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【Match Report】フットサル日本代表 韓国から大量得点で勝利!GS突破へ前進 AFCフットサルアジアカップクウェート2022 GS第2戦
2022年10月01日
フットサル日本代表は9月30日(金)、AFCフットサルアジアカップクウェート2022のグループステージ第2戦の韓国戦に臨みました。
初戦でサウジアラビアに1-2で敗れ、決勝ラウンド進出の可能性をつなげるためにも勝利のほしい日本。木暮賢一郎監督は日韓戦のスターティングファイブに、GKピレス・イゴール選手、FP水谷颯真選手、吉川智貴選手、オリベイラ・アルトゥール選手、平田ネトアントニオマサノリ選手を起用しました。
東アジア予選でも対戦し、その時は9-0と快勝した韓国に対して、日本は先制点を与えないように慎重に戦いながらも、積極的にゴールを狙っていきます。第1ピリオド6分、左サイドからのキックインを得ると、吉川選手が上げたボールをアルトゥール選手がボレーシュートで合わせます。シュートを弾いたGKが、ボールをゴールに押し込む形となり、日本がオウンゴールで先制しました。
初戦ではなかなか2点目を挙げることのできなかった日本でしたが、この日はすぐに追加点を挙げます。先制点から1分後、アルトゥール選手が相手選手とボールを競り合い、こぼれたボールをクレパウジ・ヴィニシウス選手が回収すると、平田選手へパス。平田選手のパスを受けたアルトゥール選手が強烈なシュートを突き刺し、リードを広げました。
第1ピリオドが9分以上残っている段階で、韓国はパワープレーを仕掛けてきます。相手にボールを保持される時間が長くなったものの、日本は集中した守りを見せて得点を許しません。逆に第1ピリオド残り2分でセットプレーを得ると、水谷選手が左足で強烈なミドルシュートを決めて、3点リードでハーフタイムを迎えました。
第2ピリオドをGKイゴール選手、FP石田健太郎選手、清水和也選手、金澤空選手、そして今大会初出場となった原田快選手の5人でスタートさせた日本は4点目を狙っていきます。そして第2ピリオド8分には、長坂拓海選手のパスを受けた石田選手がワンタッチでGKの頭上を抜く鮮やかなループシュートによる代表初ゴールを決め、チームのリードを4点差に広げました。
日本は第2ピリオド9分にも、GKイゴール選手のスローを受けた長坂選手の落としたボールを金澤選手がゴールに決めて5点差にします。さらにパワープレーを仕掛けてきた韓国のミスを逃さずに吉川選手が無人のゴールにシュートを決め、6-0と快勝。今大会の初勝利を挙げて、決勝ラウンド進出に望みをつなげました。
続いて行われたベトナムとサウジアラビアの試合は、ベトナムが3-1で勝利したため、日本は1次ラウンド最終戦でベトナムに2点差以上を付けて勝利すれば、グループ首位通過が決まります。運命を大きく左右するベトナム戦は2日に行われます。
監督・選手コメント
木暮賢一郎 監督
この試合に勝利することができてうれしく思いますし、(決勝ラウンド進出を懸けた)大会の戦いに戻ることができたと感じています。長い時間パワープレーをされたので、まずは忍耐力が必要でした。選手たちは粘り強く戦い、試合をコントロールするために次のゴールを狙いました。私たちにとって、全ての試合が決勝戦です。私たちの目標はチャンピオンになることで、全ての試合でベストを尽くしますが、次の試合は特に重要になります。自信を持って臨まなければいけませんし、私は自分の選手たちを信頼しています。
FP #3 水谷颯真 選手(名古屋オーシャンズ)
まずはホッとしたという気持ちがあります。おとといの試合では、なかなか点が入らなかったので、前半から点を取ることができて、チームが良い流れで進むことができたと思います。ゴールのときは相手のDFが中に絞ると言っていたので、そこを見つつ狙いました。点が入る前に思いっきり打ったシュートが、マサ(平田選手)の方に行ったので、点を取った場面ではコースを狙ってリラックスしてシュートを打てました。この試合で勢いに乗れたと思うので、次の試合も絶対に勝ちたいと思います。
FP #5 オリベイラ・アルトゥール 選手(名古屋オーシャンズ)
日本と韓国の試合はダービーなので、とても難しいゲームになりました。サウジアラビア戦は、僕たちの日ではありませんでしたが、今日は僕たちの日だったと思います。みんながベストパフォーマンスを発揮したことで、結果も良いものになりました。ベトナムは今日の映像を見て、分析してくるでしょうから、その裏を突けるような準備もしないといけません。自分たちにとっては決勝戦と同じ試合になります。先を見ず、まずはベトナムに勝つことに集中したいと思います。
FP #8 上村充哉 選手(立川アスレティックFC)
サウジアラビア戦が、ああいう展開になってしまったので、今日は初めからしっかり点を取っていこうと入っていき、そういう展開になったので良かったです。経験のある選手も多く、若い選手も元気が良いので、しっかり切り替えてできました。難しい試合になることは、(吉川)智貴選手やアルトゥール選手に聞いて分かっていました。そこを打破していきたいなと思っていました。ベトナムはバリエーションも多く、すごく良いチームだと思いますが、勝つだけです。
ハイライト
YouTube(AFC):#ACFutsal2022 - Group D | Korea Republic 0 - 6 Japan
AFCフットサルアジアカップクウェート2022
大会期間:2022年9月27日(火)~2022月10月8日(土)
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