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初日を終えて松山城北が決勝ラウンド一番乗り! JFA 第27回全日本U-15フットサル選手権大会
2022年01月09日
JFA 第27回全日本U-15フットサル選手権大会が、1月8日(土)に三重県営サンアリーナで開幕を迎え、熱戦の火蓋が切って落とされました。
全国の予選を勝ち抜いた16チームが一堂に会している今大会。1次ラウンドは、その16チームを4つのグループに分け、1位チームのみが決勝ラウンドに進出できます。
初日を終えて、グループAの首位に立ったのは、開催地代表のヴェルデラッソ松阪U-15(三重)でした。初戦のアスペガスFC(関西1/奈良)戦では、一時は2点のリードを奪ったものの同点に追い付かれ、3-3で引き分けてしまいます。それでも、2戦目のセントラルFC宮崎(九州1/宮崎)との試合では、激しい点の取り合いから、FP五十嵐大湧選手の2ゴールの活躍もあり、4-3で今大会初勝利を得て、勝ち点を4に伸ばしました。
今大会の歴史で飛び抜けた実績を残している長岡JYFC(北信越1/新潟)とFCブリンカール安城U-15(東海2/愛知)が同組となり、注目を集めたグループBでは、直接対決に勝利した長岡JYFCが2連勝で首位に立っています。大会初出場の東急SレイエスFC(関東2/神奈川)も同じく2連勝で2位につけており、大会2日目の1次ラウンド最終戦で逆転での決勝ラウンド進出を目指します。
グループCでは、Jリーグ下部組織の北海道コンサドーレ旭川(北海道1)が強さを見せ、2連勝で単独のグループ首位に立っています。流動的な攻撃を見せる北海道コンサドーレ旭川は、2試合で12得点を挙げていますが、9人が得点者となっており、どこからでも点を取れるところがチームの強みとなっています。
ハイレベルな攻防が繰り広げられているグループDでは、松山城北FC(四国/愛媛)が2連勝でグループの単独首位に立ち、決勝ラウンド進出一番乗りを決めています。前回大会優勝のブリンカールFCは、今大会よりチーム組織が変わりU-15とU-14の2チームを本大会に送り出しましたが、両チームがそろって1次ラウンド敗退となってしまいました。
決勝ラウンド進出4チームが出揃うことになる大会2日目。若い才能の激突から、ますます目が離せません。
監督・選手コメント
FP #10 米田健人 選手(アスペガスFC)
フットサルは普段から技術向上の一環として取り組んでいます。自分たちがこれまで練習してきた部分を出せたところもあるのですが、出し切れていないというのが2試合を終えての感想です。全国大会というレベルが高い相手との試合の中で、どれだけ緊張をせずに自分たちの力が出せるかが大事だと改めて感じました。最後の試合では勝って終われるようにしたいです。
冨成弘之 監督(東急SレイエスFC)
やるからには経験値の高い相手との試合がしたかったので、グループ分けが決まった瞬間、「最高のグループに入った」と、コーチングスタッフで歓喜しました。理想は1次ラウンドの最終戦で引き分けでも決勝ラウンドに進める状態にしておくことでしたが、2連勝できたことにはチームの成長を感じますし、良いスタートが切れたと思っています。長岡JYFCさんには胸を借りるつもりでぶつかり、自分たちらしさが出せればいいと思っています。
FP #10 横山颯大 選手(北海道コンサドーレ旭川)
全国の初戦と2戦目で序盤は緊張しました。守備の堅い相手にも苦しみましたが、カウンターを狙って、ゴールに結び付けることができて良かったです。日々の練習から自分たちに余裕と自信を持ってパスをつなぐことを意識して取り組んだ成果が出せた結果の2連勝だと思っています。自分たちは、コロナの影響で高円宮杯には出場できなかったので、その悔しさをぶつけるために、ここに来ました。絶対に日本一になって帰りたいと思います。
FP #10 佐々木順士 選手(松山城北FC)
全国大会前に強化合宿も行いましたが、自分たちの戦術もはまり、選手とコーチが団結して戦えたので勝てました。この先の戦いでは、自分たちの戦術である4レーンをしっかりと守って、攻守の切り替えと最後の決定力を発揮できるように、集中力を発揮したいと思います。今年の小学校6年生は、中学生とも仲が良いのですが、彼らが出場する予定だったバーモントカップが中止になってしまいました。彼らの分も、この大会で頑張ります。
大会期間:2022年1月8日(土)~10日(月・祝)
大会会場:三重県/三重県営サンアリーナ
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