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【Match Report】フットサル日本代表 第3戦 韓国代表を相手に大量9点を奪い首位対決を制す【AFC東地区予選(5/17-5/21@マレーシア)】
2022年05月21日
AFCフットサルアジアカップクウェート2022予選(東地区)
2022年5月20日(金) KO時間 20:30(現地時間) 試合時間 40分(前後半各20分間のプレーイングタイム)
Kompleks Sukan Shah Alam(マレーシア/シャーアラム)
フットサル日本代表 9-0(前半5-0、後半4-0)フットサル韓国代表
得点
5分 オウンゴール(フットサル日本代表)
7分 上村充哉(フットサル日本代表)
8分 オリベイラ・アルトゥール(フットサル日本代表)
12分 金澤空(フットサル日本代表)
19分 黒本ギレルメ(フットサル日本代表)
21分 金澤空(フットサル日本代表)
32分 平田ネトアントニオマサノリ(フットサル日本代表)
39分 内田隼太(フットサル日本代表)
40分 加藤未渚実(フットサル日本代表)
スターティングメンバー
GK:黒本ギレルメ
FP:平田ネトアントニオマサノリ、吉川智貴、クレパウジ・ヴィニシウス、オリベイラ・アルトゥール©
サブメンバー
GK:高見政顕
FP:内田隼太、加藤未渚実、金澤空、堤優太、本石猛裕、原田快、毛利元亮、上村充哉
登録外メンバー(出場停止、怪我など)
GK:なし
FP:なし
マッチレポート
AFCフットサルアジアカップクウェート2022の東地区予選を戦うフットサル日本代表は、第3戦で日本と同じくここまで2勝の韓国代表と対戦し、序盤から試合を優位に進めて9-0で勝利しました。
20:30キックオフとなったこの日、チームは前日までの2連戦の疲れを取るべく日中はゆったりと過ごし、昼食後から夜にかけて試合に向けた準備を行いました。会場到着時には、同会場で直前に行われた試合に勝利し、東地区におけるAFCフットサルアジアカップ本戦の最後の出場枠を獲得し興奮冷めやらぬチャイニーズ・タイペイ代表に見送られながらロッカー入りしました。前日同様に若手からベテランまで全員で盛り上げながらウォーミングアップを行い、非常に良い雰囲気で試合へ。入場前に木暮賢一郎監督は「一人一人がクオリティの高いプレーを見せること、そして攻撃・守備だけでなくルーズボールの球際の1対1では絶対に負けないこと」と語り、また「10月にアジアチャンピオンになるため、今日がそのための最初の決勝戦だと思って全力で試合に臨もう。絶対に勝って、明日に繋げよう」とチームを鼓舞しました。
日韓戦ならではの独特な緊張感が漂うなか始まった第1ピリオドは、ここまで2勝同士の対決にふさわしく互いに先制点を狙い、試合開始早々からプライドをぶつけ合う激しい展開となります。日本代表はこの日、これまでとは異なり吉川智貴選手をスターティング5に起用。前線から強度の高いディフェンスで相手のボールを奪い、相手ゴールに迫っていきます。開始1分には平田ネトアントニオマサノリ選手が左サイドからクロスを送り、中央に構えた吉川選手がシュート。これはクロスバーを叩いてしまいますが、日本代表が勢いに乗って攻め込みます。すると5分、左サイドの深い位置でボールを持った吉川選手のマイナス方向へのパスを、中央で受けたクレパウジ・ヴィニシウス選手がコントロールから振り抜きます。このシュートが相手選手のオウンゴールを誘い、待望の先制点を奪います。勢いに乗る日本代表は7分、内田隼太選手が前線に浮き球のパスを送ると、相手選手がヘディングでクリアしたボールの落下点に先に入った上村充哉選手が豪快なダイレクトボレーシュートでネットを揺らし、追加点を奪います。更に直後の8分にも相手ペナルティエリア付近でのキックインから近くでパスを受けた平田選手が足裏でボールを中央へ送り、フリーになっていたオリベイラ・アルトゥール選手がシュートを決めます。勢いそのままに12分、前日ハットトリックを達成した本石猛裕選手が相手を背負いながらもボールをキープし、そこからパスを受けた堤優太選手がミドルシュート。これは相手に弾かれますが、跳ね返りに詰めた金澤空選手がきっちりと押し込み4-0とします。得点の開きに韓国代表は第1ピリオド残り2分からパワープレーをしかけてきますが、相手シュートをキャッチした黒本ギレルメ選手がそのまま無人のゴールへシュートを決めて5-0。5点のリードで第1ピリオドを折り返します。
第2ピリオドも日本代表は相手ゴールへ果敢に攻め続けると、21分、相手のコントロールミスを見逃さなかった平田選手がボールを奪い、ゴール前でフリーになっていた金澤選手のこの日2点目のお膳立てをします。6-0となってからは韓国代表がボールを握り、日本代表が相手の攻撃に耐える時間が長くなります。多くの韓国代表サポーターが会場に駆け付けたこの日、韓国代表の好プレーに大歓声が送られ、その声援を受けて韓国代表は勢いに乗って攻めに出ますが、縦のドリブル突破を図る相手に対して堤選手が1対1のデュエルにことごとく勝利し、攻撃の芽を摘んでいき、守備でも質の高さを見せます。すると32分、ここまでの味方選手のゴールをアシストしてきた平田選手がゴールを奪います。前線でボールをキープしながら放った得意の反転からのシュートが相手GKの手を弾いてゴールラインを割り、スコアは7-0に。37分から韓国代表は再度パワープレーを仕掛けてきますが、自陣でボールを奪った内田選手がドリブルで無人の相手ゴールまで持ち上がり追加点を奪うと、終了間際には黒本選手がハーフラインまでボールを持って上がり、左サイドの奥でパスを受けた毛利選手が中央の加藤未渚実選手へラストパスを送ってダメ押しとなる9点目。9-0で試合終了となりました。
ここ数年の東地区予選で接戦を繰り広げてきた日韓戦でしたが、9得点無失点と圧巻の試合運びを見せた日本代表へは、試合後に相手サポーターからも拍手が送られました。チームは明日東地区予選最後の4戦目、チャイニーズ・タイペイ代表との試合に臨みます。
監督・選手コメント
木暮賢一郎 監督
2勝同士の韓国との直接対決を制することができ、嬉しく思います。ここまでの2試合とは違う強度の高いゲームで、攻守に渡り違いを見せることができました。明日で連戦の4試合目になりますが、全勝で東アジアのトップとして本戦に進めるよう全力で戦いたいと思います。明日も応援よろしくお願いします。
GK #2 黒本ギレルメ 選手(立川アスレティックFC)
本日の韓国戦で勝利をできて嬉しく思います。初めての日韓戦でしたが、みんな良い準備をし素晴らしい試合をすることができました。さらに私も日本代表初ゴールを決めることができ、とても嬉しいです。明日が4連戦の最後の試合になるので、4連勝できるように頑張りたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。
ALA #7 金澤空 選手(立川アスレティックFC)
韓国は東アジアの中では1番のライバルということで、1つ目の決勝戦という強い気持ちを持って試合に臨みました。立ち上がりにゴールを奪えたことで、試合を支配することができたと思います。自分自身も2得点という目に見える結果でチームの勝利に貢献でき嬉しく思います。
まだ明日も試合が続くので、しっかりといい準備をして4連勝で日本に帰りたいと思います。
ALA #8 堤優太 選手(Y.S.C.C.横浜)
本日の韓国戦は9-0で勝利することができました。絶対に負けられない試合だったので勝利することができて嬉しく思います。チームとしては試合を行うごとに成長できていると思いますし、相手よりも高いクオリティでプレーできたことがこの勝利という結果に繋がったと思います。明日の試合も全員で1つになり勝利を掴みたいと思います。
PIVO #9 平田ネトアントニオマサノリ 選手(名古屋オーシャンズ)
韓国戦をしっかり全員で勝てて良かったです。これまでの3試合で内容的にも一番良かったと思っています。試合を重ねる度にチームとして成長していくしかないですし、それができてきいるので明日の試合もチーム一丸となって全員で成長していきたいです。
AFCフットサルアジアカップ2022東地区予選
大会期間:2022/5/17(火)~2022/5/21(土)
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