引き続き、皆さんのご協力よろしくお願いします。」
原口元気 選手
「僕たちの住んでいる社会には、たくさんの難しいことがあります。病気や災害で苦しんでいる人、貧困で苦しんでいる人などです。僕たちSAMURAI BLUEは、ロシアワールドカップでは全力でプレーし、どんなに苦しいことがあってもあきらめずに戦うことの大切さを伝えられたと思っています。みんなで協力して、強い気持ちで戦うことができれば、どんな困難なことでも乗り越えられると思います。僕も、寄付で社会のためにどんなことができるか、一緒になって考えたいと思います。」
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