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人権教育についての特別講義~大分県サッカー協会の取り組み
2014年09月25日
9月6日、県民体育大会サッカー競技の開催に併せ、一般社団法人大分県サッカー協会1種(社会人)委員会が人権教育についての特別講義を行いました。この講義は各郡市町村の選手や指導者を対象にしたもので、別府市役所人権同和教育啓発課より2人の講師を招き、差別や人権についてディスカッションをしました。普段何気なく発してる言動でも、受け取り方によっては「差別的な言動」ともとられる場面などを参加者で共有しました。大分県サッカー協会では、今後もこのような活動を1種(社会人)委員会として行っていきます。
講師より
河野三教 講師
人権についてディスカッション形式で講義をしました。予定人数の30名を超え、46名の参加となりました。今まで多くの人権教育について講義をしてきましたが、スポーツ団体からの派遣依頼は初めてであり、当初は何について話をして良いか戸惑いました。「差別」というテーマで参加者の様々な意見が出たことは大変有意義な講義になったのではないかと思います。今後もこうした人権講義に協力していければと思います。
1種(社会人)委員長として
村瀬勇 主催者代表
まずはじめに、多くの参加された方々や悪天候のなかお越しくださったお二人の講師の方々に謝意を表します。「人権」や「差別」について初めて講義を企画しましたが、参加した方々のたくさんの意見を聞くことができて大変良かったと思います。講師の方々の講義は非常にわかりやすく、今後もこのような人権啓発活動をサッカー協会の社会人委員会として企画出来ればと思います。
受講者コメント
中元克煕 氏
試合終了後の講義であり疲れていましたが「差別」についての講義はとても良かったです。日頃何気なく発してる言葉が時と場所によっては差別的な発言ととられる事もあると考えました。また仲の良い人同士での言動においても関係のない第三者からすれば差別的な言動ともとられかねない事もあると感じました。このような講義は学生の頃に受けており、社会人になってからは不必要ではないかと思ってましたが、全く逆で社会人だからこそこのような講義を受けて日頃の社会生活に活かすべきだと思いました。
畑中賢三 氏
選手でもありますが、普段は中学生を指導しています。このような企画に参加するのは初めてで、正直言って面倒だという気持ちもありました。しかし講師の方々の話を聞いているうちに大変考えさせられる事が多く自分が恥ずかしくなりました。普段から子供達に対して自分がとってる言動は良いのか、もしかしたら不適切な言葉を言っているのではないか、などとより深く考えて今後の指導者としての自分を確立していけるよう努力したいと思います。