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2年ぶりにフットサルB級コーチ養成講習会を愛媛県で開催

2022年09月29日

2年ぶりにフットサルB級コーチ養成講習会を愛媛県で開催

9月6日(火)から9月12日(月)の7日間の日程で、愛媛県伊予市の「ウェルピア伊予」にて、「2022年フットサルB級コーチ養成講習会 第2コース 前期」を開催しました。この2年間は、コロナウイルス感染拡大防止の観点より開催中止が余儀なくされていたため、2019年以来の開催となった講習会は、前川義信JFAフットサル指導者養成ダイレクター、谷本俊介フットサルB級インストラクター(ヴィッセル神戸)、そして村上哲哉フットサルB級インストラクター(ティードリーム)がメイン講師を務め、講習会を進めていきました。

受講者には、Fリーグ女子チームの監督から、都道府県選抜、地域リーグなど指導者だけではなく、普段はサッカーを指導している方がフットサルに興味を持ち、フットサルC級以上の学びを得る機会として本講習会を受講いただき、多くの方の学びの対象として受け入れることができました。

本講習会では、フィジカル要素まで捉えたフットサルトレーニングの構成を学びの一方の軸として、組織的なセットプレー、移行(トランジション)のフェーズ1から2そして3まで、定位置(ポジショナル)攻撃中の2人から3人が関わるグループ戦術、システム攻撃と特殊局面(退場局面とパワープレー)攻撃の基礎をもう一方の学びとして、実践を通じてその成果と課題を共有することができました。

フットサルB級コーチ養成講習会 第2コースの後期は、11月15日(火)から岡山県の「サントピア岡山総社」の施設をお借りして開催します。その間も受講者は、「間の学習」として、学びを続けてます。

インストラクターコメント

前川義信(JFAフットサル指導者養成ダイレクター)
育成年代全国大会の視察からも、皆さんの指導環境が大きく変化していることを感じられます。4種・3種・2種年代でフットサルの広がりと関心を持っていただいている指導者が多くいらっしゃり、この年代の指導者が持つ重要性がこれからますます高まるという思いが感じられました。今回の受講者の方々からも地域で活躍して、フットサルをプレーする多くの選手を輩出していく指導者が現れてくると思います。私自身も受講生の皆さんと素晴らしい経験の共有ができました。後期に向けて、学習、実践を経てレベルアップした受講生の皆さんと再会できることが今から楽しみです。最後になりますが、宿泊・講義・実技会場となった、ウェルピア伊予様、また会場の確保、補助スタッフの手配にご尽力いただいた愛媛県サッカー協会 藤岡心太郎様に感謝申し上げます。

村上哲哉(フットサルB級インストラクター/ティードリーム)
私自身、2017年に現役を引退し、その後フットサルA級ライセンスを取得し、これまで何度かC級インストラクターを務めさせていただきましたが、今回初めてB級インストラクターを務めさせていただきました。2年ぶりの開催ということもあり、参加希望者も多く、現役時代に共にプレーした選手や、Fリーグ指導者、地域リーグ指導者までたくさんの方々に参加していただき、フットサルの現場でまた再会できたことを心から嬉しく思います。
自身初めてのチャレンジで課題もたくさんありましたが、受講生の熱量に助けられ、充実した期間を過ごすことができました。受講生の中には、フットサルC級より内容の深いB級の講習に戸惑いを隠せない方もいらっしゃいましたが、1つのチームとして、受講生同士でサポートし合い、乗り越えていく姿には、私自身も大きなパワーをいただきました。前期で感じた課題を整理し、後期までの間に理解を深め、お互いレベルアップした状態で再会できることを楽しみにしております。
最後に、宿泊や会場確保にご尽力いただきました愛媛県のフットサル関係者の方々、また指導実践時にサポートしてくれた三津浜FCの選手、松山大学、愛媛大学の学生の皆さん、ありがとうございました。

受講者コメント

上久保仁貴 さん
インストラクターの方々、受講者の皆さまと大変貴重な1週間を過ごすことができました。またそれぞれ背景が違う人たちがフットサルを通じて繋がりを持てたことを嬉しく思います。前期で得たものをしっかりと後期に繋げていきたいと考えます。

横山友昭 さん
コロナで2年、3年越しの応募からの受講となりモチベーション高く臨めました。参加してみて自分の実力のなさを改めて痛感しましたが、後期に向けてしっかり準備して臨みたいです。

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