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フットサル日本代表候補 ゲーム形式でキャンプ最終日を終える

2017年08月11日

フットサル日本代表候補 ゲーム形式でキャンプ最終日を終える

8月8日(火)から開始したフットサル日本代表候補トレーニングキャンプは10日(木)に最終日を迎え、3日間の活動を終えました。

2日目となった9日(水)は、午前・午後の2部練習を実施。短い期間のなかで戦術を浸透させるため、ミーティングで映像を見ながら具体的な動きをイメージし、実際のピッチですぐに表現できるよう選手たちにポイントを伝えていきます。午前・午後ともに約2時間、フィジカル、戦術、体力ともにインテンシティの高いトレーニングを行いました。また午後はトレーニング前にGKのみでトレーニングを実施するなど、ポジションごとに特化したトレーニングも進めました。

キャンプ最終日はここまで浸透させてきた戦術的な理解の確認も含め、実戦形式でのトレーニングが中心となりました。若手選手とベテラン選手とにチームを分けて対戦。プレーの質や戦術的な理解の差を感じさせ、多くの気づきを植え付けることを意図しました。指示を与えるブルーノ監督の声がアリーナ全体に響き渡り、選手の集中力をさらに上げていました。

監督・選手コメント

ブルーノ・ガルシア 監督
3月から4月にかけて実施した欧州遠征を経て、今回のトレーニングキャンプはとても充実したものとなりました。私たちが求めるゲームモデルや個人戦術にしっかりフォーカスすることができました。4回のトレーニングセッションのみでしたが、選手間でのコミュニケーションもとても向上したと思いますし、次回の代表活動に向けた戦術的な共有ができたと思っています。

藤原潤 選手(バルドラール浦安)
とても充実していた反面、チームコンセプトの共有やコミニュケーションをもっと取り、一回のトレーニングの質を高めていかなくてはいけないと感じました。代表チームとして成長できるよう臨んでいきたいと思います。

星翔太 選手(バルドラール浦安)
監督が変わって初めて呼ばれたキャンプでした。新しいグループ、新しいコンセプトのもとでのプレーは刺激的でしたし、新鮮な気持ちで臨むことができました。キャンプは今日で終わりですし、少ない活動のなかで、コンセプトや姿勢を常に積み重ねていけるように意識してプレーしていかなければいけないと思います。

諸江剣語 選手(フウガドールすみだ)
キャンプ2日目は攻守においての数的不利あるいは優位の状況、定位置攻撃など、実践に近いかたちでのトレーニングを行いました。まだまだブルーノ監督が求めるクオリティには達していませんが、しっかりとコミュケーションを取りながら良い時間を過ごせたと思います。

植松晃都 選手(湘南ベルマーレ)
9日には定位置攻撃のセット間でのコミュニケーションや、攻守にわたっての切り替えの速さを大切にしたトレーニングも行いました。9月のアジアインドア&マーシャルアーツゲームズに向け、チーム全体として内容の濃いトレーニングをしていきたいと思います。

森村孝志 選手(バサジィ大分)
若手とベテランにわかれた紅白戦では若手チームでプレーしましたが、一つのミスから失点を重ね、負けてしまいました。実際の試合でもフィニッシュの精度の高いチーム相手には、簡単なミスで相手にリズムを与えて後手に回ってしまうことを身をもって体感することができました。チームに帰っても高い意識で日々のトレーニングに臨んでいきたいです。

室田祐希 選手(ペスカドーラ町田)
2泊3日という短い合宿でしたが質の高い練習ができました。ブルーノ監督が求める戦術を少しでも精度高く表現していけるよう、チームに戻ってもこの練習の強度を忘れずに意識高く取り組んでいきたいと思います。

スケジュール

8月8日(火) PM トレーニング
8月9日(水) AM/PM トレーニング
8月10日(木) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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