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3年ぶりの大会が開幕!開催地代表の大阪成蹊大などが初戦を突破 第18回 全日本大学フットサル大会

2022年08月27日

3年ぶりの大会が開幕!開催地代表の大阪成蹊大などが初戦を突破 第18回 全日本大学フットサル大会

第18回 全日本大学フットサル大会が8月26日(金)、大阪府の岸和田市総合体育館で開幕し、1回戦の4試合と順位決定戦の2試合が行われました。新型コロナウイルスの影響により、3年ぶりの開催となった本大会は、初戦から4試合中3試合が逆転勝利になる白熱の展開となりました。

初の全国大会出場を決めた東京大学フットサル部さんぱち先生(関東3/東京)は、開催地代表の大阪成蹊大学フットサル部(大阪)と対戦しました。3分には、トリッキーなセットプレーから先制点を挙げた東京大ですが、大阪成蹊大も徐々にボールを保持する時間を長くして反撃に転じます。1-1に追い付き、迎えた17分には、攻撃参加したGK片岡浩太選手が、鮮やかなミドルシュートを決めて、大阪成蹊大が逆転します。これで勢いづいた大阪成蹊大は、第1ピリオドのうちに2点を加えてリードを広げました。第2ピリオドも、ピヴォの城後大樹選手にボールを集める東京大の攻撃をしのいだ大阪成蹊大が、5-1のスコアで初戦を突破しました。

東海学園大学ユングブレッター(東海/愛知)と松山大学フットサル部(四国/愛媛)の試合は、両チームとも非常に堅実な守備を見せて、なかなか得点が動きませんでした。そうした中、18分、東海学園大はピヴォの藤本拓巳選手がボールを受けると、反転してドリブルでボールを運び、シュートを放ちます。「相手のGKがうまかったので、(ゴールに)近くないと入らないと思っていました」という藤本選手のゴールが決まり、東海学園大が先制しました。第2ピリオド、1点を追う松山大が猛攻を仕掛けましたが、東海学園大は最後までゴールを許さず1-0で勝利。2回戦進出を決めました。

甲南大学フットサル部(関西/兵庫)と長崎大学フットサル部フォルツァ(九州/長崎)の試合は、互いに譲らずに第1ピリオドをスコアレスで終えました。第2ピリオドに入り、甲南大が野口幹太選手のゴールで先制しますが、長崎大は直後のキックオフからの攻撃で窪田圭祐選手が左サイドから仕掛けて、同点ゴールをチームにもたらします。33分には、土田真平選手が反転シュートから逆転ゴールを決めると、攻勢を保つ長崎大は、ミドルシュートを相手GKが弾いたところを詰めた小川雄大選手が押し込み、さらにリードを広げました。最後まで守備が崩れなかった長崎大は、さらにパワープレー返しの1点を加え、4-1で勝利しました。

普段からフットサルをしている広島大学フットサル部(中国/広島)とサッカーをしている金沢大学サッカー部(北信越/石川)の試合は、序盤は両チームとも、互いの特徴を手探りする展開となります。その中で、広島大は立て続けにビッグチャンスをつくりましたが、なかなかシュートを枠に飛ばせません。それでも16分に、左サイドから印南慶太選手が先制ゴールを決めます。しかし、金沢大も18分に中野浩一郎選手が同点ゴールを決めると、一気に畳み掛けて、小菅竣也選手が2点を加えて広島大を引き離しました。第1ピリオドに2点のリードを奪った金沢大は、第2ピリオドにも小菅選手が、パワープレーを仕掛けた相手の無人のゴールにロングシュートを決めてハットトリックを達成。金沢大が5-2で勝利して、北海道大学エスペランサ(北海道)との2回戦に駒を進めました。

フットサル部同士の対戦となった順位決定戦では、松山大が東京大を、甲南大が広島大をそれぞれ破り、勝利で大会を締めくくりました。

大会2日目は準々決勝の4試合と、順位決定戦の2試合が行われます。

選手コメント

FP #27 門前直希 選手(東京大学フットサル部さんぱち先生)
チームで最初に決めた目標の一つに、全国大会出場がありました。それを達成できたことは良かったのですが、来たからには優勝を目指していたので、成果が出なくて残念です。逆転されて気持ちを切り替えられずに、ズルズルと失点する悪い癖が出てしまいました。3年生以下で全国の舞台に立った選手たちには、良い経験になったと思いますし、しっかり後輩たちに今回の経験を残していきたいと思います。

FP #10 藤本拓巳 選手(東海学園大学ユングブレッター)
一昨年にあった別の全国大会では勝つことができなかったので、そのリベンジを果たせてうれしいです。ベンチも声が出ていましたし、中でもみんなしゃべって、ピッチ内でも集中して、プレーできたことが無失点につながったと思います。明日はチャレンジャーという気持ちで挑みたいと思います。また点を決めたいですね。

FP #7 土田真平 選手(長崎大学フットサル部フォルツァ)
甲南大とは、前に試合をした時に負けていたので、勝てて良かったです。今年は九州リーグでも粘り強く試合ができていたので、先制されても崩れなかったのは、やってきた成果だと思います。逆転ゴールは、相手のフィクソが振り向いて打たれるのを嫌がっていたので、狙っていた形で点を取れました。明日の多摩大戦は、みんなも気合が入っていますし、向こうは負けられないと思うし、初戦の難しさもあると思うので、そこを突きたいと思います。

FP #10 小菅竣也 選手(金沢大学サッカー部)
ハットトリックできたのは良かったです。逆転ゴールを決めてからは、点を取りたくて仕方なかったので、自分の2点目の時は、味方も見ずに打とうと決めていました。先制されても普通にやれば逆転できると思っていましたし、焦らずにプレーできたと思います。個人的には、サッカーより楽しいです(笑)。3年前に(北海道大学)エスペランサに負けていて、ずっとリベンジすることを目標にしてきたので、楽しんで勝ちたいと思います。

全チームハイライト(8/26~27)

第18回 全日本大学フットサル大会

大会日程:2022年8月26日(金)~2022年8月28日(日)
大会会場:大阪/岸和田市総合体育館

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