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3大会ぶり優勝目指す名古屋は初戦で逆転勝利を収める ~AFCフットサルクラブ選手権タイ2019~
2019年08月09日
Fリーグ2018/2019シーズンのレギュラーシーズンを制し、AFCフットサルクラブ選手権タイ2019の出場権を獲得した名古屋オーシャンズは、8月5日(月)に開催地のタイ・バンコクへ出発しました。
大会は7日(水)に開幕し、日本代表FP清水和也選手が期限付き移籍で加入しているタイ・ソンナム(ベトナム)などが勝利を収めています。清水選手は1得点を挙げるなど、チームの攻撃の中心として活躍し、現地でも高い評価を集めていました。
名古屋オーシャンズは、大会2日目の8日(木)に登場。アラブ首長国連邦(UAE)のアルダフラFCとの初戦を迎えました。通算8度の出場、最多3度の優勝を誇る名古屋にとって3年ぶりのアジア制覇を目指すうえで勝利したい一戦です。
序盤から試合の主導権を握りにかかった名古屋でしたが、前半4分に元日本代表FP畠山ブルノタカシ選手にゴール前の混戦から先制点を決められてしまいます。出鼻をくじかれた名古屋は、その後もボールを保持するものの相手の守備を崩しきれません。また、プレッシングで機能しない場面があり、カウンターからピンチを迎えました。
難しいゲームになりかけたところで、名古屋が試合の主導権を取り返します。前半15分、コーナーキックを得ると、星翔太選手がシュートを決めて1-1の同点に追いつきました。これにより落ち着きを取り戻した名古屋は、その後もアルダフラを圧倒していきます。チャンスをつくり続けるなか、前半残り5秒というところで再びセットプレーから橋本優也選手がゴールを決めて、2-1とリードをして前半を終えました。
後半に入ると、名古屋はさらにアルダフラを攻め立てていきます。後半7分にはアルダフラの守備を崩して、最後はゴール前に詰めていた西谷良介選手が確実にゴールネットを揺らしてリードを広げました。その後も相手の運動量が落ちてきたところを容赦なく攻め続けますが、チャンスをものにできません。
それでも後半17分、この試合3点目となるゴールを水谷颯真選手がセットプレーから決め、勝利を決定的なものとしました。その後、パワープレーを仕掛けてきたアルダフラに1点を返されますが、4-2で勝利した名古屋が難しい初戦でしっかり勝ち点3を獲得しました。
名古屋オーシャンズは次節、10日(土)にカズマFC(クウェート)と対戦します。
監督・選手コメント
フエンテス 監督(名古屋オーシャンズ)
初戦で勝ち点3を得ることができました。非常に難しく、タフな試合になりました。相手に先制点を奪われたことによって、非常に困難なゲームになってしまっていきました。それでも私たちは試合の途中から相手に適応していくことができ、少しずつ試合をコントロールできるようになって逆転することができました。非常に嬉しく思っていますし、これから次の試合に向けて準備を進めていきたいと思います。
FP #10 橋本優也 選手(名古屋オーシャンズ)
大事な初戦に勝つことができました。この試合まで負傷していましたが、ゴールを決めることもできました。今日のゴールは、ここまで僕の負傷をサポートしてくれた、すべての方々へのゴールだと思っています。次戦に向けて、またしっかりコンディションを整えて臨みたいと思います。最後に会場での応援、日本からの応援、ありがとうございました。
FP #11 星翔太 選手(名古屋オーシャンズ)
0-1と先制されて、非常に堅い試合の入り方をしていました。それでも名古屋にはセットプレーという武器があります。その部分で相手のディフェンスがずれたところを、タイミング良くキッカーと合わせることができてゴールを決めることができました。3選手にとってAFCフットサルクラブ選手権は初めてでしたが、リズムをつくれるようになりましたし、途中から守備の強度が上がったことでゲームがコントロールできるようになったと思います。
畠山タカシブルノ 選手(アルダフラFC)
名古屋オーシャンズは、非常に強敵であり、この大会にも慣れています。僕たちは全力を出しきって戦っても、名古屋に追いつけるかどうか分からない力の差がありました。そのため、非常に集中して気持ちを込めて戦わないと勝てないと思っていました。良い形で先制して、そのリードを保ちたかったのですが、やはり名古屋は強かったですね。初戦に負けてしまいましたが、決勝ラウンドに進めるように残りの2試合は頑張りたいと思います。
AFCフットサルクラブ選手権タイ2019
大会期間:2019/08/07(水)~2019/08/17(土)
会場:タイ/バンコクフットサルアリーナ
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